第10回釜山国際映画祭

今年で10周年の釜山国際映画祭、詳細が決定しました!!開幕作はホウ・シャオシェン監督の新作「Three times」!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。今年もとうとう、待ちに待った釜山国際映画祭の時期がやってきました!知名度も上がり、ますます注目されるようになった釜山国際映画祭は、今回で10周年を迎えます。

節目の10年目ということで、歴代最も多い73カ国から、301編(釜山国際映画祭でお披露目作品は61作品)もの作品が集まるだけでなく、さまざまなイベントが準備され、例年よりもさらに盛り上がる予感。

去る9月6日にはパラダイスホテルで公式発表が行われました。今年は、10月6日~14日までの9日間、映画の祭典が行われ、期間中は世界的にも有名な映画監督や俳優さん、映画関係者が釜山へ集まります!!ということで、映画ファンはもちろん、韓流の人気で話題となっている韓流スターファンの方も注目する第10回釜山国際映画祭について詳しく見ていくことにしましょう。
<基本情報>
●期間: 2005年10月6日~10月14日
●ホームページ:http://piff.org/(英語・韓国語)
● 映画祭事務局:
住所:釜山市海雲台佑1洞ヨット競技場
電話番号: 1688-3018
ファックス: 051-747-3012
<開・閉幕作品>
<開幕作品>
「Three times」


<作品紹介>
1966年、軍隊に召集されるのを待ちながらハルコに手紙を書き、その手紙はメイによって発見される・・・。1911年、ある高級娼婦はお得意様のミスターチャンを喜んで迎える。時間が過ぎ、言葉で表すことのできない愛のせいで、彼女は泣いている・・・。2005年デジタルポトショップで働くジンとシンガーソングライタージンは、ジンに彼女がいるにも関わらず、お互い激しい愛に溺れる・・。という、「恋愛夢」、「自由夢」、「青春夢」などの3つの世代の愛をそれぞれ描いた3つストーリー。2005年カンヌ映画祭で競争部門の招待作。カンヌ映画祭で上映された後、再編集を重ね、以前のよりも完成度の高い 135分(カンヌ時は120分)の映画に仕上げ、第10回釜山映画祭の開幕作品に選ばれる。
監督: ホウ・シャオシェン
出演俳優:チャン・チェン、スー・チー

<監督紹介>
1947年中国で生まれ、翌年台湾に移住した。国立台湾芸術アカデミーを卒業後、証明や助監督を経て、1980年に「ステキな彼女」で監督デビュー。 1983年に演出した「坊やの人形」の第1話が話題となり、台湾ニューシネマの代表となる。1989年でベニス映画祭で、1993年にはカンヌ映画祭でそれぞれ賞を受賞し、名実共にアジアを代表する監督になる。

作品
「ステキな彼女」(1980年)
「悲情城町」(1989年・ベニス映画祭受賞作)
「戯夢人生」(1993年・カンヌ映画祭受賞作)
「好男好女」(1995年)「憂鬱な楽園」(1996年)
「フラワーズ・オブ・シャンハイ」(1998年)
「ミレニアムマンボ」(2001年)
「珈琲時光」(2003年)
<閉幕作品>
「ナエ キュロン ウォンジョンキ(私の結婚遠征記)」

<作品紹介>
田舎で不浄な仕事をしながら暮してきた38歳のちょんがーのマンテクは、女と目を合わせることも出来ないような純粋な男だ。一方、浮気者だが、やっぱりちょんがーであるフィチョルは、マンテクの竹馬の友。マンテクの貧乏たらしい姿を見るに耐えないおじいさんは、田舎に嫁に入ったウズベキスタンの女性を見て、マンテクにも国際結婚を勧める。悩んだあげく、マンテクはフィチョルと共に花嫁を探しに、ウズベキスタンに行く。ガイドを引き受けた美貌の朝鮮族の女性ララが誠心尽くして、マンテクの結婚を成功させようとするが、マンテクの引き起こす数々の失敗で、仕事はますます狂っていく・・・。この作品は、温かく、ユーモラスがありながら、深い感動があるヒューマンドラマ。
監督: ファン・ビョングッ
出演俳優: チョン・ジェヨン、スエ、ユン・ジュンサン

<監督紹介>
1968年生まれ。1998年、日本映画学校を卒業し、キム・ソンス監督の助監督として、長年様々な映画の助監督やミュージックビデオなどの演出を行う。映画の舞台となったウズベキスタンに何度も足を運び、自ら手がけたシナリオを準備し、初監督となるこの作品を完成させた。
<上映映画館案内>
海雲台エリア
・ ヨット競技場野外上映場
座席数 5000席
運営期間 2005年10月6日~10月14日(開・閉幕式含む)
行き方
地下鉄2号線、トンベク(冬柏・Dongbaek)駅が最寄の駅となります。そこからは、タクシーを利用するのが無難でしょう。(駅から約10分)。
・ 海雲台メガバックス1~10館
座席数 2063席
運営期間 2005年10月7日~10月13日
詳しくはこちら
行き方
地下鉄2号線ヘウンデ(海雲台・Haeundae)駅で下車。1番出口を出て直進すると大きなファッションビル「SfunZ」があります。6階にあります。(駅から徒歩1分)
・ 海雲台プリモス
座席数 1842席
運営期間 2005年10月7日~10月13日
行き方
地下鉄2号線チャンサン(Jangsan・萇山)駅で下車。7番出口から地上にでて、すぐ目の前のビルの7階です。

南浦洞エリア
・ 大淵シネマ
座席数 2050席
運営期間 2005年10月7日~10月13日
詳しくはこちら
行き方
地下鉄1号線チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に曲がるとPIFF広場です。進行方向に向かって右側にある映画館です。(徒歩5分)
・ 釜山劇場
座席数 2394席
運営期間 2005年10月7日~10月13日
詳しくはこちら
行き方
地下鉄1号線、チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に上るとPIFF広場です。進行方向に向かって左側にあるマクドナルドの建物が釜山劇場です。
<チケット購入方法>
チケット代金
開・閉幕式10,000ウォン
オープンシネマ(ヨット競技場)4,000ウォン
10日~13日に限り1・2回目の上映作品割引代金3,000ウォン
それ以外の代金5,000ウォン

・インターネットによる「PIFFキャッシュ」での予約
インターネットで購入する場合には、「PIFFキャッシュ」会員への登録が必要となります。「PIFFキャッシュ」というのは、いわゆる電子マネーのようなもので、リミットがなくクレジットカードなどによる補充が可能になります。
1、 http://piff.banktown.comに接続
2、 右上にあるsign upをクリック(すでに会員の方はその隣をクリック)
3、 パスポート番号など個人情報を入力し、会員登録
4、 映画選択5、 PIFFキャッシュでの決済※PIFFキャッシュはHP内でクレジットカードでの補充ができます。(VISA、MASTERCARD、JCBカード適用。

・開閉幕式チケット予約
開・閉幕式のチケットはインターネットでの購入に限ります。(PIFFキャッシュ利用)
販売期間: 2005年9月15日~16日
時間: 9:30~22:00(15日は18:00スタート)
購入サイト: http://piff.banktown.com(上記四角内参照)

・一般上映チケット予約

インターネットでの購入、窓口購入、当日購入ができます。
売り場区別/場所/運営期間/運営時間
インターネット販売/インターネット/9月23日~10月14日/9:30~22:00(23日は9:00~)
釜山銀行窓口/釜山銀行全国各支店/9月23日~10月14日/9:30~16:30(23日は9:00~)
釜山銀行現金支払機/釜山銀行CD/ATM/9月23日~10月14日/9:30~22:00(23日は9:00~)
ソウルの販売所/メガバックスCOEX店/9月23日~10月5日/9:30~20:30(23日は9:00~)
ソウルの販売所/ロッテシネマヨンドンポ館エビニュエル館/9月23日~10月14日
その他の地域発売所/水原・大邸支店/9月23日~10月14日/9:30~22:00(23日は9:00~)
海雲台臨時発売所/ヨット競技場/9月23日~10月14日/17:30~20:30(開・閉幕式は16:00)
海雲台臨時発売所/メガバックス/10月7日~10月13日/9:30~22:30(7日8:30~、11・12・13日は22:00)
海雲台臨時発売所/プリモス/10月7日~10月13日/9:00~22:30(7日8:30~)
南浦洞臨時発売所/大淵シネマ・釜山劇場・PIFF広場/10月7日~10月13日/9:00~20:00(7日は8:30~、7・10日は22:00まで)
注意事項:インターネットや釜山銀行ATMなどで予約した場合には、身元確認ができるもの(パスポートが望ましい)を所持し、該当映画の上映1時間前までには指定の臨時チケット販売所に行き、チケットをもらいましょう。

・キャンセル・返金について
● 映画祭開始前(10月6日まで)
釜山銀行全支店にてキャンセル・返金。手数料なし。
● 映画祭期間
上映一日前までは、釜山銀行全支店、臨時販売所にてキャンセル。手数料は20%。
● PIFFの事情による上映キャンセルまたは変更
閉幕日までに釜山銀行、臨時販売所にて返金。手数料なし
● 当日券
当日券はキャンセル、返金は不可能。
● 例外規定
未成年者観覧不可の作品の場合、チケットを持っている観客であっても、未成年者は入場不可。6歳以下の子供が同伴入場不可。

見たい映画や大好きな俳優が出ている作品を事前にしっかりチェックして、日本からインターネット予約をして、現地入りし、釜山で映画の祭典を満喫してみてはいかがですか?以上、プサンナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-09-09

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