釜山国際映画祭レポート2004!

年々盛り上がる釜山国際映画祭!3泊4日の旅!

こんにちは!おたみです。皆さんお元気でしたか?さっそくですが、おたみの毎年恒例イベント、10月7日から10日間の日程でスタートした釜山国際映画祭に行って来たので、またまたその時の様子をレポートしたいと思います。映画祭関連の記事は、プサンナビに詳しく紹介されていますので、是非そちらでチェックして下さいね☆さて、今回のおたみの日程は、開幕式に合わせて10月7日からの3泊4日。プサンナビを毎日チェックしながら、映画はもちろんのこと、釜山グルメも楽しもうと1ヶ月前から楽しみにしてましたぁ(^-^)ではでは皆様を釜山にご案内ぃ~!
KTXで3時間弱!
KTXが開通してから、釜山までセマウルでも以前は約5時間かかっていたものが、2時間30分から3時間弱へと短縮。便利になりましたよね~。おたみは7日の昼に行われる開幕作「2046」のプレス試写会に合わせて、朝の9時ソウル駅発のKTXで釜山へ。
到着は昼12時ちょっと前。プサンナビのさっちゃんさんと待ち合わせして開幕作の試写会&記者会見会場へ。映画祭の開幕前に突然キムタクも来る!という情報が流れ、おたみも楽しみにしていたのですが、結局来れなくなってしまって残念。しか~し、トニー・レオンもステキでしたが、ウォン・カーワイ監督もイカツイ感じですが高身長&足長でとってもカッコいい!まあ、記者会見であのチェーンスモーカーぶりには驚きましたが。。。記者会見の詳しい内容はこちらをどうぞ。
開幕式前に遅い昼ご飯。時間もなくて会場前にあった屋台のおでんとトッポッキとマンドゥ(餃子)で腹ごしらえ。"釜山おでん"とは程遠いいつものおでんでしたが、、、お腹空いていたので結構食べちゃいました。
開幕式!
例年、今話題の韓流スターが1人は開幕式でレッドカーペットを歩いて出てきていたような気がするのですが、今回は皆さん韓国以外の他のアジア諸国に行っていて誰もいなかったんですかね??でも実際来たら開幕式はすごいことになっていたかも・・・今年も記者たちがだんごになっているカーペット横の台に上り、入場する監督や俳優などの写真を~!と頑張ってました。
監督や俳優たちが通るたびに会場は大歓声。その歓声に応えるとさらに歓声の波が入口から海側の方まで続いてました。そして記者たちも台の上で大奮闘。ちなみにおたみは写真の記者がわんさかいる反対側の台に。海外からやってきた記者もいて、香港から来た記者たちが1番目立ってましたね(声がビックで。。。)。
映画関係者の入場が終わってやっと開幕式スタート。司会はアン・ソンギとイ・ヨンエ。舞台で伝統舞台が繰り広げられた後、ウォン・カーワイ監督と主役のトニー・レオンを迎えての開幕作品の紹介、そして花火と共に開幕作品の上映スタート!
いつものように野外スクリーンでの開幕作品上映。途中、寒いし眠いし・・・ということでさっちゃんさんとさっきの屋台へ移動。ビールとタッコチ(韓国風焼き鳥)で乾杯!おしゃべりをしているうちに映画終了し、2次会はナビけんさんといつもの「みなみ」で合流、焼酎で乾杯!
しか~し、お酒のせいなのか?!水曜から突然来た喉のイガイガが悪化してきたのか?!悪寒が・・・ということで、おたみはホテルへ直行!フロントに電話して薬をもらい、予備用のシーツまで全部掛けてグッドナイトぉ~。
次の日から何とか立ち直って、おたみが見た映画、食べたものはこんな感じ~!

<映画&イベント>

● オープンイベント「イ・ヨンエ&トニー・レオンのトーク」
● 10月8日 「オールドボーイ」
今年のカンヌ映画祭で審査委員グランプリを獲った作品。上映後にはパク・チャヌク監督とチョン・ヘジンが登場。観客とのQ&Aタイムもありました。「オールドボーイ」は一度ソウルで見ていたので2回目。今までの韓国映画にはないスタイルの映画で良かったです。この作品、アメリカでリメイクされるそうで、主人公のチェ・ミンシク役をブラピがやるというウワサも小耳に挟んだのですが。。。あくまでもウワサです。
● 10月8日 「笑の大学」
この時間、もともとキム・ギドク監督の「ピンチッ(空家)」を観ようとチケットも取っていたのですが、三谷幸喜の舞台を映画化した作品で吾郎ちゃんも来るというので、立見席をゲットしてこちらへ。上映の30分前から会場には行列が出来ていてびっくり。追っかけっぽい地元の女の子もたくさんいました。映画が終わった後に星護監督と吾郎ちゃんが登場。まず吾郎ちゃんが韓国語で挨拶すると、会場はきゃーきゃーと初っ端からすごい歓声。観客席には吾郎うちわや垂れ幕を持っているファンも舞台すぐの席を陣取ってました。質問時間になると前の方に座っている女性ファンらしき人たちがここかしこで挙手!途中震える声で質問しながら吾郎ちゃんにバラの花束を渡した女の子もいました。時間が終わり、吾郎ちゃんが退場すると、ファンたちが必死で追っかけてる姿も。
● 10月10日「イノコンジュ(人魚姫)」
映画、「殺人の追憶」の容疑者役で出てからチェックしていたパク・ヘイルが出ているので思わず。今回も彼のあったかさが出ていました。一人二役の主役のチョン・ドヨンは、いつ見ても年齢不詳、しっかり二役演じてました。映画終了後にはパク・フンシク監督とパク・ヘイルが登場。話をもっと聞きたかったけれど時間がなくてすぐ映画館を後に・・・
<その他、街で見かけたイベントなど>

<釜山グルメ>

● 海雲台・ソコギクッパッ通りのお店「元祖ハルメクッパッ」でソコギクッパッ
昨年に続き、映画前に時間がないとき空腹を満たすには、ここのソコギクッパッが1番!座って3分もしないうちに料理が出てくるし、野菜たっぷりで消化もよい、前の日の飲みすぎにも効果抜群、そしてなんといっても安い!2,500ウォン。今回もおいしかったです☆
● 「金海ティッコギ」にて豚肉&焼酎
友達が昔こちらのおばさんにお世話になったということで、何がなんでも釜山滞在中1回は行こうと思っていた店。プサンナビ事務所から徒歩5分。おたみは初めてだったけど、こちらのおばさんも働いている体格のいい息子さんらしき人も、皆さん気さくで話しているととっても楽しいぃ~。友達が昔の話で盛り上がっている間に、注文せずともお肉やサンチュ、おかずなどがテーブルにずらり。「注文したっけ?」と友達に聞いたら、「うん、ここメニュー1つだから~」。そっかそっか。
ティッコギとはいろんな部位の端の肉を寄せ集めたものらしく、お肉は適度に脂肪がついて、なかなかジューシー。この値段なら納得。お腹も空いていたので5人で6人前食べたかな??焼いたキムチと一緒に食べるとさらにグットでした。

● 朝日新聞の佐々木さん超オススメの「コカルビ」にてサバ焼きとソジュ
う~ん、これがマジウマ。お店はまったくの地元店ですが、香ばしい香りにまずは誘われ、パリパリとした皮と脂がたっぷりのったホクホクの柔らい身。豚肉をたっぷり食べた後なのに、焼きあがってテーブルに運ばれてきた途端、お腹を空かしたピラニアのように、あっという間に骨だけに。。。また食べたくなってきました。
● ミルミョンは2軒
2日目の昼もミルミョンを食べに行ったけれど・・去年食べた「ハルメカヤミルミョン」の方がおいしかったね~ということで、3日目もお昼にミルミョン!コシのある麺とさっぱりしたスープがなかなか。韓国料理の中にチョルミョンというコシの強い麺がありますが、その細いタイプの麺を冷麺風に作った感じ。軽くお昼を済ませたい時にぴったり!
どちらも見た目はそんなに変わらないですが、麺とスープの味が違いました。
● 夜中の屋台でチョゲタン(貝のスープ)&焼酎
2日目の晩、ティコギ、コカルビの後にまだ飲むのか~!という声が聞こえてきそうですが、夜中のポジャンマッチャへ。ちなみにおたみはそんなに飲んでいません。というより飲めません。昨年、半分居眠り状態で食べたチョゲタンの味が忘れられず、プサンナビの事務所近くのお店へ。お店が道路両側にあるのでどこにしようかウロウロしていたら、気持ちの良いくらいにハキハキしたまさに釜山男児という感じのお兄さんが「オソ・オイソ~、アンジュイソ~(いらっしゃいませ~座ってください~)」と。

そのさわやかさに惹かれて着席。チョゲタンと焼酎を注文したら、キムチやチヂミ風の卵焼き、そしてデザート?!の葡萄までサービスで登場。肌寒い中、隣りの学生風7人組の釜山訛りの豪快な笑いと話になんとなくダンボになりながら、しんみりと焼酎をちびり。その日は結局ホテル到着が明け方の4時?!ちなみに次の日は朝7時に起き。
● 「オマッチッ」でトゥギャン&ハプチャン&テチャン&焼酎&ヌルンジ(おこげのスープ)
今回はプサンナビに載っていた西面にある貝のお店にしようと思っていたのですが、時間もなくなってしまって「オマッチッ」へ。いつものようにうまかったです。
「オマッチッ」を出た後、友達と3人で夜中の海雲台で潮風に吹かれながらビール&花火をすることに。かなりお腹いっぱいでパンパンの足を引きずりなら、お店からちょっと離れたバス停からバスに乗って海雲台へ。海岸近くのスーパーでアイスやビールやスナック、花火を買って砂浜を見ると、地元の人なのか映画祭関係の人なのか?人がたくさん!思わず裸足で砂浜を歩くと、この開放感と夜風が気持ち~。妙な一体感を感じながら、日頃の疲れや風邪も吹っ飛びそうな楽しい時間でした☆
●スンデ屋さんでスユク(湯で肉)と焼酎
最終日見ようと思っていた「スーパーサイズミー」もチケットが取れず、南浦洞の周辺をぷらぷらショッピング。市場もあるし洋服屋さんもソウルより個性的なお店も多い感じ。帰りのKTXまで後1時間半。微妙に時間があまって友達リクエストのスユクで腹ごしらえしてから帰ることに。え~、時間はたぶん5時前。スユクとおかずを見たら焼酎でしょうということになり、早々と一杯。皆さん食事をしているのにちょっとういてたかも。。。
とのんびりしているうちに時間が?!あっという間に出発時間30分前。ホテルに預けていた荷物を取りに行くのにもう汗だく~。やっとタクシーに乗り込んで出発7分前に釜山駅到着。小走りで列車に乗って、ほっ。あ~、昨年のカラオケ屋さんに寄れなかったね~といいながらソウルまで3時間弱の間居眠り。
ソウル駅到着は夜9時頃。4日間があまりにめまぐるしくて突然疲れが~。今回は映画もあまり観れなかったし食べそびれたものもたくさん。来年のこの時期にリベンジだ~!と思ったけれど、よくよく考えてみたら、今回はショッピングもして海岸沿いにも行って楽しい旅でした☆ 
韓国映画に興味のある方、韓国芸能人に関心のある方、いや、そうでない方も、年々盛り上がっている釜山国際映画祭、おいしい釜山グルメと観光も一緒に楽しめますョ!以上、おたみでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-10-29

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