ゆきこの釜山生活すいも☆あまいも・第3回「釜山大学言語教育院の授業風景を覗いてみましょう!」

第3回「釜山大学言語教育院の授業風景を覗いてみましょう!」

こんにちは~! ゆきこです。私が、釜山大学言語教育院で勉強を始めてから、早1ヶ月が経ちました。韓国に語学留学したら、どんな授業が受けられるのか、興味ありませんか? そこで、今回は授業の様子や、留学生の生活など、リポートしたいと思います~!

釜山大学言語教育院

外国人向けの韓国語クラスは、キャンパス北側にある、言語教育院という建物で行われています。行き方は、地下鉄1号線の釜山大学前駅で下車し、徒歩または大学内行きのバスで。徒歩の場合は、キャンパス内を通らずに行く道もあります。また、一番北側にあるので、 釜山大学前駅で降りるほかに、同じく1号線のチャンジョンドン駅で降りる行き方もあります。いずれにせよ、徒歩の場合は、相当の坂道を登らなくてはならないので、覚悟してくださいね~! チャンジョンドン駅から行くほうが、坂道の勾配が若干ゆるいので、歩きやすいかもしれません。夏学期は朝でも暑いので、授業前なのに、汗ダラダラになって、この坂を上るのが、毎朝の難関です。
釜山大学前駅側から上る坂道 釜山大学前駅側から上る坂道

釜山大学前駅側から上る坂道

チャンジョンドン駅側から上る坂道  チャンジョンドン駅側から上る坂道

チャンジョンドン駅側から上る坂道

クラス分けテスト

授業開始の前に、クラス分けのテストがあります。クラスは1級から6級までありますが、一番初級の1級から始める方は、テストを受ける必要はありません。私の場合は、テストを受けるつもりだったのですが、申し込みの時に、テストの日程を間違って伝えられたらしく、テストの日に電話がかかってきました。「本当は今日がテストだったんですが、受付の者が間違って伝えたので、受けなくてもよいです。少ししゃべれるということなので、2級でいいでしょうか」と、あっさり2級に決定してしまいました。おおお、なんて適当な・・・でも、授業を受けてみて難しかったり、易しかったりしたら、すぐにクラスを変えられるとのことだったので、納得しました。
そういう事情で、私はこのテスト受けられずじまいでした。これから釜山大学で勉強される方のために、テストについて、クラスメイトから聞いた情報を紹介したいと思います。
テストは筆記と面接の2つです。まずはじめに筆記を解きます。問題の量は、6ページほどで、大問が6つくらい、その大問一つ一つのなかで、また易しい問題から難しい問題まであります。すべて選択問題だったそうです。筆記が終わった人から、面接室へ移動します。1対1です。筆記試験の結果をそこでチェックし、自分としてはできたかできなかったか、また韓国語をどこで、どれくらい勉強したか、などの質問を韓国語でされたそうです。最後に、授業で使うテキストを見せられ、自分が入るであろうレベルの確認をして終わりです。

授業のようす

というわけで、テストも受けず、私は2級に入りました。参考までに、私の韓国語歴ですが、日本で1年間、週に1回、韓国語教室に通いました。そのあと、1年間のブランク(全く勉強しない期間)を経て、今に至る、という感じです。
授業は、月~金の午前10時~午後12時50分までです。途中で20分の休憩が入ります。私のいる2級は、クラスが2つに分かれています。それぞれ生徒が16~17人ほどいます。夏学期ということもあり、普段の学期より人数が少し多いようです。私のいるクラスは、日本人が10人ほどおり、あと中国人と、コロンビア人という構成です。
テキストは、ソウルの慶煕大学校というところで作っている教科書を使っています。(価格は22000ウォン) 全部で25課あり、4課終わるごとにまとめの課がある、という構成です。
授業は、テキストに沿って進められ、全部韓国語。文法や語彙なども、先生が韓国語で説明します。1課終わるごとに、先生が用意してくれる確認問題のプリントをやります。
たまに、書き取りテスト(先生が話すことを聞いて書き取るテスト)があります。(これは成績には関係ありません) 成績に直接関わってくるテストは、1学期中に2回(中間試験・期末試験)があります。70%以上取れないと進級できません。もちろん、欠席が多いとダメです。

実際勉強してみての感想

教科書に出てくる文法はそんなに難しくないですが、先生の言っていることを聞き取るのに、すごく集中するので、授業後はいつもへとへとです。他に、CDなどの聞き取りも、難しくて勉強になります。宿題はほとんど毎日出ますが、そんなに大変ではありません。人数が多いせいもありますが、会話練習が少ないのが不満です。

トウミ紹介

釜山大学の韓国人の学生で、外国語ができる人、また、外国人の友達とお互いの言語を勉強しあいたい人が、言語教育院の外国人学生と知り合う会、というのもありました。韓国での勉強や生活の手伝いをしてくれる人という意味で、「トウミチング」と呼んでいます。自分のパートナーになった人と、週に何回か会って、韓国語や日本語を教えあったりしている人もいます。

言語教育院内の施設

1階には、受付、ATM、コピー機などがあります。
外には、飲料水の自動販売機があります。休憩時間の心の友です。大学生にやさしい価格設定です。 外には、飲料水の自動販売機があります。休憩時間の心の友です。大学生にやさしい価格設定です。

外には、飲料水の自動販売機があります。休憩時間の心の友です。大学生にやさしい価格設定です。

図書館

図書館

売店:食品から化粧品まであらゆるものを売ってます。釜山大学グッズも手に入りますので、いかがでしょうか。

売店:食品から化粧品まであらゆるものを売ってます。釜山大学グッズも手に入りますので、いかがでしょうか。

学食:1食1500ウォン~。安いので、味は我慢してください・・・

学食:1食1500ウォン~。安いので、味は我慢してください・・・

郵便局:学食の2階にあります。

郵便局:学食の2階にあります。

どうですか? 韓国での留学生活、ちょっとイメージ湧きましたか? 次回は、学生みんなで行く!小旅行についてレポートしますので、お楽しみに~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-07-18

ページTOPへ▲

その他の記事を見る