主婦企画、韓国料理を作ろう第8弾~キムチグッ編

二日酔いに効くさっぱり「キムチグッ」

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。実は、さっちゃん、もうすぐ結婚して、2年になるんですが、最近、食卓に並ぶレパートリーが同じになってきてしまって、なんか簡単に出来て、材料も特別なものを使わない料理はないかなぁ~と、日々思っていたんです。そんなとき、旦那様のお姉さんからお酒を飲んだ次の日にオススメのスープがあるよ!と教えてもらったのが、今回挑戦する「キムチグッ」。韓国では、二日酔いのときに飲むヘジャングッと呼ばれるスープがあるんですが、家庭で作るとなると一苦労。昼間仕事をしているさっちゃんにとって時間が掛かってしまう料理は、タブーということで、このキムチグッはお手軽に、簡単にできちゃう、さっちゃんにはぴったりの料理なんですよ!!では、早速レシピを見ていくことにしましょう~。
【キムチグッ】
<レシピ>

豆もやし、キムチ(熟成したものが尚よい)、大根、長ネギ、煮干、ニンニク、キムチの汁、塩、朝鮮醤油(または普通の醤油でもOK)、コチュカル(粉唐辛子)
さっそく、キムチグッ作りスタート!
鍋に水を張り、煮干、大きめに切った大根をいれ、弱火で火に掛け、ダシを取ります。
豆もやしを水でしっかり洗って、水を切っておきます。このとき、豆もやしのひげを取って見た目きれいに作る人もいるようですが、栄養面を考えると採らずにそのままにしておきましょう。ひげの部分には豊富な食物繊維が隠れているんですよ。
次に、ニンニクを包丁の裏などを使って、潰してペースト状にしておきます。4人分くらいのスープを作る場合は、3粒くらい使いましょう。
長ネギもみじん切りしておきましょう。たくさん入れても大丈夫なので、好みで量を調節してください。
鍋が煮たってきたら、煮干だけを取り出し、大根も立派なダシになりますので、そのまま鍋の中でダシを取り続けましょう。
水切りしておいた豆もやしを鍋に入れ、大根と一緒に煮ます。
朝鮮醤油または、普通の醤油を少し加えます。
酸っぱくなってしまった古いキムチを小さく切ります。このとき、キムチの汁もあれば少し取っておきましょう。さっちゃんは、キムチチャーハンやスープなどにダシとして、キムチのあまった汁を時々使うので、こんな風に小瓶に汁を保存しているんです。キムチだけ食べて、汁は捨てる~なんて方!取っておくと、料理に使えるので便利ですよぉ!
豆の煮えた甘い香りがしてきたら、大根を鍋から取り出し、先ほど、ペースト状にしていたニンニクと長ネギを加えます。
次に、刻んだキムチとキムチの汁を加えます。スープが真っ赤になってしまうほどいれずに、ほのかに赤くなる程度、汁を加えましょう~。
先ほどまで、ダシを取るために煮ていた大根を食べやすい大きさに切りなおして、再度、鍋へ戻します。
最後に、味付けをします。塩、コチュカルを小さじ半分くらい加えます。少し薄いかな?!というくらいに仕上がれば、出来上がりです。
あまった豆もやしを使って、ナムルをつくろう!
が豆もやしって買うと結構な量が入っているんですよね!しかも、保存も2日くらいしかできなくて、あまった豆もやしをどうしよう?!ってことに。以前、さっちゃん的レシピで豆もやしのナムルの作り方を紹介しましたが、今回は、そのあまった豆もやしで、義理の御母さんのナムルのレシピをご紹介します。実を言うと、さっちゃん的レシピより御母さんのレシピの方が美味しくできて、旦那様もそちらを好んで食べるという、ちょっと微妙な心境のレシピなんですが・・・。
【ナムル】
<レシピ>
豆もやし、塩、長ネギ、ニンニク、朝鮮醤油(または普通の醤油)
洗って水を切った豆もやしを大きな鍋に入れ、火をかけ、蓋をして、蒸し焼きにします。焦げないように、弱火で火にかけましょう。
豆が煮えた甘い香りがしてきたら、火を止め、蓋を開けて、潰してペースト状にしておいたニンニクと刻んだ長ネギ、塩少々、朝鮮醤油を大さじ1くらいいれ、かき混ぜます。
かき混ぜた後、最後に30秒くらい、蓋を閉め、弱火で火にかけ、出来上がり!
いかがでしょうか?とっても簡単に出来てしまいました!これから、さっちゃん家の定番メニューに入れたいと思います!!スープは、キムチの酸っぱさと豆もやしのさっぱり感がちょうど合い、二日酔いや食欲がないときなどにもってこいの味に仕上がりましたよぉ~!!以上、プサンナビのさっちゃんがお伝えしましたぁ~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-03-28

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