主婦企画、韓国料理を作ろう第3弾~タットリタン編

野菜と鶏肉のごった煮タットリタン

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。主婦企画第3弾の今回は、韓国の家庭料理の代表格「タットリタン」に挑戦してみようと思います!!タットリタンは、韓国のお袋の味の代表格で、家庭でよく食べる料理なんです。日本で言うと、ちょうど肉じゃがのような存在とでも言えば、わかりやすいでしょうか。でも、ここは韓国!!肉じゃがに煮てるといっても味は、やっぱり辛いです。鍋全体がコチュジャンの味付けにより赤~く染まっています。タットリタンは、料理名にも入っているように、タッ(鶏肉)と鶏肉のダシが基本になり、ジャガイモや人参が入ったスープ。家庭によりスープの中に、うどんを入れたり、トッポッキのトッを入れて、味を楽しんだりできるのも、このタットリタンの魅力なんです。子供から大人までおいしく楽しめるタットリタンをマスターして、韓国で一人前の主婦だぁ!と言えるように、今日も気合を入れて早速作って見ましょう!!
<材料>
鶏肉(一羽)、ジャガイモ(中4~5個)、人参(1本)、たまねぎ(1個)、春雨、にんにく、コチュ(唐辛子)、清酒、醤油、コチュジャン、がらスープの素、ごま油、砂糖、
まず、一番初めに春雨をぬるま湯に30分ほどつけておきましょう。春雨は家庭により入れないところもあります。今日、作るレシピは旦那の実家オリジナルなので、春雨を入れます。
次に、小さい鍋に水とがらスープの素を入れて、スープを作ります。大体3~4カップくらいの量のがらスープを作っておきます。
鶏肉をつけておくタレを作りましょう。コチュジャン(辛いのが好きな方はたくさん入れて下さい)に、にんにくをつぶしたものを加え、混ぜます。ここで、にんにくは辛くならないように、包丁の裏で丁寧につぶすことがポイント!
鶏肉をパックから取り出して、脂身を少しだけ取り払い、適当な大きさに切ります。韓国ではタットリタン専用に切ってある鶏肉パックが売られていますが、日本で作る皆さんは、骨がついている手羽先などを使い作ると良いダシも出て、近い味が再現できるんではないでしょうか?より本場の味に近づきたい方は、お肉屋さんへ行き、鶏を丸ごと一羽さばいてもらうなんてのもいいかもしれませんよね!
先ほど作っておいたコチュジャンとにんにくのタレと鶏肉を混ぜ合わせて、味をしみこませるため、30分ほど置いておきます。
その間、スープと混ぜ合わせるソースを作ります。醤油を大さじ4ほど、砂糖を大さじ2、清酒を風味つけに少し、コチュ(唐辛子)を細かく切ったものを混ぜ合わせ、作っておいたがらスープにソースを加えます。
次に、タットリタンへ入れる野菜を適当な大きさに切りましょう。長い時間煮るので、大きいままでも大丈夫です。
大きめ鍋に、ごま油を引いたら、野菜を入れ、焼き色がほどよくつくまで炒めます。
焼き色がつき始めたら、タレにつけておいた鶏肉をタレごと鍋に入れます。鶏肉を軽く炒めたら、がらスープを少しずつ鍋に入れていきます。
弱火で煮込み、グツグツ言い始めたら、ここで一度、味見をしてみましょう。少し、味が濃いので、お水をカップ一杯足し、春雨もここで加えて、さらに煮込みます。
1時間近く煮込んだところで、旦那様の帰宅です。ちょうど、タットリタンの方も出来上がったので、盛り付けをして、事前に作っておいたサラダと焼酎を準備して、食卓へ~♪
最近、仕事を理由に夕飯を手抜きしていたさっちゃん。今回のタットリタンで、名誉挽回といきたいところなんですが、旦那様の感想は、、、?!と緊張気味にしていたところ、旦那様から一言、「今まで食べた料理(さっちゃんが作った)の中で一番うまいっ!!」。おー!!一生懸命作った甲斐がありましたぁ!!辛さなど調節できる料理なので、皆さんも一度ご家庭で、韓国のお袋の味タットリタンに挑戦してみてはいかがでしょうか?鶏肉を食べ終わったあとは、もう一度火にかけ、ご飯を入れて、残りの汁と一緒に作るチャーハンも絶妙ですよ!!以上、プサンナビのさっちゃんがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-05-06

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