ライディング イン コリアー、 走れ!アラ還チャリダース part2

古都慶州への85kmをロードバイクで疾駆! 

プロローグ
韓国の地をロードバイクで走りたい!」という思いを胸に、       
昨年7月の釜山での海雲台疾走(失踪)?!につづく第2弾。
今回は釜山~慶州、そして慶州桜ロードを走ります。
ツーリストは4名、前回、歳の順に並べ、大ひんしゅくを買いましたので、
今回は順不同で紹介します。
●  まんじゅう王子(年の順は書かんでえーち言うたやん!!)
●  テラちゃん(でも、順番は王子からです!)
●  タメちゃん(今回もボクが一番若いのかな?な?な?)
●  みっぴー(一番若いのは私に決まってるでしょ!でもね、年齢は書かなくていーのよー!!)
今回もロードバイククラブ“BLUE GLASS”のツワモノ3人と未だ通勤チャリダーのタメちゃんです。
ちなみに前回参加したキチさんは大分県での3時間耐久レースのためキャンセル!
「次回の下見の下見、よろしくでーす。」 by キチ
「キチさんの分まで走ってくるよー」 by tera
タコ君は一月前に腰骨を骨折し、涙のキャンセル!!
入院先の病院からは関釜フェリーターミナルが対岸に見え、
「俺も連れて行っちゃりー!」 by tako
「交通事故にはくれぐれも注意しましょうね・・・・・」 by mippy

1日目(3月27日)

19:00 出国
前回のような事故もなく、桜花咲く下関国際ターミナルにまんじゅう王子、寺ちゃん、mippyの3人が終結。
う、う、うん。4人じゃないの?  ためちゃんはどしたーん?
「タメちんなんかおらんでええよ、今回はわしがリーダーやけんね」 by まんじゅう王子
3人を乗せたフェリーはどらの音を響かせ、関門海峡を出航。

2日目(3月28日)

 08:30 入国
釜山到着、天候は晴れ、気温は7度。今回も絶好のチャリ日和です。3人(やっぱ3人?)は輪行袋を抱え、釜山入国。釜山国際ターミナルには所用(本当?遊びやないのォ?)で、先着していたタメちゃんとMTBクラブの皆さんが出迎えに来ていた。挨拶もそこそこに全員のバイクを積み、いざ、ノポドンへ。
 09:30 全員集合
ターミナルからライディングとも考えたのですが、不慣れな都市部走行を避け、ノポドンまではサポートカーで移動することにしました。ノポドンでマンガさんと合流。今回はマンガさんの知り合いの元競輪選手や現役競輪選手も途中までサポートとして先導してくれるということで、とりあえず、全員集合、お互いによろしくの挨拶。

ここで釜山側のメンバー紹介。
●  カプス(今回も総責任者をして頂ました)
●  マンガさん(宮本武蔵をこよなく愛する元軍人、走行中のリーダー)
●  ジョンさん(忍者のごとく、全体を影からサポート、心強い存在です)
●  イーさん(サポートカーを運転して頂きました)
●  きっぴー(水分や補給食調達と会計担当)
●  競輪選手チーム(4名でしたが全員の名前は忘れました)
ここ、ノポドンはタコ、タメ、コンビが昨年4月、アポなしで訪れた競輪場のある町。
思い返せば、ここから“ライディングコリア”の歴史は始まった!バイクを組み立て、勢いよくアップに走り出したテラちゃん、あっという間に見えなくなる。
「もう、出発ですか?」 by mippy
「テラちゃんは元気が余ってるの、しばらく帰って来んよぉ!」 by まんじゅう王子
「じゃ、まだゆっくりできますね」 by mippy
5分後、テラちゃんが戻り、
「では、そろそろ行きましょう!」 by capus
10:00 ノポドン出発(ライディン開始)
気温9度、晴天、ノポドンから国道35号線を北上、チームは20kmほどの通度寺を目指し走り出す。
先導はマンガさんと競輪チーム、とても心強い。
マンガさんを先頭に、そろそろ、しゅ・っ・ぱー・―つ!  マンガさんを先頭に、そろそろ、しゅ・っ・ぱー・―つ! 

マンガさんを先頭に、そろそろ、しゅ・っ・ぱー・―つ! 

言葉は分からなくても気持ちは通じます?? 言葉は分からなくても気持ちは通じます??

言葉は分からなくても気持ちは通じます??

10:30 休憩 (スタートから約15km地点)
右側通行の違和感があるものの、競輪チームの先導でゆっくりと30分間走り、第一休憩地点で休息。ここで、競輪チームとはお別れ、束の間の交流でした。有難うございました。果物、お菓子、水分を補給し、約15分の休憩後、元気に出発。韓国路にも慣れたテラちゃん、マンガさんと先頭を走る余裕。
競輪選手チームの先導はここまで。1時間の先導、有難うございました。またお会いしましょう。 競輪選手チームの先導はここまで。1時間の先導、有難うございました。またお会いしましょう。
競輪選手チームの先導はここまで。1時間の先導、有難うございました。またお会いしましょう。 競輪選手チームの先導はここまで。1時間の先導、有難うございました。またお会いしましょう。

競輪選手チームの先導はここまで。1時間の先導、有難うございました。またお会いしましょう。

11:30 通度寺 到着 (約20km地点)
韓国三大名刹の通度寺の山門到着、境内見学をしたいところではあったが急ぐ旅路、
ここは昼食休憩をするために山門前の店に入り、李さんのご指導のもと、山菜ビビンバの食べ方を教わり味わう。
通度寺門前で記念撮影の後、食堂でチジミと山菜ビビンバを注文、李さんの手つきを見てビビンバを混ぜる寺ちゃん 通度寺門前で記念撮影の後、食堂でチジミと山菜ビビンバを注文、李さんの手つきを見てビビンバを混ぜる寺ちゃん
通度寺門前で記念撮影の後、食堂でチジミと山菜ビビンバを注文、李さんの手つきを見てビビンバを混ぜる寺ちゃん 通度寺門前で記念撮影の後、食堂でチジミと山菜ビビンバを注文、李さんの手つきを見てビビンバを混ぜる寺ちゃん

通度寺門前で記念撮影の後、食堂でチジミと山菜ビビンバを注文、李さんの手つきを見てビビンバを混ぜる寺ちゃん

12:30 通度寺 出発
通度寺を後に再び国道35号線に戻り一路慶州へ向け、走り始める。先頭のマンガさんとテラちゃん、快調に飛ばす。まんじゅう王子、ミッピーはkapusuと、タメちゃんはMrジョンと写真を撮りながら並走、キッピーが徐々に遅れ始める。テラちゃん、最高速度60kmで爆走、まんじゅう王子、ミッピーも元気に追走、Kapusuも必死で猛追する。
13:45 45km地点の小学校 到着 (校庭で休憩)
学校の建物や様子は日本とほぼ似たようなものだがスクールバスが停車中。普段は子供たちで賑わうスクールバス乗り場でしばしの休息。キッピーの用意してくれたお菓子やバナナで栄養補給し15分の休憩後、出発。
古代人の描いた遺跡前で

古代人の描いた遺跡前で

15:30 天井里遺跡 到着 (65km地点)
国道35号線から東に約5km、天井里にある1万年前の古代遺跡に到着。
到着目前でキッピーのMTBがパンク、キッピーを残し、先を急ぐ。
(パンクはご主人のイさんが手際よく修理されたそうです。)
崖には古代人が描いた壁画がくっきりと残っていた(残念ながら写真には写りませんでした)。
近くを流れる川の岩には恐竜の足跡も残っていると言うことだが、
そこまで行く時間がありませんでした。
16:00 天井里遺跡 出発
山中と言うこともあり、4時を過ぎると気温がかなり低下してかなりひえを感じる。
一刻も早く慶州へという思いと広い直線道路が続き、BLUEGRASSメンバーはガンガンと飛ばし始める。
釜山を出発して6時間、車も少ない片側3車線の広い道路をゆったり走り、リラックスしています。 釜山を出発して6時間、車も少ない片側3車線の広い道路をゆったり走り、リラックスしています。
釜山を出発して6時間、車も少ない片側3車線の広い道路をゆったり走り、リラックスしています。 釜山を出発して6時間、車も少ない片側3車線の広い道路をゆったり走り、リラックスしています。

釜山を出発して6時間、車も少ない片側3車線の広い道路をゆったり走り、リラックスしています。

16:30 仏国寺入り口 (75km地点)
慶州市内まで後10km、というところでタメちゃんのバイクに異変 
「ありゃ、パンクしてる」 by tame
すかさずMrジョン氏登場、他のメンバーも引き返してくれる。
「一人で修理できる?」 by まんじゅう王子
「OKです。お先にどうぞ」 by tame
結局、残り10kmと言うことでタメちゃん号はサポートカーに収容。
時間の経過とともに気温も下がり、花のない桜ロードをひたすら走り続けるメンバーの後姿に哀愁が漂う ・・・・・・・・・・! 時間の経過とともに気温も下がり、花のない桜ロードをひたすら走り続けるメンバーの後姿に哀愁が漂う ・・・・・・・・・・!
時間の経過とともに気温も下がり、花のない桜ロードをひたすら走り続けるメンバーの後姿に哀愁が漂う ・・・・・・・・・・! 時間の経過とともに気温も下がり、花のない桜ロードをひたすら走り続けるメンバーの後姿に哀愁が漂う ・・・・・・・・・・!

時間の経過とともに気温も下がり、花のない桜ロードをひたすら走り続けるメンバーの後姿に哀愁が漂う ・・・・・・・・・・!

16:45 慶州市内へ
目的地の仙桃山房を探す。気温は4度に低下、全員慌しくウインドブレーカーを着込む。 
17:00 仙桃山房 到着 (釜山からの走行距離85km)
仙桃山房は築100年を超える慶州の伝統家屋で民泊(韓国独自の民宿)を営んでいる。
表門から繋がる庭園を歩き、母屋へ入る。昨年7月、ご主人と2人で日本を旅行中の自転車トラブルでクリックに立ち寄ったご縁で今回の宿泊地となった。写真の朴さんは仙桃山房のご主人の娘さんで絵描きさん、ご主人は書道家、ご両親も絵を描かれる芸術家一家です。到着後は梅の花を落とした緑茶と果物で冷え切った身体を温めていただきました。翌朝はまだ寒気の残るお庭でモーニングコーヒーを頂きました。 趣豊かな韓国伝統民家での宿泊体験も大変よい思い出となった。

3日目(3月29日)

翌日は慶州市内と市内から東北約30kmに位置する良洞民俗村を観光。
良洞民俗村は15~16世紀頃に李氏朝鮮時代の両班によって造成され、韓国伝統の瓦葺両班家屋や藁葺き屋根の家屋に今も村人が儒教文化と古くからの伝統を受け継いで生活している村である。
交流夕食会は焼肉です

交流夕食会は焼肉です

慶州市内観光(大稜苑)

慶州市内観光(大稜苑)

慶州良洞民俗村 慶州良洞民俗村 慶州良洞民俗村

慶州良洞民俗村

おわりに 
今回は慶州の桜ロードを走ろうというテーマでしたが、残念ながら桜は芽吹いてもいませんでした。
しかし、韓国三大名刹の通度寺、古代人が描いた壁画のある天井里古代遺跡、
15~16世紀頃の李氏朝鮮時代の生活にも触れることができました。
釜山MTBクラブとの交流ライディングも2回目、貴重な体験となりました。
次回のライディングは未定です、楽しい企画があればご連絡ください。お待ちしています。

【前回の旅行記】

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-05-26

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