チープコスメショップ比較特集

チープでキュートな韓国コスメブランドに注目!!ブランドごとの特性などを研究して、お気に入りを探そう!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。一昨年から(2003年)から繁華街に突如現れたチープコスメショップ!最初は、ただ安いだけなんじゃないの~?!と半信半疑だった最初の印象も、時間が立つごとに安さだけでなくその質感、使い心地などの良いウワサが広がり、たちまち韓国女性の心を捉えて離さない、マストなコスメという位置を占めようとしています。

プサンナビでもいくつかのチープコスメショップを取材し、紹介しているので、ナビを見て、使ってみた方もいらっしゃるんではないでしょうか?

ナビも、日本に帰るたびに友達へのお土産として、何度も利用しているんですが、注目を浴びている安さだけでなく、キュートなパッケージや女心をくすぐる使い勝手の良い商品などが揃っている上、中身もなかなか合格点を上げたくなってしまうほど優れものが多いんです。

その人気に比例するように、様々なチープコスメショップが生まれ、大手の化粧品会社もチープコスメの子会社を作って乗り出してくるほど、韓国では今、とっても熱いチープコスメブーム。 ということで、今日は、繁華街に急増しているチープコスメショップを比較しながら、それぞれのショップの特性をチェックしていって見ましょう!
チープコスメショップとは?
チープコスメショップに共通している点は、容器や包装などの簡素化を進めコストを抑えると共に、本社と代理店との間の流通ラインを一本化することによって、中間マージンをなくし、従来の化粧品ではありえなかった格安コスメを実現することに成功したこと。

大体一番安い商品が1,000ウォンからあり、基礎化粧品を全てそろえても30,000ウォン以下という破格の値段設定がウリです。
しかし、ただ安いだけでなく、女の子にウケる商品開発や月ごとに新商品などを入れ替えたり、お客さん参加型のイベントなどを随時行ったりと、ユーザーが飽きないように、ショップを展開しているのが特徴です。

また、その人気の勢いに乗り、ショップが急増しているのも事実で、繁華街と呼ばれるところにはどこでも、ショップを見かけることができるでしょう。例を挙げると、西面(ソミョン)の地下商店街には、チープコスメの代表格「MISSHA」のショップが、全部で4~5つも存在しています。
<MISSHA>
・HP: www.missha.net(英語あり)
・ 釜山市内の主な店舗西面の地下街、釜山大学前、南浦洞など
チープコスメブランドの火付け役となったMISSHA。3,300ウォンの化粧品と広告一切なしというフレーズから始まったブランドですが、人気が増し、店舗数が増えるごとに、大物スターのBOAやウォンビンを使った広告をしかけ話題に。その勢いもまだまだ増すばかりで、先月(2005年5月)には、ニューヨークのマンハッタンに店舗をオープンさせるなど、国内だけでなく世界的な進出も開始しました。

しかし、韓国の女性の間からは、カラー物はなかなか良いけど、基礎化粧品はトラブルにあった~とか、韓国の化粧品の中で一番安い原料で作っているなどというちょっと痛いウワサも流れたりもしています。

<The Face Shop>
・ HP: www.thefaceshop.com(韓国語)
・ 釜山市内の主な店舗西面の地下街、釜山大学前、南浦洞など
こちらもMISSHAと同じように、チープコスメの代表格の一つ。日本でもお馴染みクォン・サンウをイメージキャラクターにし、自然のものを原料にし化学原料的なものを一切使っていないというフレコミで有名になりました。

とってもシンプルな白を基調とした容器もなかなか受け、韓国のウェルビンブームに合わせたマーケティング戦略を行っています。人気商品は、MISSHAとは異なり、基礎化粧品や石鹸といった直接お肌につけるものが反応が良く、自然派といったイメージ通りの商品展開をしている、口コミが国内にはありますよ!

<dodoclub>
・HP: www.dodoclub.co.kr(韓国語)
・ 釜山市内の主な店舗釜山大学前(地下鉄1号線プサンデハッアッ(釜山大学前・Busan Univ)駅3番出口を出でまっすぐ進むと右側にあります。アイスクリームショップ「31」の近くです。
日本でもかなり話題になった「パルガントン(赤い筒)」が親会社というdodoclub。子会社とはいっても、扱っている商品製作は全て化粧品についてのノウハウを持っている親会社で作っているので、今までのチープコスメより一段落上のコスメを扱っているというのがウリ。

お値段もMISSHAやThe Face Shopほど安くはないですが、容器など女の子の心をくすぐるほどキュートなものが多く、思わず「かわいい♪」と言ってしまうほど。ナビで紹介した西面店は、残念ながら経営不振から潰れてしまい、釜山市内現在ある店舗は、釜山大学前にあるのみです。

<SKIN FOOD>
・ HP: www.theskinfood.co.kr(英語あり)
・ 釜山市内の主な店舗西面の地下街、釜山大学前
こちらは、The Face Shopのような自然派をウリにしているコスメショップ。食物を原料とし、化粧品作りをしているので、敏感肌や弱いお肌の方でもチャレンジできると言われています。

例えば、リップ系の商品には、保湿力の効果があるとされる黒糖成分が含まれていたり、ファンデーションには、油分や皮脂を抑える効果があるとされるレモンを成分として作っていたりとおもしろい視点からの商品作りをしています。また、親会社は、韓国化粧品会社の中でも歴史があるといわれているピオリス化粧品。

価格チェック~!!!
使い心地も大事ですが、やはりチープコスメで一番気になるのは、その安さ!上で紹介したコスメショップの中からいくつかの商品の価格チェックしてみようと思います。

マニュキュア
直接お肌に触れないものだけに、チープコスメショップでお買い上げされる方多いんじゃないでしょうか?チープコスメショップでも、一番安い商品がこのマニュキュアだったりと、本当に底値の価格のよう。きっと、安いし、カラーもたくさんあるしと買ってしまう商品ではないでしょうか?
ショップ名/価格/カラー種類/内容量
MISSHA/1,000ウォン/68種類/非公開
The Face Shop/1,000ウォン/62種類/非公開
dodoclub/1,000ウォン/非公開/13ml
SKIN FOOD/1,500ウォン/47種類/13ml

アイシャドー
ブランドごとに数種類のアイシャドーがあるので、ブランドの中で一番安い価格のアイシャドーを基準にして比較してみました。
ショップ名/価格/カラー種類/内容量
MISSHA/2,500ウォン/72種類/3.5g
The Face Shop/2,500ウォン/30種類/非公開
dodoclub/3,300ウォン/50種類/3g
SKIN FOOD/3,300ウォン/35種類/非公開

グロス
その時々の気分でグロスを変えたりするには、やはりチープのものが便利!そして、ケースなんかもとってもキュートなので、お土産にする!という方も多いのではないでしょうぁ?アイシャドーと同じく一番価格が低いグロスを比較しました。
ショップ名/価格/カラー種類/内容量
MISSHA/3,300ウォン/24種類/8ml
The Face Shop/3,300ウォン/9種類/12ml
dodoclub/2,900ウォン/10種類/非公開
SKIN FOOD/3,500ウォン/11種類/10g
※ 各ブランドの情報は2005年5月現在のものです。

いかがだったでしょうか?こうやって、見てみるとどのチープコスメブランドが、本当に一番安いのか、内容はどんななのか、とおもしろい視点から改めて、見ることができますよね!ただ単に安いだけに乗せられて買ってしまわないように、自分にあったチープでキュートなコスメをゲットしてくださいね!以上、プサンナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-06-09

ページTOPへ▲

その他の記事を見る