スペシャル記事

信と朋　夫婦で行く釜山旅行３泊４日　～２０１６年～

梅雨真っ盛りの６月下旬、今年は釜山でのB級グルメ・B級ショッピング旅へ！

「つ～ば～き咲く～♪ は～る～なのに～♫ あ～な～た～は～帰らない～♪ 」
この歌のメロディー（釜山港へ帰れ）が出てくる人は、立派に育った中年以降の人でしょう（笑）ということで釜山に行ってきました。ただ、梅雨真っ盛りの６月下旬、釜山ナビで見る限り、今日からの４日間は雨、雨、雨、雨の天気予報。楽しみにしていた旅はがっかり感での始まりとなりましたが、果たして嫁の願かけが少しは通じたのでしょうか？
それでは、今年は釜山でのB級グルメ・B級ショッピング旅に出かけてきま～す!!

１日目：6月21日（火）

釜山に向け、いざ出陣!!　
　関空発11：00、去年に引き続きエアプサンに乗って釜山に向かいます。ＬＣＣとは言っても座席はそんなに狭くなく、軽食ですが機内食が出て、荷物も１人20kgまで預けられます。座席予約はネット購入時に無料でOK。それでもって、早割キャンペーンで購入したので１人往復 12,000円（空港税等込）。なんと素晴らしい航空会社なのでしょうか。すぐにでもまた行きたくなってしまいます。


後ろの ○ーチ航空とはえらい違いです		韓国メシを食べに行く私たちにとってはちょうどよい少なめの量です

まずはホテル周辺を散策してからチェックイン　
　今年の宿は、去年泊まって気に入った“ホテルアベンツリー釜山”です。国際市場のアリラン通りの１本東にあるチョルムメ通り（若者通り）に位置しているとても便利なホテルです。13：30にホテルに着いたので先に荷物だけ預けて、BIFF広場からチャガルチ市場を歩き、チャガルチ駅から南浦駅に続く地下街を覗いてきました。

BIFF広場をチャガルチ市場に向かいます		道路を渡り１本目の小路を入ると、コッチャン（ホルモン）通りです
チャガルチにあるチュヤサンフェ（昼夜商会）		チャガルチ駅から南浦駅に続く地下商店街
ホテルはビルの6～8Fにあり、１Fの入口は少しわかりにくいかもしれません		オープンして３年ほどなので、お部屋もきれいで快適、おすすめです

早めの晩ごはんに出かけます!!　
　今回の初韓国メシは、去年店の前を通って気になっていたお店“トンギンサムギョプサル”でいただきます。とてもラフな感じの入りやすいお店で、国際市場すぐ隣のチョッパル（豚足）通りにあり、夜になると大勢の人で賑わっています。店にお邪魔したのが17:00過ぎ、私たちを入れてまだ３組だけだったので、ゆったりお肉を味わうことができました。
　カブリサル２人前、ソカルビとサムギョプサルを１人前ずつ。ビール２本、ソジュ１本を飲んで、締めて 39,000ウォン也。チャ～ルモゴスミダ!!

可愛らしい豚（トン）ちゃんのイラストが目印		バンチャンがいろいろ出てきて、まずは豚ちゃんからいただきます
大好きなケランチムが出てきます		テンジャンチゲも出てきます
とても美味しそうに焼けてきました		牛カルビもいただきます

晩ごはん第２弾は、少し失敗の巻(´；ω；｀)　
　お肉でお腹が満たされたあと、運動がてらにハナロマートで早速お土産を物色します。一旦ホテルに戻ってしばし休んでから韓国メシ２回戦に出発です。お肉のあとはやっぱり魚でしょう、と言うことでチャガルチ市場へ。いろいろ見て歩き、やさしそうなアジュマが呼び込む“ハルメコムジャンオ”というお店に入ったのはいいけれど････

　～反省点～
　　生簀でアワビを選んだのはよかったのですが、もう１品頼んだアナゴ焼きは、現物をちゃんと確かめなかったので、出てきたものの小さいこと (ﾟдﾟlll) ぼられ感満載。
　　帰りに「小さすぎる（怒）高すぎる（怒）」と言ったのですが、笑って見送られました。（ﾟдﾟlll）チックショー

　アワビ４つ（さしみで2つ、塩焼きを2つ）10,000ウォン、あなご１匹 30,000ウォン、ビールとソジュを１本ずつ頼んで、締めて48,000ウォン也。

歩いていると韓国らしい素敵な車が･･･		チャガルチのフェッチブ（刺身屋）が並ぶ通り
出前のカラオケ屋さんが･･いいですね～		このお店に誘い込まれてしました
ここで、あなごを目で見て決めていれば･･		飾りっけのないアワビのさしみ
アワビ塩焼きとあなご焼き、小っさ～（怒）		バンチャンもこの程度でした

　2人でブツブツ言いながらお店をあとにし、向かうはBIFF広場通りに続く屋台街。そこで唐揚げ、スンデ、キンパッを買い、コンビニでビールとソジュを調達してホテルで戻って小宴会を開きました。そろそろいい時間です。チャルチュムセヨ～!!

占いやさんが並ぶ一角があります		それに続いてポジャンマチャが並びます
もも１本と手羽付きむね肉半身で 5,000ウォン		キンパッ各種　１本 700ウォン

２日目：6月22日（水）

今日は朝から海雲台方面へカジャ!! カジャ!!　
　コーヒーと昨夜の宴の残りで朝ごはんをすませ、降りしきる雨の中、海雲台に向かいます。バス停に行って見ると20分待ちの表示、なので地下鉄を乗り換えながら行くことに････着いたのは、すでに11時を回っていたので早速お昼ごはんということで、海岸にほど近い“ハンバンチャンオグイ”という、うなぎのお店でいただきました。
　うなぎ3匹 39,000ウォン、チュオタン（どじょう汁）１つ、コンギパﾌﾟ１つ、ビール2本にソジュ1本頼んで、締めて 58,000ウォン也。チャ～ルモゴスミダ!!

いつもソウルで使うT-moneyカードで		雨にけむる海雲台の海岸
2Fがうなぎ屋さん、1Fは焼肉屋		メニューはこれだけです
まずは、バンチャンが並び		テンジャンチゲが出ます
そして、メインのうなぎが登場		ここで、白ご飯を頼むとバンチャン付き
そのあと、どじょう汁を頼むと白ご飯とバンチャン付きで････参りました(´；ω；｀)		昨日とは違い明朗会計!!うれしくなります
食後は海雲台市場を通って街を散策		この市場は食べ物屋さんも充実しています

海雲台市場海雲台ビーチから徒歩5分のローカル色強い市場！

センタムシティーに寄って、ナムチョン（南川）にあるお店で晩ごはん　
　地下鉄でセンタムシティーに戻り、新世界百貨店を見物。その横のホームプラスで土産物を物色した後、またまた地下鉄に乗って南川に向かいます。今日の晩ごはんは、鄭銀淑（チョン・ウンスク）さんの「韓国の人情食堂」という本に紹介された“テナムポチャ”でいただきます。ゆでダコを出す大衆酒場的なお店で、17：30の開店前に行ったにも関わらず、雨の降る中４組のお客さんがいて、私たちが食べ終わった頃には人が並んでいました。

　ゆでダコセットにビール2本、ソジュ１本で締めて 56,000ウォン也。

さすが、話に聞くとおり巨大百貨店です		プサンロッテジャイアンツの宣伝、巨人とソフトバンクのパクリのような気も････
“テナムポチャ”はコンテナのような建物		店の中はこんな感じで～す
まずはスープが登場		続いていろいろバンチャンが出てきます
何て言う貝なのでしょうか？		カレイの煮付け　なかなかアテになります
ついにメインのゆでダコが登場で～す		アジュマがカットしてくれました。ただ、タコの頭は持って行ってしまいます
食べたことのない葉っぱが出てきて････これに包んでいただきます		スナンシーウォンというソジュが人気だそうです。16.9°で飲みやすい(・∀・)
ミルミョンのような麺がでてきました		最後にタコの頭が出てきて切り分けてくれます

本日の晩ごはん第２弾へ　
　一旦、ホテルに戻り、出かけたのはチャガルチにある三原荘前の“プンジョンチッ”という食堂。大衆食堂といった感じで、22：00頃だったのでお客さんもいなくてアジュマが１人でやっていました。安くていいお店で、またお昼に行ってみようと思います。

　スンドゥブ１人前、ケランマリ１つを頼み、ビール２本で締めて 19,000ウォン也。

メニューはこんな感じ		お決まりのバンチャンが出ます
大きさが分かりづらいのですが、２人前ぐらいはありそうです		ホルモンが入っていてあまり辛くなく、なかなかいいお味です
ケランマリもボリュームがあります		昨日の昼間に撮ったお店の写真

　またまたコンビニでお酒とつまみを買い、ホテルで３次会を開いたのでした。今日もよく歩き、とっても疲れました。チャ～ルチュムセヨ。

３日目：6月23日（木）

雨の天気予報が････ヾ(*´∀｀*)ﾉ
　目覚めると何とそこには青空が広がり、思っていなかった光景に朝から２人はハイテンション。今日もコーヒーと昨晩の残り物で朝食を済ませ、急遽予定を変更し、私は15年ぶり、嫁は初めてのプサンタワーに登ってみました。

チェジウさんが登場してからは初めて来ます		チャガルチ方面　街の姿がよく分かります
左に見えるのは光復路のロッテ百貨店		こういう写真にはやっぱり青空が似合います

　龍頭山公園をあとにし、国際市場から富平市場を歩き回って、富平市場の中にある“ミリャンチッ”で早めのお昼ごはんにします。やっぱり、釜山に来たらテジクッパでしょう!!ということで、以前来た時に気になっていたお店に入ります。

　スユペッパン２つで18,000ウォン也。食後にスイカのサービスが。コマスミダ～!!

市場の中の１軒でこんな店構えです		メニューはこんな感じ
２人分のゆで肉です		それぞれスープとご飯でいただきます

トリックアートの世界を体験
　ロッテ百貨店、ロッテマート、南浦～チャガルチの地下街、ハナロマートとたっぷりショッピングして歩いたあと、一旦ホテルに戻り、次に出かけたのはBIFF広場の近くにある“トリックアイミュージアム”。そこで、トリックアートの傑作を楽しんで来ました。
　入場料 1人 10,000ウォン。

本日の晩ごはんは西面でいただきます
　地下鉄で行き、まずは西面駅から釜田駅に続く地下街でお買い物。なかなか買いやすいショッピング街で、嫁の気に入ったものを数点ゲット。
　今日はお昼も豚ちゃんを食べたのですが、晩もお肉で行っちゃいます。ということで、西面駅4番出口から歩いて2～3分、“カルメギモクチャン”というお店へ入ります。焼き網の周りに卵とチーズを流し焼き、お肉と一緒に食べるといったスタイルで、サラリーマンや若者が多く集うお店です。

　マヌルカルメギッサル２人前、ソカルビッサル２人前、サムギョプサル１人前を頼み、ビール2本とソジュ1本を飲んで、締めて48,100ウォン也。

店内はこんな感じです		お肉は3人前から注文OK
こんな感じでセッティングされます		そろそろ、火が通ってきました
ちょっと物足らず、サムギョプサルを追加		オープンスタイルのこんな店構えです

今宵2軒目はさすがにシーフードで!!
　チャガルチに戻り、向かったのは今回初めて韓国メシをいただいた“トンギンサムギョプサル”の隣にある、“クンヘムルチョンジ”というお店。ここも地元では人気店だそうですが、21時を回っていたので比較的ゆったりできました。

　チョゲチョンゴル小（2人前）、アワビ2ヶ追加注文、ビールにソジュを1本ずつ頼んで、
締めて50､500ウォン也。チャールモゴスミダ!!

大きさによって若干中身が異なるようです		2人前は一番品数が少ない？
でも、小さめですが、カニが入ってます		豪勢にアワビを追加しました
シメでカルグクスの投入		初日の昼間に撮った“クンヘムルチョンジ”

　またまた、今夜も屋台でチキン半身とキンパッ５本を買って帰り、最後の晩餐です。
　本日も美味しものをいただきました。チャ～ルチュムセヨ☆GOODNIGHT☆(；д；)

最終日：6月24日（金）

最後のお昼ごはんは、あの有名店で
　昨日とは一転、窓の外は雨が叩きつけるように降っており、テレビのニュースではJYJのユチョンが何人かの女性によからぬことをして逮捕？された様子が何度も流れていました。結局、部屋の中でウダウダと過ごして11：00にチェックアウト。そのまま、ホテルに荷物を預けて、早めに昼ごはんを食べるために“ケミチブ”へ出かけます。

　ナッコプセポックンペッパン（タコ、エビ、ホルモン炒め定食）2人前。
ビールとソジュを1本ずつ飲んで、締めて 26,000ウォン也。マシショッソヨ（満）!!

ここのナクチポックンは最高です		オープンカウンターのある店内の様子
バンチャンが並び始めます		エビ・ホルモン入のナクチポックンに点火
とっても美味しそうに出来上がりました		シメのポックンパブ　最高です!!

そろそろ帰る時間が迫ってきました(´；ω；｀)
　食後、ハナロマートで最後の買い物をしたあと、チョッパル通りへと向かいました。まだ、一度も入ったことのない“プサンチョッパル” で、日本に帰って食べる今晩のおかずをゲット。お持ち帰りは、豚足だけでなく、サニーやごまの葉、にんにく、サムジャン等々も一緒に包んでくれます。

チョッパル通りでは一番流行っているかも

小サイズをテイクアウト

　ホテルに戻り、預けた荷物にいろいろ詰め直し、タクシーで空港に向かいます。何かが味方してくれるのでしょうか？ちょうど荷物を持って移動する時は雨が止みます（嬉）。

　空港でも最後の食事をと、参鶏湯をいただきました。
今回も美味しいものをたらふく食べ、心行くまで酒をあおり、私たちのB級グルメ、B級ショッピング旅が終わります。