写真で見る旧正月前の釜山～２０２２年編～

こんにちは！プサンナビです。年が明けたと思ったら今度は旧正月！韓国では２回、年明けの挨拶をしている感じになります。旧正月といえば、韓国では一番大きい名節で、時期は毎年１月末から２月にかけて、最短で３連休、長くて５連休ほどの祝日になります。今年は５連休と長めですが、まだまだ終わりそうにない新型コロナウィルスの影響で、休みといっても気分が晴れない・・というような雰囲気が漂っています。室内はもちろん、野外でもマスクは必須の韓国。防疫ルールを守りながら楽しむしかないですね！

旧正月にはこんな風に過ごします！

ところで、韓国では旧正月には何をするの～？ということですが、昔からの伝統的な祀りとしては、儒教を重んじる家系では本家に家族親戚が集まって茶礼（チャレ）という祀りをします。流れが一通り決まっていて、先祖代々、チャレの流れが受け継がれていきます。宗教によってはチャレを行わない家系もあるそうです。ですが、こういった伝統的な行事も少しずつ省略したり、家系によっては無くしていったりする傾向があるようです。そのかわりに海外旅行に・・という割合が多くなっていたのですが、今は新型コロナウィルスの影響で韓国内の旅行に留まっています。

お世話になっている人にソンムルセットゥを贈ります。

大型マートでは、この時期になると「ソンムルセットゥ」という日本のお歳暮に当たる贈り物をします。直接手渡しする場合が多いのですが、新型コロナウィルスの影響のため、宅配も増えているそう。果物や牛肉などの生鮮食品から、日持ちのする乾物や缶詰、健康食品なども。送り先の趣向によってはお酒も喜ばれる贈り物のひとつですね！また、子供用の韓服（ハンボッ）もこの時期になると売り出され、綺麗な色合いに目が奪われます。旧正月前には野菜や果物の値段が上がる時期。品質と値段をよく照らし合わせながら吟味しないといけません。

現在、光祭り開催中のクナム路！

海雲台のビーチや海雲台で最も賑わうクナム路では人通りも多く、夜になると、現在も開催中である光祭りのため、さらに人通りが増えるそう！イルミネーションの飾り付けを見ていると、なんだかクリスマスの延長のような雰囲気。この光祭りは２月２日まで開催され、新型コロナウィルスの２回目接種を終えた人か、PCR検査の陰性結果を提示すれば入場できるとのこと！現在韓国では、このように２回目接種済みじゃないと入場できない施設がほとんど。こうした政策に反発の声も上がっているのが現状です。

				今年の干支、トラのオブジェ。
		願い事を書いてみましょう！

いかがでしたか？旧正月で５連休とは言っても、手放しで喜べる状況ではない雰囲気です。私的な集まりの人数は６人に制限されレストランやカフェ、居酒屋なども含めて午後９時までの営業なので、自営業者からの反発も続いています。１日の感染者数は、全国で８千人超えの最多更新。これからさらに増えるとも言われている状況です。政府は、旧正月中の里帰りを控えるように呼びかけています。早く収束に向かい、自由に行き来できるようになる日が今年中に叶うことを願います。以上、プサンナビがお送りしました。