またまたまた釜山映画祭に行ってきました!

毎年ヒートアップしていく釜山映画祭+釜山グルメを堪能!

こんにちは!おたみです。皆さんお元気ですかぁ?!え~、もうしつこい~という声が聞こえてきそうですが、またまた釜山映画祭に合わせて、釜山に行ってまいりましたぁ。今回の予定は映画の開幕式から2泊3日、映画祭と釜山グルメを楽しもう!というスケジュールではありましたが、最終日になんとも名残惜しくなってしまい、ソウル行きを1日延期!3泊4日の釜山の旅となりましたぁ。ホント!今回は釜山映画祭10周年ということで参加した芸能人も豪華&報道陣やファンたちも例年にも増してすごい盛り上がりでしたぁ!ではさっそく"釜山3泊4日の旅"すたぁと!
7時出発のKTXで、目指すは釜山! 今回は張り切って7時ソウル駅発のKTXを予約。いつも映画祭とグルメでいっぱいいっぱいになってしまうので、映画祭初日、夕方から行われる開幕式前に釜山観光でもしようかなとこの朝早い便に決定。6時起きなので早く寝ようと思いつつ、準備やらなんやらで前日は3時半就寝。う~しょっぱなから・・・

<朝食を食べてきたけど列車の旅にはやっぱりお弁当必須(^-^)>
9時40分に釜山駅到着。ココから海雲台(ヘウンデ)のホテルまで移動するとあっという間に11時。釜山はこの移動が結構大変なんですよね。さらにホテルのPCのインターネットがつながらず、フロントに問い合わせたりしているうちにもうランチタイム~。結局PCはラインを差し込んでなかったという、なんともお粗末な結果ではありましたが、急いでお出かけの準備をして外へ。釜山の一食目、何を食べようか~?悩んだ末、海雲台ふぐ通りでフグを食べることに決定!
<宿は海の見えるPC付きのモーテル。今回はVIPルームでバスルームにジェットシャワー&スチームサウナ&ジャグジー付きっ> 
<宿は海の見えるPC付きのモーテル。今回はVIPルームでバスルームにジェットシャワー&スチームサウナ&ジャグジー付きっ> 
<宿は海の見えるPC付きのモーテル。今回はVIPルームでバスルームにジェットシャワー&スチームサウナ&ジャグジー付きっ>

<宿は海の見えるPC付きのモーテル。今回はVIPルームでバスルームにジェットシャワー&スチームサウナ&ジャグジー付きっ>

釜山グルメはフグ鍋からスタート!
フロントのおばちゃんに地元の有名店を聞いて、地図まで書いてもらったものの・・・これは一体地図なの?!という芸術的?な絵で、お店を探すのに行ったり~来たり~一苦労。さらに、快晴の釜山は太陽がきつい!真っ黒のカーディガンが熱をどんどん吸収、汗だくで歩いていると、あった~!!!お店の名前も聞き間違えていて、よく見たら釜山ナビにも載っているフグ専門店「クムスポックッ」。タイミングよく、プサンナビのさっちゃんさんも近くにいるというので合流して一緒にお店へ。さっちゃんさんオススメのフグランチコースも魅力でしたが、お昼にコースは重いかな?!今晩も夜中まで宴会が繰り広げられるだろうし、フグ鍋にすることに。
ボッメウンタン(フグの辛い鍋)!
メウンタン(辛い鍋)とチリの2タイプがあり、おたみはメウンタンを注文。思ったよりお味はあっさり。ぷりぷりしたフグがたくさん入っていて食べ応え十分。おかずもたくさん出て全部おいしい。石焼鍋なので最後まであつあつ、体が元気になります。
開幕式スタート~!
さて、観光の予定でしたが用事が入り、開幕式会場の「ヨット競技場」に着いたのが5時半。もうたくさんの取材陣たちがレッドカーペットの周辺にスタンバイ。さっちゃんさんの横のスペースに入れてもらい、おたみもスタンバイOK!今回は去年に増して日本や台湾をはじめ、海外からの取材陣も多かった~。妻夫木くん&行定勲監督を皮切りに、次々とスターが登場すると、もぉ~さっちゃんさんと興奮しながら写真撮影!今回は豪華だわ~。
*開幕式&オープニングパーティーの詳しい記事は→こちら
開幕パーティー
開幕式終了後、まず映画祭のシャトルバスに乗ってパラダイスホテルへ。ここで!映画祭開幕パーティーが行われていたので、ちと寄ってみることに。本当は招待状がないと入れないのに、ダメ元でじりじりパーティー会場に歩みより、最後はさりげなくさっちゃんさんと警備を通過!国内外の映画監督や俳優、映画関係者が行ったり来たりする中、興奮気味で写真をパシャパシャ~。
ツーショット写真はリュ・スンボム、キム・ギドク監督、妻夫木くん。この時、リュ・スンボムに近づいた途端、イカツイマネジャーが「写真はだめです」と言ったにも関わらず、ボムボム本人がおたみの耳元で「さりげなく撮っていいですよ!」と一言。わぁ~と思いながらさらに「一緒に撮ってもいいですか?」といったら、出ましたオッケーが!!すみません、1人でミーハーに。皆さんもステキな俳優さんなのでチェックしてみて下さいね~。また、韓国の北野武といわれる映画界の異端児?!キム・ギドク監督はとっても腰の低い方で、写真を撮った後に逆に「コマッスミダ~(ありがとうございます)」とおっしゃるほど。そして妻夫木くんはとってもあったかい雰囲気が漂ってましたぁ。

映画&GV(ゲストビジット)
今回おたみが観た映画はホン・サンス監督の「劇場前」、今年の超ヒット作「ウェルカムトゥドンマッコル」、チャ・スンウォン主演の「血の涙」、「ローラ」、そして有名俳優がたくさん出演!話題の「ルワンダホテル」。「劇場前」は同じくホン・サンス監督の作品「生活の発見」でも見られたしみじみ系の笑いポイントがあちこち散りばめられた作品。それからルワンダホテル」は感動の1作。これは日本で観られるといいですね。映画後のゲストとの対話タイム「GV」がある作品も3作あり、監督と俳優が登場して目の前で話を聞けるのは、ほんと、映画祭でしか味わえない醍醐味! 他のファンに連れられてパク・グァンヒョン監督(「ウェルカムトゥドンマッコル」)のサイン、もらっちゃいました。
映画の公開挨拶~カン・ドンウォン登場でPIFF広場は大混雑!~
ちょうど「刑事」のオープントークがPIFF広場で行われるとき、すぐ近くのカフェの2階から眺めていたら、舞台の周辺にどんどん人が密集していき、もう混雑ぶりが半場じゃない!これはけが人が出そうな勢いで、とにかくすごい人気! 舞台の横にカン・ドンウォンがひょこりと顔をだしたら、カフェの中も大騒ぎ!結局あまりの混雑のため、俳優たちは舞台の後ろにつけていた車ですぐに退散しましたが、ホントにけが人が出なくてよかったです。
当日チケット買いにトライ!
前売りで売り切れになっても諦めるのはまだ早い! 10%だけ残しているという当日チケットにかけてみよ~!今回は10周年ということもあってか、有名俳優のゲストトークがある回は売り切れが多くて・・・おたみも初めて!当日チケットに希望を託して朝7時半にスポンジへ。しか~し9時からスタートなのに、着いた時にはもうすでにたくさんの人が並んでる~。友達に頼まれたビョンビョン(イ・ビョンホン)主演の「甘い人生」、カン・ドンウォン&ハ・ジウォン主演「刑事」は5人前までまだチケットがあったハズが・・・売り切れ。もう少し早く来ないとだめだったかな・・・ココにも今までは見かけなかった日本の方がおたみの周りだけでも4~5人発見。

その後、おたみが食べた釜山グルメを一挙公開!
1日目
体もあったまるカムジャタン&ポッサムで乾杯~!
映画終了後、時間も遅くてお目当てのお店はもうクローズ。ぐるぐる回ってカラダをあったまめるために「カムジャタン」を食べることに。伺ったお店は「ハヨンジョンカムジャタン」。追加でポッサムも注文してソジュ(焼酎)で一杯。アツアツのスープでカラダがぽっかぽか。今回は釜山ナビで記事を書いてらっしゃるデューク松本さんも参加。とっても気さくで紳士な方でした~。
〆に海辺で一杯!
カムジャタンのお店は24時間営業のハズが、2~3時でもうそろそろ・・・と申し訳なさそにおっしゃるスタッフのお言葉を受け、今日はここでお開き~。ホテルに帰る途中、裸電球が光る地元の屋台に誘われ・・・トッポッキと天ぷらを買って海岸へ。海の前にあるコンビニでビールと花火を買い込んで、潮風に導かれるように砂浜を歩むと、もう3時過ぎというのに地元のカップルやグループがあちこちに。藍色の海を眺めながらしんみりとビールを・・・と思っていたら、なにやら足がムズムズムズ!暗闇で見えなかったけど友達と思いっきり蚊にさされまくりぃ~!もう我慢できん!ということでホテルへ退散~。
2日目

4年ぶり?!に友達に再会!
 
韓国に着たばかりの頃、語学堂で知り合ったランゲージエクスチェンジをしていた友達 が釜山に住んでいるということで、久しぶりにお昼を一緒に食べることに。メニューはソウルと違う"ナクチポックン(タコ炒め)"。炒めとはいうものの、タコのピリ辛鍋という感じ。テーブルで煮てから、どんぶりご飯に掛けて食べるタイプ。辛さと甘さ、セリの香りがミックス、プリプリとしたタコの食感、スープの絡まった春雨もご飯にぴったり!あっとう間にどんぶりご飯を完食!これはソウルタイプよりイケるかも!
お店の名前:「チョバンナクチ」
場所:地下鉄ヘウンデ(海雲台)駅から西面と反対方向に2駅、チャンサン駅1番出口を出てすぐ。
ホルモン通りで一杯!
ソウルのコプチャン通りといえば「往十里(ワンシンニ)」が有名ですが、釜山にもありました。場所はムニョン駅から徒歩約10分。通りに行くとコプチャン専門店がズラリと並び、地元の人でワイワイガヤガヤ~賑わっていました。こちらは釜山で有名なホルモン専門店「オマッチッ」とは違い、味付け炒めタイプ。通りの雰囲気はソウルと似ていますが、少し違うのが中にいろんな部位が入っていること。味も少し釜山の方が濃い目かな。とっても安くて、これは焼酎にぴったり!
二次会はコカルビ!
二次会はすぐ近くにあったサバ焼き屋さん。さっちゃんさんいわくちょっと高め?!ということでしたが、時間も時間なので近場で。去年食べた南浦洞の(コカルビチッ)にはやはり負けますが、久しぶりの焼き魚、おいしかったですよ。
三次会は念願の貝焼き屋さん!
夜遅く釜山入りしたナビくんと合流して、昨年からずっと気になっていた貝焼き専門店「ぺデポヨンタングイ」へ、とうとう今年連れてっていただきました~。いや~見て下さい。新鮮な魚介類がこんなにたくさん!種類も多い!お値段も安い!中でもうまかったのがホタテと大きな貝!その他は・・・。え~実はココでおたみはぐ~らぐ~ら睡魔が襲ってきて、貝も全種類いただけず、気づいたらもうお帰りの合図。ん~ん・・・
その後、復活したおたみはおでんで一杯!と張り切っていたものの・・・ホテルのベッドにちょっとだけ横になったらもう終わり。頭の中で「おでん・・・おでん・・・」叫びながら眠りの中へ・・・。
3日目

昼:タッカルビ屋さん(海雲台)でミルミョン
食べやすい細めんタイプ。暑かったので冷たいスープがさっぱり!
夜:今回のヒット!「豚足の冷菜」!
友達が以前、地元のテレビで見たという「豚足の冷菜」を求めて、南浦洞の「チョッパル(豚足)通り」へ。映画祭だからか?普段からなのか?もうどのお店もすごいお客さん。お店はさっちゃんさんオススメの3軒のうち、ちょうど席が空いたので「漢陽チョッパル」へ。ソウルの豚足というと、厚めにスライスした肉をニンニクや刻み唐辛子、アミの塩辛などをつけてサンチュに包んで食べるのが一般的。でも釜山では、そのソウルタイプのほかに、冷菜(ネンチェ)というメニューがどのお店にもあるんです。他のテーブルを見ると、その冷菜オンリーか、普通タイプと一緒に両方頼んでいる人がほとんど。
これはキュウリスライスとくらげ、豚足のスライスをカラシ醤油のドレッシングで和えたもの。感覚的にはバンバンジーに近いです。これをさらにサンチュに包んで食べるのですが、とってもサッパリ!カラシとゴマが利いていて、ソウルの豚足より匂いも気にならず。お腹が空いていたのも手伝って、「うまい!うまい!」と言いつつ皆でがっつきましたぁ。これは今回のヒット!
夜:フグ鍋の次はフグの天ぷら!
豚足でかなりお腹いっぱいになったものの、二次会は必須~。お店を探しながらブラブラしていると、「オソ オイソ~(いらっしゃい~)」という釜山弁に誘われて、一杯飲み屋風のお店へ。メニューは全体的に高めなので、お手ごろなフグの天ぷらをセレクト~。身が少なめでしたが、揚げ立てだったのでおいしかったですョ。後ろのジモティは水槽の大きなカニを注文していましたっ(うまそーだった~。カニ好きなので・・・これは次回)。
通りのおもろい看板
<釜山映画祭ポスターパロディー版>

<釜山映画祭ポスターパロディー版>

<メニューの日本語が・・・お女る焼>

<メニューの日本語が・・・お女る焼>

<「オブヤ」はいいけど、「漁夫よ」はなんかなぁ・・・>

<「オブヤ」はいいけど、「漁夫よ」はなんかなぁ・・・>

夜:さらに、夜食にクッパッ!
いつもの海雲台の有名な「元祖ハルメクッパッ」でもう一杯!クッパッも完食!飲みすぎ&食べ過ぎです~。
4日目

昼:<「カヤミルミョン」(南浦洞)でミルミョン>メンにコシがあってスープのダシが味わい深い。
夜:<「ケミチッ」でナクチポックン>今回2回目のナクチポックン&海鮮チヂミ。「チョバンナクチ」よりも甘さ控えめ、ニンニクや唐辛子などの薬味系が強いお味。
Eマートでお土産ショッピング!
友達が例のごとく釜山でしか買えない「シーウォン」を求めてEマートへ行く、というのでおたみもついて行くことに。海雲台駅からはタクシーで5分ほど。釜山ならではのものがあればお土産に!と思いつつ店内をぐるぐ~る。新鮮な魚介類がソウルよりも豊富でかなり魅力でしたが、これはお土産には不向き。佃煮や干物系もココは輸入モノが多くて手が出ず、おたみは何も買わずに見るだけ。一方、友達はCウォン焼酎のペットボトル(1.8リットル入り)を9本購入!レジ奥の包装スペースでちょうど「Cウォン」用のダンボールを発見!無事ソウルのお家に送ったのでしたぁ。さて、これがいつまで持つことやら・・・。ちなみに彼女は焼酎を一晩で1.8リットル×2本飲んだという記録の持ち主。化け物系です。おたみは足元にも及びません。
またまたまた釜山映画祭に行ってきました! 「ソウル牛乳」ならぬ「釜山牛乳」

「ソウル牛乳」ならぬ「釜山牛乳」

今年も食べまくり&飲みまくりですね~。ナビけんさん、さっちゃんさん、デュークさん、本当にお世話になりました。毎晩夜中までお付き合いいただき、ありがとうございました~。また来年もっ楽しみにしてま~す(^-^)
今回は映画とグルメだけでなく、エステや観光、ショッピングもと思っていたのですが、なかなか計画通りにはいきませんね。来年は海の見える汗蒸幕でのんびり疲れをとって、遊覧船に乗って潮風にふかれてみたり、釜山大学の方でショッピングしたり、いろいろ足をのばしたいなぁと思いつつ、芸能人の写真を見てニヤついているおたみでした~。皆さんも楽しい釜山旅行、計画してみてくださいね。
おまけ~おたみ、大興奮の巻~
釜山入り1日目、ちょっと雑誌のインタビューのお手伝いに、映画祭のときは芸能人がたくさん泊まる「海雲台パラダイスホテル」へ。ゲストは「阿羅漢」、「拳が泣く」などに出演、地元で人気の個性派俳優「リュ・スンボム」。余談ですがこのホテルはうわさ通り!彼の登場を待っている30分の間に、カン・ドンウォン、チョ・インソンなどがファンたちに囲まれながらロビー付近に登場。いや~なんかオーラがありあり。ちなみにファンの中には日本のおっかけ?!らしき方々も見かけました~。

さて、まもなく韓国で公開される「美女と野獣」の宣伝のため、現在、超多忙のリュ・スムボムがマネージャー、スタイリストと一緒に登場。ファッションはラフなカジュアルと思いきや、雑誌用にわざわざ準備したというキレイ目のカジュアルスタイル。彼は韓国スターのイケメンメンバーには入りませんが、とても雰囲気のある目に力のある俳優さん。もともとファンではありましたが、いつも努力してがんばっている姿が伺えて、男っぽい!特に写真撮影の時「ポケットチーフを取ったらだめですか?」と雑誌社の方が聞くと、スタイリストの「これがポイントなんです・・・」という言葉を遮るかのように、リュ・スンボム自ら「お望みならいいですよっ」という感じでポケットチーフをシュパッと取る姿は、かなりステキデジダ~。

彼は今年に入って映画の撮影が忙しく、当初予定していた訪日もキャンセルになっていたそうですが、「チュモギ ウンダ(拳が泣く)」が来年日本で公開される時には日本に行く予定だそう。皆さん、お楽しみに!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-10-18

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