主婦料理企画・韓国料理を作ろう~忠武キンパ(チュンムキムパプ)編!

意外と簡単にできちゃう統営の伝統キンパ!忠武キンパにトライ!

こんにちは、プサンナビのさっちゃんです。またまた久しぶりになってしまったさっちゃんの主婦料理企画ですが、久しぶりということで、今日は、韓国のキンパッの仲間「忠武キンパ」にトライしてみたいと思います!さっちゃんも日頃から作っている料理ではなく、最近、韓国人の知り合いから教えてもらった料理の一つなんですが、意外と簡単にできちゃう料理なので、この場を借りて皆さんにもレシピをご紹介していきたいと思います^^

忠武キンパッとは?

初めて聞いたぁ~という方もいるかもしれないですが、実際に見たことがある方はいるのではないでしょうか?一般的に知られているキンパ(韓国版海苔巻き)は中に具がたくさん入っていますが、この忠武キンパは、中に何も入っていなく、韓国海苔に白いご飯を巻いたものを言います。そのただ巻いた物におかずのカクトゥギ(大根のキムチ)とイカや練り物の辛い和え物を添えたものを言います。このキンパの由来は、釜山の西に位置する統営(トンヨン)という港町の猟師が船の上で簡単に食べれる弁当的なものを・・・ということで作られたのが始まりだといわれています。その当事は、串に海苔巻き、カクトゥギ、イカなどを指して漁師をして汚れた手でもきれいに食事ができるように食べられていたんだそうです。

<忠武キンパッのレシピ>

材料は、メインの海苔巻き以外に、カクトゥギ、そして辛い和え物の3つに大きく分けられます。時間配分も3つ同時進行しても無理なく作れるようになっています。

材料
・海苔巻き: 海苔、白いご飯

・カクトゥギ: 大根1本、あら塩1/3カップ、サイダー1/2カップ、もち米粉大1、水1/2カップ、コチュカル(唐辛子粉)1/2カップ、ニンニクのみじん切り大1.5、生姜大1/2、ミョルチエッチョッ(いわしの醗酵エキス)、砂糖大1.5、

・イカ辛い和え物: イカ1ハイ、コチュカル大2、ミョルチエッチョッ大2、砂糖大1、ニンニクのみじん切り大1/2、ごま油、ゴマ

・練り物の辛い和え物: 練り物、醤油大2、砂糖大1、コチュカル大1、ゴマ少々、水大3

作り方(カクトゥギ)

1、 大根を洗って、適当な大きさに大根を切ります。

2、 大きなボールに切った大根を入れて、あら塩とサイダーを分量だけいれ、混ぜ合わせて1時間程度寝かします。

3、もち米粉を水に溶かして、鍋で弱火で溶かしながら煮立たせておく。
4、コチュカル、ニンニク、生姜、ミョルチエッチョ、砂糖を混ぜ合わせ、最後に3で作っておいたもち米粉を溶かしたものを混ぜ合わせ、大根に混ぜ合わせておく。

作り方(イカの辛い和え物)

1、 イカをきれいに洗い、足の部分と身の部分とに分け、沸かしたお湯でイカをさっとゆでてる。
2、 そこへ練り物の切ったものを入れて、水分がなくなるまで弱火で混ぜ合わせながら火を通す。
カクトゥギは、冬でなければ冷蔵庫の外に出して2日ほど寝かせるといい感じにつかります。浅漬けが好きな方は作ったその日にでも美味しくいただけますヨ!また、大根のキムチというのは、夏場はあまり大根が美味しくないということで、砂糖をレシピに足してあります。砂糖を入れることで甘みが増して、夏の大根も美味しく食べれますヨ!

最後に、白いご飯と海苔をあわせて好きな大きさに巻いて出来上がり!
大きなお皿にすべての料理を並べて後は頂くだけ!!辛いのが苦手~という方は、コチュカルの量を少なめにして作ると結構たべれますヨ!

週末のランチにでも一風変わった韓国料理でお食事を楽しんでみてくださいね!韓国の食堂で忠武キンパを注文すると、意外とお値段が高かったりして驚くことがありますが、家庭で作るととっても簡単なのでトライしてみてください。
以上、プサンナビのさっちゃんがお送りしました!また、簡単で美味しいレシピが見つかったら皆さんにお届けします~♪

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-09-24

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