釜山のビーチご紹介

今年も盛り上がる釜山海水浴場、その様子をお伝えしましょう!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山が一番輝く季節、釜山が一番得意な季節、夏。この時期は、ソウルやその他の地方からも多くの人が釜山に集まり、釜山の町中で釜山弁ではない言葉を耳にすることも多く「今年も夏になったのね」と実感させられます。そんな避暑客が目指すのが釜山の海水浴場。釜山には有名な海水浴場がいくつかあるのですが、それぞれの海水浴場ごとに特徴があるんです。そこで、今日は、夏休みシーズンの釜山の海の様子をお伝えすると同時に、それぞれのビーチの特徴を簡単にお教えしましょう。
「こじんまりしたご近所の海」型
松島(ソンド)海水浴場
南浦洞(ナンポドン)エリアからバスでたったの15分で行ける海水浴場。南浦洞の繁華街から、この松島海水浴場に行くバスも頻繁に出ているので(行き方は下記を参考に)アクセスも抜群です。2つに分かれた海水浴場は、どちらも規模がとっても小さく、周りには刺身屋さん、モテル、コンビニなどもたくさん立ち並んでいますが、全体的に静かで、こじんまりしとしたかんじです。シャワー室、更衣室、パラソルは松島海水浴場のある西区が無料で提供しています。
<近くの有名スポット>
岩南(アンナン)公園、チャガルチ市場など
「昔ながらの海水浴場」型
松亭(ソンジョン)海水浴場
海雲台海水浴場から、バスで約20分行くと到着する松亭海水浴場は、海岸の向こうに見える竜宮寺が魅力の場所です。「海岸のまわりに多く見受けられる民宿や、浮き輪などの海用品を扱う小さなお店、色々な会社の社員用休憩所、また、家族や大学のサークルの集まりでやってきた団体、海岸に立ち並ぶテントなどが昔ながらの「海水浴場」のイメージを作り出しています。キャンプや民宿を利用する人が多いためか、飲み物は食べ物を販売するスーパーがたくさんあるのも特徴です。最近では、周りに豪華なレストラン (船の形をしたレストラン「亀甲船」が代表的) やカフェが作られ、少しずつ様変わりしているものの、今の時点ではまだ「古きよき海水浴場」「昔なつかし海水浴場」を髣髴させる海水浴場です。学生の団体が多く利用することでも有名で、夜には酔っぱらった学生でうるさくなると言う悪い噂もありますが。
<近くの有名スポット>
<海の家などでのレンタルサービル用品価格>
パラソルレンタル
5,000ウォン
浮き輪レンタル 5,000ウォン
敷物レンタル 4,000ウォン
シャワー室 1,000ウォン
荷物保管 3,000ウォン
「若者のデートスポット」型 
広安里(カアンリ)海水浴場
海雲台が海外からの避暑客、韓国国内の避暑客がたくさんいるのに比べて、広安里はどちらかというと地元の方の海という感覚。ご近所の人と思われるおばさん、おじさん達がくつろいでいたり、散歩をしていたり、学生さんがデートを楽しんでいたり、夏休みだから海に来たというのではなく、もっと気軽な感じで海に遊びに来ている、そんな感じの海水浴場でもあります。広安里が一番輝くのが、やっぱり夜。まわりに並ぶオシャレなカフェやライトアップされる広安大橋の力で「夜のビーチ」としての強さはなかなかです。それだけに、若者がたくさん集まるおしゃれな遊び場としての存在力も大です。
<近くの有名スポット>
刺身センター、解腸(ヘジャン)スープ通り、水邊公園(スピョン)公園など
<海の家などでのレンタルサービル用品価格>
シャワー
1,000ウォン
荷物保管 2,000ウォン
パラソルレンタル 5,000ウォン
浮き輪レンタル 3,000ウォン
敷物販売 3,000ウォン
「リゾートビーチ」型 
海雲台(ヘウンデ)海水浴場
釜山の海水浴場の中で一番「ビーチ」「リゾート」という言葉に近づきつつもあるのがこの海雲台。まわりに立ち並ぶ高級ホテル、そして、スターバックスなど外国系のレストランもその雰囲気作りに大きく貢献しているようです。国際的な知名度も高いだけに、韓国内の避暑客はもちろん、海外からの旅行客も多く、ピーク時にはとにかく人であふれかえります。ナビが取材に行った日は、夏休み期間とはいえ平日。それにも関わらず海の中には人がうじゃうじゃ状態、さすがです。人が多く来るだけに、商売に励む人も多く、ビール、アイスコーヒー、チキンなどを売り歩く売り子さん、出前を運んでくる出前持ちの姿などもほかの海水浴場よりも多く見かけます。ちなみに他の海水浴場に比べてビキニ姿の女性が多く、ちょっと大人のビーチという感覚も。
<近くの有名スポット>
月見の丘、アクアリウム、五六島、遊覧船、冬柏公園、シネマテック釜山、BEXCO、市立美術館など
<海の家などでのレンタルサービル用品価格>
パラソルレンタル
2,000ウォン
浮き輪レンタル 4,000ウォン
敷物レンタル 4,000ウォン
ビーチベッドレンタル 5,000ウォン
シャワー室 3,000ウォン
荷物保管 1,000ウォン

※主なエリアからのそれぞれのビーチへの行き方は、こちらを参考にしてください。
ナビが取材を行った感想としては、やはり海雲台海水浴場がダントツで人の入りが多いようです。国際的知名度も高く、バカンスの雰囲気が味わえる要素もたくさんあるからなのでしょうが、週末などのピーク時には、パラソルを建てる場所がなくなるほど人でいっぱいになってしまうのが残念。それがまた夏らしくて楽しくもあるのですが人の多さにうんざりという方には、リゾート雰囲気とは違うでしょうが、のんびりと過ごせる海雲台以外の海水浴場もオススメです。釜山の海と言ってもいろいろですから、あなた好みのビーチで楽しい夏を過ごしてください。以上、プサンナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-07-31

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