写真で見る旧正月前の釜山~2024年編~

今年の旧正月は4連休!


こんにちは!プサンナビです。今年も旧正月(ソルラル)の季節がやって来ました!年末年始はあたたかく、1月の後半には氷点下になるほど寒くなった釜山。旧正月当日も少し寒くなりそうな予報が出ています。韓国では、陽暦でのお正月が過ぎてからそれほど経たないうちに旧正月になりますが、今年の旧正月は4連休。少し短めですが、親戚が集まりお供えのご馳走を作ってご先祖様に挨拶をする、伝統的な旧正月の過ごし方もあれば、せっかくの連休、家族で海外旅行に行くという過ごし方も今や一般的になってきています。それでは、旧正月前の釜山の様子を写真でご紹介しましょう!

旧正月の過ごし方はいろいろ!


韓国の旧正月は、冒頭でもお伝えしたように2月ごろ。昔は伝統的な韓国の儒教に基づき、旧正月の過ごし方が重要視され、必ず親戚一同集まって先祖を祀るものと認識されていましたが、今はそうではありません。時代の移り変わりとともに伝統が少しずつ失われていき、同時にカトリックへの信仰も強まっていきました。カトリック信者は韓国の儒教の精神とは相反するので、先祖を祀る行事はしません。また、新型コロナの時期に広がった社会的距離が浸透し、今現在もこういった行事における新型コロナの影響は、多少残っている雰囲気があります。

マートではいろいろなソンムルセットゥを売り出し中!


マートでは旧正月の1週間ぐらい前になると、色々なソンムルセトゥ(韓国でいうお歳暮)やお供えの料理に使う食材が売り出され、値段も普段よりも高くなる傾向にあります。ソンムルセットゥは直接会って手渡しすることが一般的ですが、遠方の場合は宅配で送ることもあります。売れ筋は値段も手頃で使いやすい日用品、日持ちのする保存食品など。高価なものになると国産牛肉!頂いたらうれしい贈り物ナンバーワンだそう。日本とよく似ていますね!

活気のある市場!


また、韓国の伝統市場では、マートとは違った活気のある雰囲気がうかがえます。食品ごとにお店が立ち並び、地元の人たちが食品を品定めしながらお店の人と親しげに話しています。市場内は屋根があるので雨の日でも歩きやすくなっています。また、市場の一角にはカルグクスやパジョンの有名なおいしいお店も多く、買い物ついでに食事まで楽しめちゃいますよ!やはりソルラル前のこの時期にはお供えに使う果物、魚がよく売れるそうです。

いかがでしたか?今年の旧正月の連休は少し短めですが、地元で遊んだり、海外に出かけたりと過ごし方は様々!連休中はお店やレストランがお休みの場合が多いので、もしこの連休中に韓国旅行をお考えの方は、事前にチェックされることをオススメします。また、ソウルー釜山間を走るKTXなどは、連休中はかなり混雑するので移動は控えることをオススメします。以上、プサンナビがお送りしました!





関連タグ:釜山で旧正月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2024-02-01

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