写真で見る秋夕前の釜山~2021年編~

今年の秋夕(チュソク)は5連休!コロナ対策は万全に!


こんにちは!プサンナビです。今年も秋夕(チュソク)がやってきました!8月中旬頃から梅雨のような雨が続いたり、秋のような涼しい日が続き、早い秋の到来かと思っていたら、9月に入ってまた暑さがぶり返しています。今回、5連休という長さにため息をつく主婦たちも多い中、政府からはコロナ対策が発表されました。釜山では予防接種を受けた人4人を含めたら8人まで集まることができ、去年よりも少し緩和されたように感じます。

秋夕(チュソク)の過ごし方!


さて、秋夕(チュソク)は旧暦のお盆にあたりますが、本来、チュソクの前日には親戚が本家に集まってご先祖にお供えする料理を作ったり、親戚の子供たち同士で遊んだりして過ごします。そして当日には韓服(ハンボッ)を着てお墓参りに行ったりします。ですが、こういった伝統的な行事を簡素化する傾向が数年前から見え始め、コロナ以前には海外旅行に出かけたりする家族が増え始めました。コロナが発生した去年からは、家族で国内の豪華ペンションに行って過ごしたりするのが流行のようですよ!

韓国のソンムルセットゥ(御中元)


大型マートの中では、ソンムルセットゥと言われる御中元がたくさん売り出されていますよ!例年のように日用品や日持ちのする食品、サプリメントなどがずらり!このソンムルセットゥは、直接手渡しをすることが多いですが、新型コロナウィルスの影響で宅配で送るケースも増えてきたようです。そしてこの時期になると、子供用の韓服(ハンボッ)も売りはじめます!女の子用と男の子用があり、どれも色とりどりで鮮やかなデザインが目を惹きます。

秋夕前の街や市場の様子!


街や市場のほうでは、市場の中にトラックが入り、商品の搬入で大忙し!この時期になると、街ではソンムルセットゥをたくさん手にした人が行き交う様子が見られるのですが、今年はやはりコロナの影響でしょうか、手渡しする機会がぐんと減ってしまい、例年のような光景が見かけられません。それでも家族親戚同士、小規模の集まりのために名節の料理を作るところも多いようです!市場では、お供えに欠かせないお餅や果物、魚などのお店が軒を連ねています。

いかがでしたか?韓国では旧暦のカレンダーに従って、名節を過ごします。今年は5連休で秋夕(チュソク)は21日になります。秋夕当日はほとんどのお店がお休みになり、街は少し静かな雰囲気になります。韓国では予防接種を完了した人が50%近くなっています。来年こそは新型コロナウィルスの勢いが収まって、これまでのように韓国と日本を気軽に行き来できることを願います!以上、プサンナビがお送りしました。




関連タグ:釜山の秋夕

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-09-15

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