主婦料理企画・韓国料理を作ろう~キムチ漬けにチャレンジ!

この冬の時期が韓国のキムジャン(キムチ漬け)の季節!韓国人に教わりながらキムチにチャレンジ!

こんにちは、プサンナビのさっちゃんです。皆さん、明けましておめでとうございます!新年早々、本当に寒い日が続いていますが、釜山も同じく寒いです。これほどまでに釜山が寒かったのはさっちゃんが韓国に着てから初めてではないのかな?と思うほど!なんて寒い寒いといっている場合ではなく、さっちゃん今回、韓国人の知り合いにキムチ作りを教えてもらうためにいってきました!一年を通して冬の時期に韓国ではキムチをつけるキムジャンをおこないます。ソウルや北のほうは10月や11月の寒くなる前につける家庭が多いようですが、釜山はそれほどさむくないということで、12月や1月にキムチをつけるところが多いんです。ということで、それほど辛くない味付けの本当の家庭の味のキムチの作り方をご紹介して行きます!

レシピ

白菜、コチュカル(赤唐辛子の粉)、あら塩、水、アミの塩辛、ミョルチエクチョ(煮干の醗酵させた液体)、蜂蜜、大根、たまねぎ、ニンニク、しょうが
・ダシスープの材料
たまねぎ、長ネギ、煮干、大根、しいたけ、もち米

作り方

1、まずは、白菜をキレイに洗って、あら塩をまぶし、1晩おいて、しっとりさせます。その後、1水抜きをして、白菜の水分をとるためにアミなどに入れて水分を飛ばしておきましょう。しっかりと塩気を抜いておくのが美味しいキムチをつけるポイント!ここで塩が抜けてないと、しょっぱいキムチになってしまいますので気をつけて!
2、これからが、本格的なキムチ漬け!この前までの過程は前日、もしくは2日前から初めて、ここにたどり着くという感じで行います。まずは、キムチを漬けるタレのベースになる薬味のダシスープを取ります。ダシスープのレシピの中のもち米以外の材料を大きなお鍋に入れて、水を入れてじっくりと煮込みます。
3、煮込んで、スープに色がついてきたら、材料を取り出しましょう。
4、次にそのスープにもち米を入れて再度ゆっくり煮込ませます。もち米の役割は、キムチのタレをドロドロにして、キムチとタレが絡みやすくさせるものです。もち米をミキサーにかけて細かくすると、よりキレイなキムチができますが、煮込んでいくともち米も崩れてきますよ。ある程度で火をとめて、冷ましておきます。
5、次に、キムチのタレ、薬味作りに入ります。大きなタライを準備して、そこへ大根、しょうが、たまねぎ、ニンニクの摩り下ろしたものを入れていきます。さっちゃん、今回、白菜を3つに対して、大根1本、たまねぎ3つを入れて、ニンニクと生姜はお好みの味になるまでいれます。ニンニクは多めにいれますが、しょうがは親指ほどのものを2~3つほど入れました。
6、ひたすらすり終えたら、ここへ冷まし終えたさっきのダシスープとコチュカルと混ぜていきます。今回は、コチュカルは300Gを使い、その後にダシスープを少しづつ投入して、硬さのあるドロドロ感を作っていきます。
7、しっかり大きなヘラで満遍なく混ぜ合わせ、小エビの塩辛と煮干の醗酵した液体、蜂蜜を加えていきます。いっぺんにあわせるのではなく、少しずつ入れていき、いれるたびに味を確認していき、お好みの辛さ、しょっぱさを探してみてください!
8、しっかり材料が混ぜ合ったのがこちらです。キレイな赤色をしていますよね??
9、薬味ができたら、キムチと合えるだけ!素手でやると大変なことになってしまうので、ビニール製の手袋なんかを使い混ぜるのがお勧めです。
10、一枚一枚丁寧に塗りこんでいきます。内側から塗っていって、一番最後の外側の葉でキムチを覆うような感じでタッパーにいれていきます!
出来上がりがこちら!さっちゃん個人的にそれほど辛くなく、しょうが味が利いているキムチがすきなんですが、その好み通り、美味しくキムチがつけられました!漬けた直後に食べても美味しいですが、1週間ほど経過したあとのキムチはちょうど良く醗酵していて、本当に美味しくできましたよー
韓国のキムジャンは、家族や親戚が集まって、数家族分を一緒に漬けたりします。さっちゃんの知り合いで今年は実家で80株つけたよ~!なんて人もいたほどで、キムチを実際家庭で漬ける人が少なくはなりましたが、こうやって一年に一度家族や友達、親戚が集まって、女性だけで話をしながら、1年分のキムチをつける作業は文化だなぁと思ってしまいました。皆さんも、家庭で一度キムチ漬けにチャレンジしてみてはいかがですか?以上、プサンナビのさっちゃんがお送りしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-01-20

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