大阪の仲良し兄弟、釜山初体験の旅!【2002年】

お茶屋さん、スーパー、そして韓国カラオケまで!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。
今日は、町で偶然であった日本人観光客にご協力いただき、同行取材をしてしまいました。
こちらが今日の主人公のお二人です。
お茶屋での出会い
どこで会ったかというと、ナビが取材をしに行った知慧船というお茶屋さん。このお店で店長さんの息子さんで、日本語ペラペラのユンさんとしゃべっている日本人男性2人組を発見。
お友達同士かと思いきや、兄弟だったんです。2人でワールドカップ観戦のために大阪から釜山にいらっしゃったそうです。兄弟で旅行なんて、和やかな感じですね。本当は、観光の予定はなかったものの、時間が余り観光もついでに。釜山タワー、国際市場、チャガルチなど有名スポット見学を終え、お茶好きということで、雑誌に載っていたこのお店に来たそうです。このお店では、お茶と茶器を購入。若いのに、なかなか渋い兄弟です。

智慧船のおばさん、息子さんとも記念撮影。
そんな仲良し兄弟のお二人を、同行取材。ご迷惑とは思いつつついていきました。

町にくりだそう
さっそく南浦洞からは地下鉄で移動。到着したのは、釜山一の名門大学、釜山大学のある所。釜山大学の周辺は学生街だけいろんなものあり、しかも安いんです。荷物はロッカーに預けて、では、歩いていきましょう。
まず、目を引いたのは、ワールドカップで韓国サポーターが着ている赤いTシャツ。どうやらお兄さんは、かなりこれがほしいようです。
夕食は釜山名物、テジクッパッで
ぶらぶら歩いているうちに、おなかもすいたということで、夕ご飯を食べに行きました。釜山に来たのなら、釜山でしか食べられないものをということで、釜山名物テジクッパッをご賞味。
お二人のご感想は?
「辛いけど、これぐらいなら食べられます。おいしいです。」
この料理は、韓国料理の中では辛くない部類に属すのに、やっぱりすこし辛さがきたようです。どうやらこの兄弟、辛がりです。でも、辛いといいつつ、全部きれいに食べました。
どうですか、この表情。さすが大阪人、リアクションがよろしい。
お土産を買いにスーパーへ
さて、おなかも一杯になったところで向かったのはLGマート。ここで韓国土産を購入する予定です。釜山大学から地下鉄で一駅。タクシーでは基本料金で行けます。
では、スーパーツアー開始です。
お兄さん、何してるんですか?どうやらにおうかどうか確認しているようです。お兄さんがにおいをかいでいるのは、ユッケジャンのレトルトパック。他にも、韓国料理のインスタントがたくさんあります。
こちらは韓国土産の定番岩のり。1セット10パックぐらい入って、1,000ウォンぐらいでした。
韓国のスーパーで驚いたことは、おまけが多いこと。しょうゆを買うと、タッパが3つぐらいついてきたり。お兄さんが手にしているサッカーボール、これもなんとおまけ。何を買うともらえるかというと、電気ドライバー。ワールドカップの期間といってもこれはやりすぎでしょう。
すかさずお兄さんのつっこみが、「どっちがメインやねん。韓国おまけ多すぎやねん」
こちらはお菓子コーナーです。韓国のお菓子がずらーっ。日本と同じようなお菓子だけど、ハングル文字のパッケージがなんとなくキュートです。
お菓子を見て弟さんがつっこんでます。
「これ、どうみても『おっとっと』やろ」
お兄さんはというと、
「なんでこんなお菓子がでかいねん。韓国の人よう食べんねんなあ」
(いくら大きいっていってもそんな重ないやろ。)
次に向かったのは、お酒コーナー。このご兄弟、かなりの酒好きと見ました。韓国焼酎を前に大はしゃぎ。韓国で一番メジャーな真露や、C1焼酎が、750ウォンでした。
 

ぐるっとスーパーを1周して買い物終了。
韓国カラオケ初体験
最後に彼らの向かったのは、なんとカラオケ。韓国のカラオケを体験したいそうです。
韓国でも、日本と同様カラオケが大人気。友達と遊びに行けば、シメはカラオケになることが多いです。韓国カラオケにも日本の歌が最近はとても増えていて、雰囲気も日本とまったく同じです。でも、日本のようにワンドリンクもなければ、メニューもなく、持ち込み自由なので、外でいろいろ買って持って行き、食べながら大熱唱しても問題なし。韓国式に従って、ご兄弟もトッポッキと、韓国のギョウザを持ち込み。トッポッキは少し辛そうでした。
さあ、これでご兄弟の旅も終了。明日には日本に帰国されるそうです。最後にレッドデビルTシャツを広げてハイチーズ。
釜山のイメージは?
では、最後にご兄弟に釜山全般のご感想を聞いて見ましょう。
「かなりエネルギッシュ。特に国際市場は、すごかった。自己主張が激しいイメージがあったけど、でも、なんだかんだ言ってもとても親切でびっくりしました」
「でも、釜山のバスとタクシーはかなりこわかった。曲がるときでもスピード落とさんし。細い道でもがんがん行ってるし」
2泊3日という短い時間で、釜山の特徴をズバリ言い当ててくれました。そうなんです、釜山のバスはとてもスリル満点で、町の中はかなりエネルギッシュ。でも、人情たっぷりでとても親切。短い時間でも満喫できる釜山、このご兄弟のように皆さんも味わってみてはどうですか?以上、プサンナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-06-19

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