釜山生活★めまんちゃの視点・第1回「釜山から見た初日の出をレポート!」

第1回「釜山から見た初日の出をレポート!」

皆様、明けましておめでとうございます。めまんちゃです。今回から新しくプサンナビの特派員になりました。これから、めまんちゃなりの目から見た釜山をリポートして文字にしていこうと思いますので、よろしくお願いします。さて、2007年になり早くも数日が過ぎようとしています。皆様はどのように2007年を迎えられたでしょうか。私は、早起きをして広安里にある海水浴場に行って初日の出を見てきました。
たまたま年末にみた地域新聞に初日の出を見るイベントの案内がありました。イベントの内容は、「広安里大橋を歩いて渡ることができる」「海水浴場と広安里大橋から希望の風船を2007個飛ばす」「コーヒー、お茶の振る舞い」などでした。また、日の出の瞬間の予想時刻(1月1日午前7時32分2秒)まで載っていました。
天気予報では当日は曇りと言っていたので本当に初日の出が見られるのか、不安を抱えつつ午前7時過ぎに広安里海水浴場に到着しました。早朝ということもあって、じっとしているととても寒かったです。普段この時間にやってくると、海岸には人影はほとんど見られないのですが、さすが元旦!私がついた頃には人が結構集まっていました。
午前7時15分を過ぎると辺りが白み始めてきました。初日の出を見に来た人たちは、みんな海の方を眺めて今か今かと日の出の瞬間を待ちわびていました。家族連れや友達同士で来ている人が多く見られましたが、中には愛犬を連れてきている人たちもいました。また、広安里へ車で来る人も多く、道はこの時間には珍しく渋滞しており、警察官が交通整理にあたっていました。
新聞広告の写真(写真1)を見ると、広安里大橋のちょうど真ん中から太陽がとても美しく昇ってくる様子がわかるのですが、2007年1月1日は天気予報どおりあいにくの曇り空でした。広安里大橋には厚い雲がかかり、その向こうに太陽があるのはわかるのですが、なかなかその姿を見せてくれませんでした。新聞広告の日の出予測時間、7時32分になると、予定どおり海水浴場と広安里大橋から2007個の風船を飛ばしていたようです。しかし、私がいた場所からはちょっと遠すぎて、残念ながらカメラに収めることができませんでした。
新聞広告の日の出予想時刻を50分ほど過ぎた午前8時18分頃、広安里大橋向かって右手の端の方角に、ようやく雲と雲の合間から一筋の光が差し込み、オレンジ色の太陽がやっと顔を見せてくれました。海岸では「うわ~!」という歓声があがるとともに、初日の出に手を合わせる人の姿がちらほら見られました。私も2007年初めての太陽にそっと手を合わせてみました。日ごろ見慣れた太陽ですが、元旦に見る太陽はなんだか格別で、厳かな気分にさせられます。雲と雲の長細い切れ目から、その顔を覗かせた太陽だったので、ちょっぴりUFOみたいだなぁとも思いながら、同時に早起きして寒い中待っていた甲斐があったとも思いました。
この日は元旦で初日の出が見られるということと、早起きなので朝ごはんを食べてない人たちのためか(?)、韓国式おでんや蒸しパン、蒸しとうもろこし、蒸しぎょうざなどを売るトラック屋台も2,3台来ていました。寒い時は何と言っても暖かい食べ物です。心まで温められるような気がします。これらのトラックは大晦日から来ているものもあり、徹夜営業のようでした。広安里海水浴場のまわりには、コンビニや飲食店が多く立ち並び、24時間営業の店もあるのですが、初日の出を見たあとに手軽に暖が取れる屋台での間食もなかなかのものです。
太陽がすっかり昇った8時半ごろ、渋滞のようすを上から見ようと近くのビルにのぼってみました。海岸にはもう人影は少なくなっていたのですが、車の方は海岸方面、海岸と反対方面、両車線まだまだ渋滞が続いていました。こうして、めまんちゃの2007年は広安里で始まりました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-04

ページTOPへ▲

その他の記事を見る