5月の釜山【2020年】

少しずつ日常生活に戻っている釜山。一部祭りやイベント、図書館など再開し始めています

こんにちは、プサンナビです。まだまだコロナの終息が見えませんが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今すぐに釜山に遊びに来ることができなくても、プサンナビを見て旅行をしているように、気分転換をしていただければと思います。こちら韓国は、感染者がかなり減ってきて、学校も来週から再開することができました。それに伴い、図書館や公共機関なども再開がはじまったり、イベントなども一部で開催されることが決まったりしています。それでは、5月の釜山をご紹介していきましょう。

ーカレンダーー

5月は公休日が比較的多く、子供の日や父母の日、夫婦の日など家族に関する日も多くあって「家族の月」と言われるほど。また今年も子供の日の振替休日があり、3連休に。メーデーから続く、プチゴールデンウィークのようになっています!

4/26(日) Kリーグ開幕
5/ 1(金) 勤労者の日(メーデー) 祝日でありませんが多くの会社がお休みになります。
5/ 3(日) 宗廟大祭 毎年5月第1日曜日に宗廟で開かれる王家の祭礼儀式。ユネスコ人類無形遺産。
5/ 5(火) 子供の日(オリニナル) 韓国でも「こどもの日」。祝日でお休みになります。
5/ 5(火) 立夏(イッパ) 暦上の夏の始まりです。
5/ 5(火) 韓国プロ野球開幕。
5/ 8(金) 父母の日(オボイナル) 韓国は「父母の日」。父母に感謝する日。
5/15(金) 師匠の日(ススンエナル) 先生に感謝する日。
5/18(火) 成年の日 成人の日。公休日ではありません。
5/20(水) 小満(ソマン) 24節気の一つ。植物が成長し、夏の気分が始まる頃。
5/21(木) 夫婦の日(プブエナル)
5/23(土) 燃灯会・燃灯行列(鍾路) お釈迦様の誕生日を祝うお祭り。
5/31(日) 海の日。祝日ではありません。
・・・
6/ 5(金) 芒種(マンジョン) 二十四節気の1つ。麦を収穫し、稲の苗を植える日です。
6/ 6(土) 顕忠節(ヒョンチュンジョル) 国家のために命をささげた人を弔う日です。公休日でお休みになります。
6/21(日) 夏至(ハジ) 1年で一番昼間が長い日です。
6/25(木) 端午(タノ) 陰暦の5月5日。昔から1年で一番陽気が旺盛な日として、大きな名節とされてきました。
6/25(木) 1950年、朝鮮戦争が起きた日です。通称6.25(ユギオ) 

ー気になるお天気は?ー


5月の釜山は日中暖かく、歩いていると汗ばむほど。街には半そでの人も増えますが、まだ朝晩冷えることも多いので、薄手の上着は持ってこられた方がよいでしょう。また天気の良い日は日差しがけっこう強いので、日焼け対策も忘れずに!気温で見てみると5月の下旬になって、ようやく東京とほぼ同じぐらいになります。
ちなみに韓国気象庁によると今年の5月の気温は概ね平年より高めになるか変化が大きくなり、昼と夜の気温差が大きくなります。降水量も概ね平年と同じか少なめとの予想。

ー5月のトピックスー

■子供の日(オリニナル)

日本と同じく5月5日は韓国でも子供の日で祝日。この日は国をあげて子供をかわいがる日で、どこへいっても、何をしても親子連れでいっぱい。特に映画館やデパート、公園などはすごい混雑で、前に進むのも大変なくらい!?また、子供の日におもちゃを買ってあげることが多い韓国では、この時期にあわせて特設おもちゃ売り場などがデパートやマートなどにできるほど。ちなみに今年は土曜日と重なってしまったので、次の月曜日が振替休日となり、3連休なので、いつも以上に混雑が予想されますよ。

■オボイナル(両親の日)
日本では母の日と父の日、それぞれありますが、韓国では曜日に関係なく、毎年5月8日が父と母の両親一緒に感謝する日。日本と同じくカーネーションで感謝の気持ちを表したります。また、この時期は両親へのプレゼントとしてマッサージチェアや健康器具などの広告が大々的に行われます。

■ススンエナル(先生の日)
両親の日の次は先生の日。この日は日頃お世話になっている学校の先生や塾の先生に感謝の気持ちを伝える日。花束を贈ったり、手紙を書いたりする学生も多いですが、幼稚園や小学生の場合には両親が代わって高価なプレゼントをすることもあって問題となり、最近では厳しい取り締まりのおかげでかなり自粛されているようです。

ー5月のオススメ料理ー

ミルミョン

ミルミョン

釜山の冷たい麺料理の代表「ミルミョン」。釜山の麺料理といえば、このミルミョンなんですが、ピンと来ない人も多いのでは?韓国の代表的な夏の味覚と言えば冷麺。大まかに言ってしまうと、ミルミョンはその冷麺の釜山バージョン。ミルミョンは冷麺よりもさっぱりしていて、爽快な味を楽しめる釜山だけの味。それだけに釜山市内では冷麺の専門店よりもミルミョンの専門店が多く、冷麺を食べに行こう!という声よりもミルミョンを食べに行こう!というのが一般的。老若男女問わず釜山の市民に愛されている庶民の味なんです。冷たい麺料理なので、暖かくなる子に時期にぴったり!
いかがでしたか?写真でしか見ることができない釜山ですが、早くコロナが終息して、釜山に遊びに来れる日が来るといいと願っています!釜山に来られない今だからこそ、プサンナビでは、釜山の様子をお伝えしていければとおもっています。以上、プサンナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-05-06

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