ゆきこの釜山生活すいも☆あまいも・第5回「文化体験行事~テコンドーに挑戦」

第5回「文化体験行事~テコンドーに挑戦」

こんにちは! ゆきこです。8月に入り、韓国も夏本番! 毎日暑い日が続いています。そして、6月から始まった釜山大学言語教育院での授業も残りわずかとなってまいりました。前回は文化探索行事についてお伝えしましたが、それに続いて先日、文化体験行事も行われました。暑~い大学の道場で、テコンドーに挑戦してきましたよ!

文化体験

これは、韓国独特の文化を、直接体験できる行事です。今回私が参加したテコンドーのほかに、韓国伝統音楽サムルノリ、キムチ作り、韓紙製作などがあります。基本的に、クラスごとに参加種目が決まるので、必ずしも自分のやりたいことをできるわけではありませんが、各学期に一度行われるので、複数の学期を勉強すると、常に新しい種目に参加し、様々な体験を行うことができます。
いつもの授業が始まる少し前の、午前9時50分に学校前に集合。今回は、私たち2級−1組と、1級−1組のクラスが合同でテコンドーを受けることになりました。出発前に景気付け!と、先生がみんなにコーヒー(ホットしかない・・・)をおごってくれました! 熱いけど飲み干し、いざ釜山大学体育館へ!

体育館のある建物は、正門から程近い場所にあります。まずは同じ建物の中にある教室で、テコンドーについての説明を受け、ビデオを見ることになりました・・・が、教室に移動してみたら、ビデオが壊れてるとのこと。この日教えてくださる先生が、韓国語+少しの英語で、簡単にテコンドーの説明をしてくださいました。

テコンドーとは

テコンドー(태권도)とは、漢字で書くと「☆拳道」。相手に攻撃を与えるのはもちろん、相手からの攻撃を防御することも含まれる、韓国生まれのスポーツであるとのことでした。また、この日教えていただく先生はお二人でしたが、そのうちのお一人は8段を持ち、国際的な大会で審判をなさるほど、テコンドー界では大変有名な方なのだそうです。
※☆は足偏に台
説明が終わると、みんなで道場に移動し、いよいよ体験開始です。
まずは、準備体操から。当たり前かもしれませんが、ただのラジオ体操などとは違い、怪我をしないように、いろいろなところを動かしておくのだなあと思いました。後ろにのけぞったりと、結構きわどい姿勢もあり、ジーンズをはいてきてしまった私は、「体操着着てくればよかった!」と後悔。準備体操が終わっただけで、特に男性陣は汗ダクダクになってました。

いよいよ型に挑戦!!

そのあと、テコンドーの型をいくつも練習し、先生の掛け声に合わせて、みんなで前へ後ろへと動き回りました。先生が前で型を一緒にやってくれるのですが、それでもどっちの足が前に出るのか、こっちの足が出るときは手はどっちを出すのか?と、頭のなかで考えるほど混乱してしまいました。キックする足を頭の高さまであげたりと、いつも使っていない筋肉をフル稼働です・・・
クラスメイトのかずおみ氏。先生の動きに合わせてがんばってます! この表情!
先生の動きはやっぱりかっこいいですねえ~! 先生の動きはやっぱりかっこいいですねえ~!

先生の動きはやっぱりかっこいいですねえ~!

実は、私は運動が大の苦手。なので、始まる前から、こんな暑い中、テコンドーなんて嫌だなあと内心思っていたんです。しかし、始めてみたら、自分の動きはぎこちないにしろ、テコンドーをやってるんだ!という実感にだんだん楽しくなってきました。型のポーズを決めると、なんだか本当にかっこよく決まってるような気がして(実際は変な格好だったりするんですけどね)。
2時間ほど教えていただいて終了しました。最後に先生方にお礼を言って、記念写真を撮りました。当然ながら、道場にはエアコンはないので、ひとしきり動いた私たちは全員汗びっしょりでした。終わったあとは、ほとんどの人が、「シャワーを浴びに一旦家に帰る!」と言ってました。先生方、良い経験と、さわやかな汗をありがとうございました!!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-08-16

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