信が行く　済州島・釜山の旅 2泊3日　～２０１３年～

韓国には数えられないぐらい行っていますが、そのほとんどがソウルばかり。…考えてみると25年ぶり2回目の済州島、10年ぶり4回目の釜山です。いつもは嫁と2人で出かけるB級グルメ旅なのですが、今回は社内旅行で出かけるちょっと贅沢な旅とあって、観光にグルメにとそれなりに楽しんできました。但し、毎年あるこの職場の旅行は、朝から晩までいろんなところに出かけ、結構ハードなものなのです（疲）。それでは、カジャ!!

信と朋、夫婦で行く毎年恒例のソウル旅行～2010年～もしかしたら今年もう1度行くかも？？!!マシンヌンソウル２泊３日！

ソウル旅行記「信と朋、夫婦で行く恒例のソウル旅行～2011年～」関空発11:45に乗り、今年もまたB級グルメ・B級ショッピング旅の始まりです!!

ソウル旅行記「信と朋、夫婦で行く恒例のソウル旅行～２０１１、 Part２～」今年2回目のソウルへ行くセヨ!!『Ｂ級グルメ・Ｂ級ショッピング旅』

信と朋　夫婦で行く恒例のソウル旅行～２０１２年～ ♪いつものよ～に幕～が開～き（ by ちあきなおみ）

信と朋　夫婦で行く恒例のソウル旅行2泊3日～２０１３年～「今年はどうする？いつ行く？」「そりゃ～、行くなら、今でしょ!!」

6月16日（日）

関空9:00発の大韓航空で済州島へ
普段、あまり早いフライトには乗らないので、7時台の閑散とした関空を目の当たりにしてまずビックリ。航路にしても、中国地方を横切り朝鮮半島に向かう、いつものソウル線とは違い、四国を横切って九州を突き抜けるという、何となく新鮮さを感じるものでした。

		四国南部の海岸沿いを飛行中
LCCに負けないくらい狭い（涙）		食事は質素…でもビールは進みます

我々一行14人を出迎えてくれたのは、文（ムン）さんという器量がよくて、よく気の利く女性のガイドさんでした。今日と明日の2日間、チャルプタカンミダです!!

1か月前にソウルに行った時、100ウォン＝9.61円という円の最安値だったのですが、4週間で100ウォン＝8.70円までに回復。1万円両替すると115,000ウォンです。
※新済州市の両替屋さんでは117,500ウォンで両替できました（喜）!!

着陸!!　ホッとする瞬間です

オソオセヨ～　梅雨の中の好天気。本当に済州に来た～って感じです

早速、竜頭岩（ヨンドゥアム）を観光し、お昼ご飯へ
済州は火山でできた島、そしてそのほとんどが玄武岩でおおわれています。竜頭岩とは、自然にできた玄武岩の形がたまたま竜の頭に見えるのがその名前の由来。でも、心が病んでいる人にはそう見えないとのこと。ここは空港から近く、まず済州に来たらすぐに寄れる利便性があるためか、たくさんの人で込み合っていました。

		済州の守り神　トルハルバン
どうですか？竜？ゴジラ？それとも…		済州は唯一のみかんの産地だそうです

昼食は、なんといきなりの日本居酒屋（ガク）。…ところがどっこい、やっているのは韓国の人、そして味もなかなかGoodなのです。特にアワビ粥は大好評でした。チャルモゴッスムニダ～（嬉）。

なんとも海外によくあるベタな店名…ちょっぴり哀愁をそそります（憂）		まず、出てきたイカ天のお皿、写真を撮る前にほとんどさらわれてしまいました（笑）
アワビ粥、これまで食べた中で一番チェゴ		まっ昼間から飛ばしてま～す

免税店ショッピングの後は、三姓穴（サムソンヒョル）を観光
13:00頃から、お昼を食べたお店のすぐ近く、新済州市にある新羅免税店で1時間ほどショッピングタイム。一通り見て回った後、このあたりの街並を偵察するために独りで付近を徘徊してきました。

新羅免税店の隣のビル。この辺りは日本人が多いようです		自分の名前が店名に…思わずシャッターを押してしまいました
お決まりの日本語誤字がありました。「ジジミ」…分かるのですが…		団欒酒店…この辺りは夜の顔も持っているようです

次なる観光地「三姓穴」とは、建国神話に基づく高・良・夫という3人の神が誕生した聖地とされるところです。敷地内を歩いて回り、神話を描いたアニメも見てきました…ほとんど寝てしまいましたが…（悔）。

		この穴から３人の神が生まれたとか

三姓穴（済州島）済州を代表する姓の三神人それぞれ地面の穴から出てきたという、済州島の神話を伝える遺跡（国立指定文化財史跡第134号）。

25年ぶりの東門市場（トンムンシージャン）を散策
市場の入口辺りで解散し自由タイム。みんなは地下商店街の散策に向かいましたが、私は独りで市場をくまなく歩き回ってきました。さすが島の市場だけあって海の物が満載。



コムジャンオ（ぬたうなぎ）はうまい!!		ワタリガニ　もうすぐ旬です
どうですか？食べたくなるでしょ!!		魚ばかりではありません
韓国の市場では定番…ブヒ～		よく働く済州の女性を模した東門市場前の橋の欄干

東門市場（済州島）済州島の台所と言われる有名市場！ご当地ものの食材をチェック！

不思議なトケビ道路を観た後は、17:00開演のドローイングショーを鑑賞
目の錯覚が起こる不思議な道路、何度か日本のテレビで見たことはありますが、来るのは初めてです。確実に物が坂道を登っていくように見えるんですが…。

こちらが坂の上に見えますよネ

エンジンを切った車が前に進んでいる（登っている？）ところ

ソウル以外でも「ドローイングショー」をやっているとは知りませんでしたが、それだけ人気があるということでしょう。ただ、超ロングランを誇るナンタに比べると劣りますが、その場で絵を描き上げていくその技は、一見の価値があると思いますヨ。

本日の宿はロッテホテル済州、夕食もホテル内の火山ショーを観ながら満喫
車で40分かけ、島の対岸にある中文市のロッテホテル済州にチェックイン。「オールイン運命の愛」のロケが行われたことで有名なホテルですが、想像してた以上の超リゾートホテルで、夕食のバイキングも豪華、ショーも大がかりなものでした（感）。


後ほど、ここで火山ショーがあります		バイキングの夕食がスタート

貧乏性なのでしょうか、アワビを５つも食べてしまいました
火山ショー　開演		噴火の度に熱風が吹いてきます
池の中から愛嬌のあるドラゴン登場		すぐ後ろにはゴージャスなプールがあります

ロッテホテルチェジュ済州島にそびえたつ宮殿

数名がマッサージに行った後は、私たちの部屋（2人部屋）に男5人が集まって酒盛り開始。ただ、みんな疲れていたので0時を回ったころには解散です…アンニョイチュムセヨ。

窓外のバルコニーもゆったりです

シャワー室と別にバスタブもありました

6月17日（月）

6時半頃起床、朝食を済ませ8:30に出発して城邑民俗村（ソンウプミンソクチョン）へ
朝食も豪華なバイキングでスタートです。いつも嫁と2人でソウルに行く時は、朝は菓子パン１つと飲み物ぐらいにし、昼と夕食に備えます。でも、この旅では朝から目一杯食べてしまいます。…日本に帰って体重計に乗るのが恐い（汗）。

車で東に20分ぐらい走れば民俗村に到着です。この村は、ただ観光するために作られたのではなく、ここに実際に人が住んでおり、そんな実在する村を観光するようになっているのです。そして、外から来るガイドさんはこの村の中での仕事が禁じられており、この村をガイドするのはここに住んでいるアジュマたちなのです。で、そのガイドの話が関西のノリで迫力と説得力があり、とんでもなく面白いのです。

家の門です。三本の木を使い、在宅、留守、夕方に帰る等を知らせるのだそうです		済州では、働くのは女性、飲んだくれ遊んでいるのが済州の男だと（羨）
どのお宅も実際に人が住んでいます。		ガイドのアジュマの話、実に面白い!!
木を伝わって落ちる雨を貯める水瓶…先人の知恵です		済州特産の黒豚を飼っており、祝い事の時などにみんなに振舞うそうです

済州民俗村博物館あります！済州島にも民俗村が！済州島の人々の歴史に触れてみよう〜！

ソプチコジを観光した後は、城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）へ
ソプチコジとは、済州島の東端にあって、渉地岬と書き「狭い岬」みたいな意味があるそうです。ここも「オールイン運命の愛」に出てくる教会があり、ロケ地巡りの旅人にとっては必見の場所です。



5,000ウォン（約440円）で乗馬ができます		次の観光地、城山日出峰が…中腹に雲がかかり風情があります

ソプチコジから車で10分ほどで城山日出岬に到着。その名前の通り、岬にある山の上に登ると美しい日出を見ることができるのです。みんなで登り始めましたが、3分の１ぐらい登ったところで傾斜が急な階段になり、私は軟弱にもそこで断念です。結局、上の展望台まで登ったのは14人中4人だけでした。

		あの山に登るのです
		ここで、あきらめました（疲）が…

でも、なかなかいい眺めです

城山日出峰（済州島）ユネスコ世界自然遺産に指定されている済州島の日の出＆絶景ポイント！軽めのトレッキングも！

お昼は庶民感覚な食堂で焼き魚定食をモゴッソヨ
城山日出岬の近くには、たくさんの食堂が並んでいます。その中の1軒「ヘオルム食堂」に入ります。「ヘ」とは太陽、「オルム」は昇る、つまり日出みたいな意味だと、ガイドの文さんから聞きました。


韓国で食べる海鮮チヂミは最高!!		アマダイの塩焼きに太刀魚の塩焼き、済州マッコリも頂きました

済州島 / チェジュド韓国の南の島へ遊びに行こう！

・・・済州島－＞釜山
大韓航空で釜山に移動し、国際市場（クッチェシージャン）に向かいます
車で30～40分、済州空港に到着です。16:15発のKEで一路釜山へ。カジャ!!

飲み物サービス中に寝ていたら…こんな心づかい　いいですよネ

釜山到着、金海（キメ）空港です

金海空港に降り立ち、ここでガイドは白（ペク）さんという女性に替わります。我々一行は、国際市場が早く閉まる関係から、夕食を後回しにしてまず国際市場に直行。

		国際市場の主要な通り、アリラン通り
「社長さ～ん、何でもあるよ」と呼び声が…ここでは誰でも社長になれます。
建物の谷間から見えるプサンタワー		釜山映画祭が開かれる通りです

国際市場ここが正真正銘の国際市場！！

夕食は日本人ご用達？のお店で焼肉三昧（嬉）
お店の名前は、カルビの本家「海金剛（ヘクムガン）」。オンドル部屋の個室ですが、隣の部屋から時折大きな声で日本語が聞こえていました。お肉も次々と運ばれてきて、サービスもしっかりしており、なかなか居心地のいいお店でした（満）。

		日本人らしく、牛タンからスタート
韓牛のロースです
ヤンニョムカルビの次にきたミノ

その後、西面のロッテホテルにチェックインした後、みんなでカラオケに出かけて歌いまくったあとは、部屋に帰りルームサービスをとって宴会です。今日も少年のようによく食べ、おっさんのようによく飲みました…アンニョイチュムセヨ。

ロッテホテル釜山釜山最大の客室数を誇るホテル。リノベーションを終えてオシャレな雰囲気に！

6月18日（火）

バイキングの朝食を済ませ、最後の観光地：龍宮寺（ヨングンサ）へ
同じロッテホテルです。雰囲気こそ違いますが、やはりサービスも食事も一流です。

ホテルを9時に出発、バスで広安大橋を渡り、海雲台海水浴場のもっと北東にある海東龍宮寺（ヘドンヨングンサ）へ向かう。だいたい、お寺と言えば山にあるイメージなのですが、ここは海岸の岩場に建てられた珍しいお寺なのです。門を入るとひたすら階段が続き、ここでもよく歩きました（疲）。

		十二支の像が並んでいます。韓国では「いのしし」ではなく「豚」なのです
		橋の上からコインを投げてお椀に入るといいことがあるとか…全小銭を使いました（悔）
		何となく福が来るような気がします
登るのはきついですが、いい眺めです		何でも願いを聞いてくれそうな… そんな壮大感を感じませんか？
こんな椅子がありました。お尻がムズムズしそうです。		参道は、まだ朝早く、人影もまばら

龍宮寺雄大な海岸の絶壁に建つ自然と調和した寺院

昨日に続き国際市場に向かい自由タイム、その後チャガルチ市場で最後の食事を。
バスで引き返し、国際市場で1時間ほど自由行動した後、チャガルチ市場まで歩きながら観光をして回る。

写真のように、食べたいものを選んで、その場でさばいてもらって食事をするという食堂もありますが、我々一行はビル４Fにある広々とした食堂でいただきました。


美味しそうに色づいてきました（嬉）
生ダコ、強力な吸盤でした。動画で見せらなくて…残念		アワビのバター焼きも頂きました

チャガルチ市場地下２階、地上７階建ての新しいチャガルチ市場！！

名残惜しくも、日本へ離陸する時間が近づいてきます（悲）
海鮮料理を堪能した私たちは、途中おみやげ屋さんに寄り、金海空港へ向かいます。久しぶりに来た釜山の街、ソウルとはまた違った良さがあり、ぜひ近いうちにもう1度来てみたいと思わせる魅力があります。ただ、今回はスケジュールの決まった団体旅行のため自由がききません。次回は嫁と2人で歩き回るB級グルメ旅として訪れるつもりです。

また、来るゾ～
ウリエマシンヌンプサン　オレドカムサンミダ!!　アンニョン～!!

信が行く　済州島・釜山の旅 2泊3日　～２０１３年～