主婦料理企画・韓国料理を作ろう~ワタリガニテンジャンチゲ編!

カニを入れるだけで濃厚なテンジャンチゲになっちゃいます。

こんにちは、プサンナビのさっちゃんです。日本ではそれほど親しまれていない渡りガニですが、こちら韓国では、この時期たくさんの渡りガニが市場に出回り、ケジャン(カニ醤油付け)にしたり、スープに入れたりと、家庭でも簡単に手軽に使える食材として人気な食材です。今年は、さらにこの渡りガニがたくさん取れるということで、お値段も通年よりも安く、また、安いだけでなく、今年は身もたくさん詰まっていて、とっても美味しいんだとか!ということで、早速、その渡りガニをテンジャンチゲに加えて、濃厚で美味しい渡りガニ入りのテンジャンチゲを作ってみることにしました!

渡りガニのテンジャンチゲのレシピ

テンジャンチゲは家庭料理の王道とも言われる日本の味噌汁的な存在ですが、実はこのテンジャンチゲを美味しく作るのはなかなか難しいとされているんです。実はさっちゃんも、結婚して7年目ですが、旦那様から合格点をもらったのは数えるほど・・・泣。お味噌が美味しいということはもちろんですが、しっかりとダシをとることから忠実にやらないと、美味しい味にはたどり着けないのがテンジャンチゲ!ということで、今日は、韓国で料理教室を開いている方から教えてもらったレシピ通りに作ってみたいと思います!

材料

・ダシスープ: 水、煮干、干ししいたけ、昆布
・スープに入れるもの: 大根、ジャガイモ、えのき、ズッキーニ、長ネギ、渡りガニ
・スープの味付け: 市販のテンジャン(韓国味噌)、コチュジャン(甘辛味噌)

作り方

1、ダシスープを作ります。お鍋にお水を入れて、そこへ煮干、干ししいたけ、昆布を入れてグツグツとダシをとります。煮すぎると煮干から苦い味が出てくるので、一度沸騰したら煮干は先に取り出しておくのがコツ。

2、ダシスープを取っている間に、買ってきた渡りガニをしっかり洗いましょう。さっちゃんは、ハブラシを使ってきれいに洗いました。この際、まだ、カニの甲羅をはがしたりはしないでくださいね!

3、次にチゲに入れる野菜を適当な大きさに切っていきます。

4、野菜を切ったら、ダシをとったスープの中にジャガイモと大根を入れます。ズッキーニも入れてもいいですが、すぐに柔らかくなってしまうので、後から入れるのがオススメ!この際に取り出したしいたけは、適当な大きさにスライスして、再度、お鍋の中へ!

5、ジャガイモや大根が少し柔らかくなってきたら、先ほど洗っておいた渡りガニの登場です!甲羅をはがし、中のオミソを落とさないように、オミソだけをスープにいれ、甲羅は捨てます。甲羅をはずしたカニは、はさみで食べやすい大きさにきってから、お鍋の中へイン!

6、カニをいれたら、お鍋が小さく、具がでてきてしまうことが判明!ということで、大きなお鍋にチェンジしました。(すみません~)お鍋を変えたら、テンジャンとコチュジャンを入れていきます。とりあえず、大さじ3つのテンジャンに大さじ1のコチュジャンを加えて、煮込んでみます。

7、グツグツと煮込み始めたら、ズッキーニや長ねぎ、えのきなどを加えます。

8、日本のお味噌汁は、煮込んではいけないですが、韓国のテンジャンチゲはグツグツと煮込みながら、美味しい味を出していくのが基本です。隠し味として入れたコチュジャンの辛さがでてきたら、出来上がり!もし、ちょっと味が薄いなーっていうときは、さらに煮込んだり、テンジャンを加えたりしていきましょう。

出来上がりがこちら!

グツグツと時間をかけて煮込んだので、渡りがにの味噌や身がほぐれてスープに溶け込んでいますヨ!テンジャンチゲの深い味とカニのダシが交差して、とても深い味わいのテンジャンチゲになります!!これでご飯がいくらでも食べられちゃう~^^といった感じです!もし、もうちょっと辛さが欲しい~ト言う方は、ここにテンチョ(チョンニャンコチュ・青い唐辛子)を加えると、また違った味が楽しめます。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-10-26

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