釜山アクアリムをもっと深くご紹介します!

『釜山アクアリウムで夜の海底旅行』

こんにちは、プサンナビです。今年もまた釜山に海雲台ビーチの季節がやってきましたね!夏休み突入前からすでに海雲台ビーチにはパラソルが波打ち際までぎっしりと並び、道はビキニのお姉さん達が行きかっています!今回ナビは、そんな夏真っ只中の海雲台ビーチの中央にある『釜山アクアリウム』でなんと1泊しちゃうという体験ツアー、『夜の海底旅行』に参加してきました。釜山アクアリウムはサメのいる大水槽や、その下をくぐれるトンネルが見もので、今はなんとマンボウの赤ちゃんを見ることが出来ます。マンボウの赤ちゃんは予定では2011年の1月から3月までの展示となっていますが、7月末の現在も展示されているため、早くいけば間に合うかも!
岩に身をもたげて寝ているカメ

岩に身をもたげて寝ているカメ

さて、釜山アクアリウムは国内最大規模の水族館と言われていますが、大体1時間くらいで全部周れてしまう手ごろな内容。その手ごろさが好きで、散歩がてら月に1回は子供たちとアクアリウムに訪れるナビは家族で年間フリーパス(48000W)を持っているという常連客でもあります。何度見ても飽きない美しい魚たち。さて、そんな釜山アクアリウム通のナビではありますが、今回のように夜の魚たちの様子を見たのは人生初の体験でした。
夜行性のウツボ。普段は岩の穴の中に入っていますが、夜になるとこうやって穴から出てきて泳ぎ回るんだそうです。 夜行性のウツボ。普段は岩の穴の中に入っていますが、夜になるとこうやって穴から出てきて泳ぎ回るんだそうです。

夜行性のウツボ。普段は岩の穴の中に入っていますが、夜になるとこうやって穴から出てきて泳ぎ回るんだそうです。

<では、いざ『夜の海底旅行』に出発!>

集合は午後4時にアクアリウム前。係りの人に案内されて、まずは地下の広場に集まり、説明を聞きました。今回参加は大人子供含め40人で、20人ずつの2チームに別れて行動しました。なお、本来は100人以上の団体のみこのツアーは受け付けてくれるそうです。今回は主催者にアクアリウム関係者の知り合いがいたとかで、特別開催していただけました。そして今回は主催者が通訳を手配してくれましたが、この1泊ツアー、スタッフはすべて韓国人なので、説明は当然韓国語です。ちなみに参加費は大人子供とも一人4万Wです。
1、3Dライダー体験
私たちのグループがまず最初にしたのは、3Dライダー。これ、水族館とは別料金なので今まで乗ったことなかったのですが、かなり怖い!です。内容はかわいいのですが、椅子が揺れるゆれる。3D映像付ジェットコースターだと思っていただければ・・。小学生以下のちびっ子の場合、大泣きの可能性がありますので要注意。
2、魚拓&解剖
3Dライダーでフラフラになった後は、さっきの地下の広場に戻り、魚拓とりと魚の解剖をしました。
なにやらテーブルの上にあやしげなものが用意されています。

なにやらテーブルの上にあやしげなものが用意されています。

釜山アクアリムをもっと深くご紹介します! 水族館 ヘウンデ 子連れ教育 いけにえになるのはこの魚。韓国語ではウロッと呼びますが、クロソイのこと。韓国では普通にスーパーなどに売られているおいしい魚です。

いけにえになるのはこの魚。韓国語ではウロッと呼びますが、クロソイのこと。韓国では普通にスーパーなどに売られているおいしい魚です。

まず、魚の表面のぬめりを脱脂綿でうろこにそってよくふき取ります。そして墨を軽めに塗り、 まず、魚の表面のぬめりを脱脂綿でうろこにそってよくふき取ります。そして墨を軽めに塗り、 まず、魚の表面のぬめりを脱脂綿でうろこにそってよくふき取ります。そして墨を軽めに塗り、

まず、魚の表面のぬめりを脱脂綿でうろこにそってよくふき取ります。そして墨を軽めに塗り、

半紙をそっと当てて、このとおり!魚拓完成です。 半紙をそっと当てて、このとおり!魚拓完成です。

半紙をそっと当てて、このとおり!魚拓完成です。

次は解剖。エラを切り取りひだの数を数えたり(魚によって枚数が4から6枚と違うらしい)、おなかを開けて大腸・小腸、心臓、胆嚢、など内臓を確認したり。子供たち興味津々で、魚はもうめちゃくちゃでした・・。 次は解剖。エラを切り取りひだの数を数えたり(魚によって枚数が4から6枚と違うらしい)、おなかを開けて大腸・小腸、心臓、胆嚢、など内臓を確認したり。子供たち興味津々で、魚はもうめちゃくちゃでした・・。 次は解剖。エラを切り取りひだの数を数えたり(魚によって枚数が4から6枚と違うらしい)、おなかを開けて大腸・小腸、心臓、胆嚢、など内臓を確認したり。子供たち興味津々で、魚はもうめちゃくちゃでした・・。

次は解剖。エラを切り取りひだの数を数えたり(魚によって枚数が4から6枚と違うらしい)、おなかを開けて大腸・小腸、心臓、胆嚢、など内臓を確認したり。子供たち興味津々で、魚はもうめちゃくちゃでした・・。

3、夕飯
 夕飯はまさかさっき解剖したウロッ?との予想は外れ。食事は食券を渡されて、地下のフードコートで好きなものを選んで食べました。ハンバーガー、ウドン、トンカツ、ビビンパプ、ラーメン、などでした。
ここはツアーの時だけ特別入らせてもらえる、大水槽の上。水槽の掃除や魚の餌やりなどはここからスーツを着て入っていたんですね。

ここはツアーの時だけ特別入らせてもらえる、大水槽の上。水槽の掃除や魚の餌やりなどはここからスーツを着て入っていたんですね。

4、いざ水族館観覧
夕飯を食べ、時刻は20時を回っていましたが、漸くツアーのメイン、水族館の観覧です。週末は22時までオープンしているので一般客もチラホラ。ガイドさんが一つ一つ詳しく説明もしてくれて、普段自分達で回っているだけでは知らなかったこともいっぱい教えてもらえました。
5、工作
水族館の観覧が終わったら、また地下の広場に集まって、広げられたござの上でストローを使った工作。カメのキャップの出来上がり。
6、夜のオヤツ
工作が終わったのは22時。22時を過ぎると、水族館のドアはシャッターが閉まり、外から入れないのはもちろんのこと、中から外にも出られない!とのこと。もちろん飲食店もすべて閉まっています。ということで、万が一おなかが空いた時のためにと、夜のオヤツにドーナツとジュースが配られました。
 
7、最後の○×クイズ
実は大人達は水族館観覧の時点でもうヘトヘトで、カメを作らせながらござの上で横になり、オヤツが出てきた時点で目が回り始めていたのですが、まだまだメニューは終わっていませんでした。22時半から○×クイズが始まり、残った5人がキーホルダーをもらえるということで、なんと延々23時まで!○×クイズやってました・・・。
8、就寝
今回のツアーのメイン中のメインはなんと言っても夜の水族館で寝ること!クイズの後は歯磨きをして、サメの水槽のトンネルの下に敷かれたマットの上で各自横になりました。もう少しで午前0時です。といっても、横になったのは大人だけで、興奮冷めやらぬ子供たちはいつまでもいつまでも起きていたそうです。大騒ぎしたりあちこち触ったりしなければ、真夜中の水族館の様子も当然見て良いわけですからね。ナビもトイレに行きながら照明の落とされて真っ暗になった水槽の中をのぞいてみましたが、魚たち、水槽の底の砂にお腹をつけて寝ていましたよ!フラッシュが禁止だったので、写真がないのがとっても残念です。そしてスタッフの説明によると、サメは昼間は与えられた餌を食べるので水槽内の他の魚を襲ったりはしないけど、夜間はたまに泳いでいる魚を襲って食べることもあるんだとか。そんなところ見れたらラッキーだな、と思いながら、ナビも横になって頭のうえをハンマーシャークが行ったりきたりするのを眺めながら眠りにつきました。とっても幻想的でした。ちなみにスタッフの方は交代で夜中起きて、何かあった時に備えていてくれたそうです。夜中の水族館でトイレに行ったっきり迷子になる人もいるんだとか。
こうして水族館で長い夜を過ごし、朝は7時になぜか皆さん起床。各自顔を洗って、また地下の広場へ。フードコートから美味しい朝ごはんのにおいが漂って、おそらく日本人向けにと辛くない味付けのおかずが用意されていました。朝ごはんを食べた後、16時間ぶりに地上へ出て、すがすがしい朝の光の下、水族館一泊ツアーはお開きとなりました。いかがでしたか?100人もメンバーを集めるのはたやすいことではありませんが、皆さんも機会があったら是非是非、『夜の海底旅行』に参加してみて下さい! 
関連タグ:水族館ヘウンデ子連れ教育

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-08-26

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