モーニングフリーウェイの立花裕人さん…釜山に来る!

立花さんに密着する2日間。プサンの魅力を全国に向けて

アンニョンハセヨ、プサンナビです。街角で観光客をつかまえてはリポートするという企画から始まった『釜山でこんにちはシリーズ』もすでに第11弾。最初は、観光客の方々を中心に行ってきたこの企画も、後半では釜山取材に来た編集者さんや、わいわい広場の住人のテジカルビさん、前回にいたっては冬ソナの激烈的ファン、ナビ記者さっちゃんのお母さんにも登場していただきました。これまで多くの方々の協力のもとに、支えられてきた本企画も今回はシリーズ始まって以来の大物、TOKYO-FMの朝の人気番組『モーニングフリーウェイ(以下モーフリ)』のパーソナリティ、立花裕人さんをお迎えすることになりました。
1995年10月からモーフリのパーソナリティを務められて以来、すっかりFM-TOKYOの朝の看板としての存在感を示している立花裕人さん。FM-TOKYOはキー局なので、首都圏にお住まい以外の方も立花さんの声を聞く機会も多いのでは?そんな、立花さんがなぜに韓国に??というわけで、ちょっとお話を聞いてみました。

ナビ
:立花さん、こんにちは。どうぞよろしくお願いします!
立花氏:どうも、よろしくお願いします。
ナビ:今回はまた、なぜ、韓国にいらしたのですか?
そうですね。これまでのようにスタジオからの放送だけではなく、実際に現地で気になる疑問を直接聴いて、生の声を伝えたいということで、新企画が持ち上がったのです。今回は近くて熱い国、韓国になったわけですが、、今、韓国はノムヒョン大統領の弾劾問題で大揺れでしょう。4月15日の国会議員選挙では与党の大躍進ということで、ノムヒョン大統領を支持するような結果になったわけですが、実際に韓国の若者たちはノ大統領や自国の政治に対してどう思っているのか、率直に聞いてみたかったのです。
ナビ:なるほど、でもソウルでもできそうですよね。釜山を選んでいただいた(ナビ大感謝)のはどうしてですか?
そうそう、韓国ではKTXが開通しましたよね。そのレポートも今回の目的に含まれているんです。釜山からソウルまで、2時間半ということで、風のようにリポートしたいですね^^。また、ソウルでは冬のソナタのプロデューサーの方へのインタビューも予定しています。冬ソナは今、日本で大人気ですからね。
ナビ:なるほどよくわかりました。話題豊富なKTX是非、体験してください。そうそう、余談ですが、冬ソナの主人公のチェ・ジウさんは、プサンナビのデザイナー、チェッキーさんが高校1年生だったとき、同じ高校の3年生だったみたいですよ。
というわけで、今回は立花さんが釜山でどのように取材をされて、現地からリポートするのかを密着してレポートしたいと思います。


初日 4月18日
まずは打ち合わせ
ロッテホテルで待ち合わせした後、ロッテデパートの8階で打ち合わせすることになりました。8階は、レストランやカフェ、ファーストフードのフロアです。この日は、日曜だけあり人だらけ。何とか空席のあるカフェを見つけて、通訳さんとの打ち合わせです。街角で質問する内容、明日のオンエアー時のタイムスケジュールなどを中心に話がすすめられました。
街角でインタビュー
あいにくの雨ということもあり、街角でのインタビューは難しかったので、ロッテデパートの地下に降りました。デパ地下を出た噴水前の広場は、釜山有数の待合わせスポットになっているからです。実際、インタビューの対象になりそうな20・30代の若者でいっぱいでした。ということで、さっそくインタビュー。
通訳の方が、日本のラジオ放送のインタビューですよと声をかけると『きゃー!』っと、のけぞる女の子たち。でも、聞いてくれるとなるとしっかりと答えてくれます。韓国では若い女性でも政治に関する意見をもっているんですねー。中には親に頼まれていやいやハンナラ党に投票したなんていう女の子もいましたよ。男性のグループにも話を聞きましたが、断固撮影拒否。釜山の男は写真が嫌い?全部で10数名の人に話を聞いたあたりで立花さんも答えがまとまったようです。
立花さんホルモンに感激
夕食はがつんと釜山らしいものというご希望だったので、ナビがお連れしたのは釜山名物ヤンゴッチャン(ホルモン焼き)のお店。プサンナビでヤンゴッチャンといえば高級店のオマッチッが人気ですが、庶民的なチャガルチのヤンゴッチャン通りもなかなか。今回はまだ取材していない、西面のヤンゴッチャン通りに行きました。こちらもチャガルチ同様、ひとつの建物のなかにいくつもの店舗があるセンター方式。店に入った瞬間に、多くのおばさんから声がかかり、日本人にはちょっと戸惑いがあるかも。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
ヤンゴプチャンを注文すると、ヤン(ミノ)とテチャン(大腸)、ヨントン(ハツ)が盛り合わせで出てきます。見た目のインパクトに立花さんもびっくり、ということで、はいポーズ。
しきりに美味しいを連発する立花さん。ナビも気にいってもらえて何よりです。包んで食べさせてもらう、光景がなんとも韓国らしいですね。
最後にみんなで記念撮影ということで、本日はこれでお開き。

2日目 4月19日

オンエアー開始(06時00分~)
この日はホテルの室内電話と東京のスタジオを、結ぶ形で放送されるとのこと。番組は朝6時からのスタートということで、早朝からの準備です。早いですねーと感心していると、普段、日本では3時半起きなのだとか。釜山からの立花さんの声とともに始り、昨日のインタビューで得た内容を中心に番組ははじまります。
立花氏:『七尾さーん!おはようございます。韓国の釜山で………』
番組ホームページ 4月19日放送
オープニング CATCH UP TODAYをクリック

今日の朝刊をチェック(06:35分頃~)
本日の朝刊のトップニュースを紹介するということで、朝鮮日報をはじめとする有力誌から、トップニュースをノートにメモしていきます。そして、メモを片手にストップウォッチを取り出して、トップニュースの内容をリハーサル。『えーまずは今朝の朝鮮日報からですが~』で始まり、すらすら、すらすらと言葉がでてきます。それも原稿ではなくメモを見ながら…、きっちり1分30秒。目の前ですごいものを見たような気がしたナビでした。
番組ホームページ 4月19日放送
VOICEをクリック
釜山の天気をレポート
7時30分頃から外で釜山の天気予報をリポートするということで、新聞の天気予報をチェックです。お天気を韓国語で言ってみたいということで、『晴れ(マルグム)』『雨(ピ)』『曇り(フリム)』『霧(アンゲ)』発音を確認。もともと、韓国語を勉強されているということで、きれいな発音に通訳さんも大絶賛でした。話のプロの方々は語学センスもただならぬものがあるようです。
さあ、外に出てレポート(07:34分頃~)
コリアンでウェザーという即席新コーナーで早速、韓国語を試す立花さん。今回は朝から霧だったので『霧(アンゲ)』。
立花氏:『さあ、みんなで発音してみましょう!…アンゲ』
番組ホームページ 4月19日放送
ロッテWETHER FORCUSをクリック
プサンナビも番組中に紹介!!(07:53分頃~)
モーフリーのコーナーのひとつで、なんとプサンナビも紹介していただきました。ただただ感激です!皆さんも聞いてくださいね~。
番組ホームページ 4月19日放送
コジマ Cathch The Worldをクリック
朝食のリポートはテジクッパで
昨晩がヤンゴッチャンときたら、朝食はテジクッパッ。釜山の2大名物そろい踏みです。博多の豚骨ラーメンを朝から食べる人があまりいないように、実はテジクッパを朝から食べる人もあまりいないのですが(ソウルナビ、ナビ君を除く)、釜山名物を知っていただきたいというナビの強烈なプッシュで、選んだお店は『プジョンシッタン』。
話の種に釜山のスンデも味わっていただきました。『プジョンシッタン』のスンデは濃厚で腸も厚いのが特徴です。クッパはアミの塩辛を使いながら自分の好みの味に調整します。最初は戸惑い気味でスープをすくっていた立花さんでしたが、アミで塩加減を整えると『うまい、辛い』の連発。汗をだらだらかきながらもスープをすする速度は変わりません。どうやらテジクッパも気に入っていただけたようです。そしてキムチをパクリと食べた瞬間、携帯が鳴りました。(08時47分頃~)
立花氏:『びっくりしましたよ~キムチをちょうど口に放り込んだ瞬間にふってきたのでどうしようかと思って』
口に入れたばかりの大振りのキムチを、一瞬で処理しつつ、アドリブでかわす立花さん。プロ精神に感心です。そして釜山名物テジクッパッを首都圏のみなさんにばっちり紹介いただきました。みなさんもテジクッパを食べに釜山に来てください!
番組ホームページ 4月19日放送
SONG OF THE DAYをクリック
食堂を出たら、急いでホテルに向かってチェックアウト。これから立花さんはソウルに向かうために釜山駅発10:00のKTXに乗ります。出発まではもう40分ほどなので、地下鉄1号線に乗って釜山駅へ向かいました。駅の窓口はどこも混んでいたものの、外国人優先窓口で無事チケッティングを済ませて、なんとか間に合いました。ここで立花さんとはお別れです。この2日間、タイトなスケジュールの中でおつかれさまでした。
これで立花さんに密着の2日間は終わりました。アクティブに動き回る、立花さんを見てナビもずいぶん刺激を受けました。そして、釜山やプサンナビまで紹介していただいたありがとうございました。これかも都会の朝に元気をいっぱい届けてくださいね。今回は大物ゲストを迎えた『釜山でこんにちはシリーズ』。次はどんな人が登場してくるでしょう??以上、プサンナビがお届けしました。

※ソウルに行ってからの取材内容は、モーニングフリーウェイの番組ホームページから、4月20日放送分で聞くことができます。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-04-22

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