第13回釜山国際映画祭

13回目を迎える釜山国際映画祭、詳細決定!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。暑かった夏もそろそろ終わりに近づいてきましたよね?!この時期、毎年皆さんにお届けしているのが、釜山最大のお祭りとも言える釜山国際映画祭の詳細。ということで、今年も待ちに待った映画祭が1ヵ月後に迫り、開閉幕作品とともに第13回目の釜山国際映画祭の詳細が9月9 日火曜日にグランドホテルでPIFF側から発表されました!!今年は、60カ国からの315作品が上映され、ワールドプレミアは過去最多の85作品、インターナショナルプレミアは48作品が招待され、ますます大きくなっている釜山国際映画祭!しかし、その一方で、外国人がチケットを購入する手段がせばまり、事前のチケット購入がかなり難しくなっているんです。その情報も踏まえつつ、2008年の第13回釜山国際映画祭の詳細をお届けします!

<第13回釜山国際映画祭基本情報>

今年で第13回目を数える釜山国際映画祭は、世界各国60カ国から315作品が招待され、過去最多の作品が上映されます。その中でも、 ワールドプレミアが85作品、インターナショナルプレミアが48作品、そしてアジアプレミアが95作品と今回の映画祭で初お目見えの作品も多く、今年の映画祭も世界から注目される作品が上映されます。

○期間: 2008年10月2日(木)~10月10日(金)
○ホームページ:http://piff.org/(英語・韓国語)
○映画祭事務局
住所:釜山市海雲台区佑1洞1393 ヨット競技場
電話番号:1688-3010

<開閉幕作品>

開幕作品「The Gift to Stalin」
○作品紹介
1949年カザフスタン、旧ソ連政府によって中央アジアで強制移住があった時代。ユダヤ人の男の子サスィカ (Sashka)は汽車で強制移住途中、お爺さんが死んでその死体とともにカザフスタンのある村に降り立つ・・・。題目 <スターリンの贈り物> は二つの意味をもち、人種と宗教、 年齢を超越した愛と信頼のドラマを描いた映画。

○監督
カザフスタン出身のルステム・アブドラシェフ監督(Rustem ABDRASHEV)
閉幕作品「I am Happy」
○作品紹介
精神病棟を素材にした設定で、傷をうけた患者や看護婦、医者などのリアルな姿を描いている映画。映画のタイトルは内容と逆説的につけられたが、誰もが願っている幸せに対する人間の気持ちを表している。

○監督
韓国出身のユン・ジョンチャン監督

○出演俳優
ヒョンビン他

<上映映画館情報>

南浦洞は大淵シネマ、釜山劇場の2館。海雲台では、ヨット競技場野外上映場、海雲台メガバックス、プリモス、ロッテシネマの4館の系6ヶ所37館が会場となります。

○海雲台エリア
・ ヨット競技場野外上映場
座席数 5000席

行き方
地下鉄2号線、トンベク(冬柏・Dongbaek)駅が最寄りの駅となります。そこからは、タクシーを利用した方がいいでしょう。(駅から約10分)。
・ 海雲台メガバックス
10館 座席数 1996席

行き方
地下鉄2号線ヘウンデ(海雲台・Haeundae)駅で下車。1番出口を出て直進すると大きなファッションビル「SfunZ」があります。6階にあります。(駅から徒歩1分)
・海雲台プリモス
10館 座席数 1842席

行き方
地下鉄2号線チャンサン(Jangsan・萇山)駅で下車。7番出口から地上にでて、すぐ目の前のビルの7階です。
・ロッテシネマセンタムシティー店
10館 座席数1755席

行 き方
地下鉄2号線センタムシティー(Centumcity)駅の10番出口の方へ向かうと、ロッテデパートの地下2階と繋がっています。映画館は8階。駅から徒歩約1分。

○ 南浦洞エリア
・ 大淵シネマ
3館 座席数 2044席

行き方
地下鉄1号線チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に曲がるとPIFF 広場です。進行方向に向かって右側にある映画館です。(徒歩5分)
・ 釜山劇場
3館 座席数 1530席

行き方
地下鉄1号線、チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に上るとPIFF広場です。進行方向に向かって左側にあるマクドナルドの建物が釜山劇場です

<チケット購入方法>

今年の映画祭は、外国からのチケット購入がかなり難しくなっています。外国人のチケット購入は、韓国人の知り合いにお願いをするか、もしくは、釜山入りしたあと現地で、釜山銀行や当日券を購入する方法のみ可能というのがPIFF側の発表でした。チケットの購入方法は、大きく分けてインターネット・携帯電話・釜山銀行の窓口・GS25の窓口の4つが基本となります。インターネットは、ネットマーブル(www.netmarble.net)のサイトから会員登録(韓国人のみ可能)などをして、クレジットカードなどで決済します。また、韓国の携帯会社と登録している携帯をお持ちの方は携帯電話での予約購入も可能。購入金額は、次の月の携帯料金として決済されます。発券はともに釜山銀行、GS25、または一時チケット販売所で行います。尚、チケットを発券するときに、本人確認をするパスポートや身分証明証が必要となりますので、上映映画の始まる1時間前までにチケットを受け取りましょう。

・チケット関連の問い 合わせ: 1688-3010(英語・韓国語)

<チケット代金>

開閉幕作品 10,000ウォン
一般作品 5,000ウォン
野外上映作品 5,000ウォン
ミットナイトパッション 10,000ウォン
(3つの作品を連続で見れる深夜上映)

<開閉幕式チケット予約>

開閉幕式のチケットはインターネット上のみでの購入が可能です。

販売期間: 2008年9月22日 18:00から予約開始
予約サイト:http://www.netmarble.net

<一般上映チケット予約について>

インターネット上での購入、窓口購入、当日購入に加え、今年からは携帯電話での24時間予約購入が可能になりました。昨年同様、コンビニエンストアGS25 では24時間の予約購入が可能、そして釜山銀行、映画祭期間中に設けられる一時チケット販売所などがメインとなりチケットを販売します。

売り場区別/場所/運営期間/運営時間
インターネット・携帯電話/インターネット他/
GS25/ATMが設置してある全国のGS25売り場/2008/9/24~10/9/24時間(9/24は9:30~)
釜山銀行/釜山銀行全国支店/2008/9/24~10/9/9:30~16:30
釜山銀行現金支払機/釜山銀行ATM/2008/9/24~10/9/9:30~22:00
海雲台一時販売所/海雲台ヨット競技場/2008/10/2~10/10/16:00~20:00(10/3,4は22:30まで)
海雲台一時販売所/メガバックス海雲台店(スポンジ1階)/2008/10/3~10/9/8:30~24:00(10/3~6)、8:30~21:00(10/7~9)
海雲台一時販売所/メガバックス海雲台店(スポンジ5階)/8:30~22:00(10/3~6)、8:30~21:00(10/7~9)
プリモス海雲台店/8:30~21:00
ロッテシネマセンタム/8:30~21:00
南浦洞一時販売所/大映シネマ/8:30~24:00(10/3~4)、8:30~20:00(10/5~9)
南浦洞一時販売所/釜山劇場/8:30~22:00(10/3~4)、8:30~20:00(10/5~9)

<キャンセル返金について>

○映画祭開始前(2008/10/1まで)
キャンセル料金、利用料などは取られません。ただし、インターネットで予約時に発券を済ませてしまった場合は、キャンセル・返金が不可能になりますのでお気をつけください。また、インターネット、釜山銀行、GS25、携帯電話など予約した場所でだけキャンセルが可能になります。

○映画祭期間中(2008/10/2~)
映画祭期間中のキャンセルは可能ですが、キャンセル料としてチケット1枚につき1,000ウォン支払うようになります。インターネットで予約をして発券前の場合にはインターネット上でのキャンセルが可能ですが、携帯電話や発券後のキャンセルは一時チケット販売所だけキャンセルが可能になります。

○PIFF側の事情による上映取り消しの場合
この場合は、閉幕式の日(2008/10/10)まで一時チケット販売所にて返金が可能で、キャンセル料も発生しません。

※映画上映当日のチケットは、取り消し、返金はしないということなので、お気をつけください。

<規定>
未成年者観覧不可の作品の場合、チケットを持っている観客であっても、未成年者は入場不可。6歳以下の子供が同伴入場不可。

チケット購入が外国人に対してかなり難しいと、出初めからちょっと残念な釜山国際映画祭ですが、高い認知度の芸能人がゲストとして訪れたりするイベントなどもあるので、チケットがなくとも、ぜひ、この期間中に釜山を訪れてみてください!映画一色に染まった釜山もまた違う意味で面白いですよ!以上、プサンナビがお送りしました。

その他情報

※内容を一部更新しました。<2008.10.1>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-09-11

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