ワールドプレミア作品97作品を含む304作品が招待!20周年で節目の映画祭は10/1からスタート!
こんにちは、プサンナビです。朝晩が冷え込んできたなぁ~と感じる時期になると、映画の街へと変化する釜山!そう、今年(2015年)も釜山最大の国際的イベント、釜山国際映画祭がやってきます!今年は、なんと節目でもある20回目!例年に増して盛大に、より映画色を強めた映画祭に!今年は10月1日から10日までの10日間、センタムシティの専用劇場「映画の殿堂」を中心に、世界各国から招待された映画作品が上映されます。また75か国から304作品が招待され、中でも注目は世界で初公開となるワールドプレミア94作品に、韓国で初公開となるインターナショナルプレミアの27作品!釜山映画祭で初のお披露目となる映画が121作品もあり、世界に先駆けて新しい作品がたくさん見られるのは、まさに映画祭の醍醐味!また映画祭の花形でもある開幕式の司会者に選ばれたのは韓国の国民スター、ソン・ガンホとアフガニスタンの女優でマリナ・ゴルバハーリ。それでは、第20回釜山国際映画祭(プサンクッチェヨンファジェ)の詳細をご紹介していきましょう~。
メイン会場はセンタムシティーの映画の殿堂
第20回釜山国際映画祭のメイン会場は、釜山の名所の1つとなって久しい「映画の殿堂」。開閉幕式はもちろん、映画祭期間中の主要イベントなどもこちらで行われます。
●期間: 2015年10月1日(木)~10月10日(土) 10日間
●ホームページ: http://www.biff.kr/
●招待作品: 世界75か国 304作品
●上映映画館: 6映画館 41スクリーン
開幕作品&閉幕作品
開幕作品&閉幕作品
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開幕作品
「Zubaan / ジュバアン 」韓国題名「주바안 」
製作国(地域): インド
製作年度: 2015年
上映時間: 110分
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作品紹介
貧しい家で育ったディルシェルは成功を夢見て大都市へに出ていくが・・・登場人物の個性的なキャラクターとシックな音楽が印象的な映画の世界。人生の真の価値と自己を探して歩く若者を描いた作品。
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監督紹介
Mozez SINGH/モジェズ・シン
インドのテレビ局で、多様な脚本、監督、製作者としての経歴を持つ。2004年に映画界へと進出し、脚本、共同制作をし、今回の開幕作品で単独の監督デビュー。
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閉幕作品
「Mountain Cry / 喊山 」
韓国題名「산이 울다 」
製作国(地域): 台湾
製作年度: 2014年
上映時間: 133分
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作品紹介
監督の父親世代である60、70年代の台湾の軍隊生活を描いた作品。大陸と激しく対立している時代、海岸偵察部隊に配属されるが水泳が上手にできず、別の部隊に移らされた新兵の主人公。その移った先は軍中の楽園と呼ばれる場所だった・・・新兵は売春婦を管理する仕事をすることになるのだが・・・新兵の成長過程を描きつつ、中国と台湾に分断された痛みや道徳観念などを描いた映画。
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監督紹介
Doze, Niu Chen-Zer/ 鈕承澤(ニウ・チェンザー)
台湾出身。9歳から演技を始め、1983年金馬獎映画祭で主演男優賞の候補に。「「Mountain Cry / 喊山 」」は監督として4つめの長編映画。
※作品イメージカットは釜山国際映画祭のHPからのものです。
映画祭の会場はココ!
釜山市内にあるいくつかの映画館が会場となりますが、メインはセンタムシティーにある「映画の殿堂」。また海雲台エリアでもほぼ開催されますが、いくつかの作品は映画祭が始まった場所、南浦洞(ナンポドン)で開催されます。6つの会場、415スクリーンで上映されます。
センタムシティー: 映画の殿堂、ロッテシネマ、CGVセンタムシティー、東西大学小響シアター
海雲台: メガバックス海雲台
南浦洞:メガバックス釜山劇場
チケットはどうやって手にいれるの?
今年は、BIFF(釜山国際映画祭)の専用サイトから事前予約をして購入します。
英語表記のサイトはこちら→
http://www.biff.kr/structure/eng/default.asp
ページに入ると以下のような画面が出てきますが、右側の中段に赤い「Ticketing」と書かれたところがあります。チケット購入開始日にクリックしください。ちなみに開始日以前はクリックできません。
こちらがチケット予約の画面へ行くサイト。
■チケット予約日程
開閉幕式のチケット:2015年9月22日(火) 14:00開始(インターネットのみの予約受付)
一般チケット:2015年9月24日(木) 10:00開始(インターネット、釜山銀行全支店)
※決済の手段はインターネットはクレジットカードなど、また釜山銀行での購入の場合には現金、口座振り込みの方法で行われます。
■チケット販売所
場所(運営期間/運営時間)
映画の殿堂 BIFFヒル 1階( 10/1-10/10 / 8:00-20:00)
映画の殿堂 シネマウンテン 6階( 10/2-10/10 / 8:30-21:00)
映画の殿堂 BIFFヒル 野外( 10/1-10/10/8:00-20:00)
メガバックス釜山 6階(10/2-10/9/8:30-21:00)
小響シアターセンタムシティー 1階(10/2-10/9/8:30-21:00)
ロッテシネマセンタムシティー 8階(10/2-10/9/8:30-21:00)
CGVセンタムシティー 7階(10/2-10/9/8:30-21:00)
メガバックス海雲台 6階(10/2-10/9/8:30-21:00)
釜山銀行全国全支店(9/24-10/10/9:00-16:00)
■チケットの種類と料金
上映当日に、座席の20%を当日券として販売します。
ただし開幕式、閉幕式は当日券がありません。
開閉幕式 20,000ウォン
一般上映 6,000ウォン
3D&4DX上映 8,000ウォン
ミッドナイトペッション 10,000ウォン(1日に3作品見られる深夜上映チケット)
■取り消し、払い戻し、及び注意事項
・インターネットで予約されたチケットは、BIFFチケット売り場や釜山銀行で発券できます。発券の際は予約番号が必ず必要となるので、予約の際に番号を控えておいてください。
・チケットをなくしたり、破いたりした場合は再発行はできません。
・映画祭の開幕前日まで、キャンセルは手数料はかかりません。予約をした場所でのみキャンセルが可能です。
・映画祭の期間中、キャンセルは1枚につき1000ウォンの手数料がとかかります。予約をした場所でのみキャンセルが可能。ただし、発券後のキャンセルはBIFFチケット販売所のみキャンセルと払い戻しが可能になります。
・映画上映の当日のチケットはキャンセル、払い戻しができません。チケット交換ブースなどに寄付してください。
・お困りの際はBIFFコールセンターへご連絡ください。英語での対応が可能です。
(1666-9177) 9/7-10/10まで対応。
いかがでしたか?20周年目を迎えるだけに、釜山市も釜山市民もいつも以上に気合を入れている釜山国際映画祭!秋夕の連休が終わったら、釜山映画祭の開幕まですぐ!この時期、釜山旅行をされる方は是非映画祭をのぞいてみてくださいね。いつもとかなり違った釜山の姿が見ることができ、映画の町・釜山を思う存分感じることができるはず!世界中で監督や俳優がやってくる釜山にはあちこちでイベントが行われ、有名な監督や俳優と出会える確率も高いかも?!以上、プサンナビがお送りしました。