釜山日報、日本人観光客を取材!

日本人観光客を取材する釜山日報の記者さんに同行取材!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。ある日、仕事で知り合った釜山日報(釜山の地元新聞社)の記者さんが、プサンナビの事務所を訪ねてきました。お久しぶりですねぇ~などと会話をしていると、記者さんから「あのぉ~、実はお願いがありましてぇ・・・」と話が始まりました。記者さんのお願いとは、釜山を訪れる日本人観光客に同行し、観光客が見た生の釜山の姿を取材したいので、プサンナビを通して訪れる日本人の観光客を紹介して欲しいと言うことだったんです。1月の中旬頃、プサンナビの掲示板を通して、同行取材に同意してくださる旅行者を募集したのはご存知ですか?そのあと何組かの方から応募があったんですが、日程などの都合から1月の26日に釜山を訪れることになっていた井上幸子さんに決まり、釜山到着の日から2日間、密着取材をさせていただくことになったんです。ということで、今回で第13回目を向かえる「釜山でこんにちはシリーズ」は、今までとちょっと趣向変えた形で、観光客を取材する釜山日報の記者さんとその観光客の井上さんに登場していただくことになりました。
 
初日<1月26日>

空港にて
名古屋初の大韓航空で釜山入りという井上さんをお出迎えするために、記者さんと一緒にリムジンバスで金海空港へ向かい、飛行機の到着を待ちます。空港の出口には欠かさずいるガイドさん。彼女達が持っている名前入りプラカードのようなものを、せっかくなので、釜山日報の記者さんにも持ってもらい、出口で待機。その紙には、もちろん「歓迎!プサンナビです!」と書かれていますよ!!
そうこうしているうちに、井上さんらしき人物が出口から出てきました!!歓迎!プサンナビの紙が役に立ったのか、井上さんも迷うことなくナビと記者さんのもとへ。とりあえず、挨拶や自己紹介などをしつつ、記念撮影を「パチリ!」。
井上さん: 始めまして、よろしくお願いします。名古屋から来た井上幸子です。
記者さん: こんにちはぁ~、釜山日報で記者をやっていますキム・ヒョンといいます。今回は、せっかくの旅行に同行取材をさせていただき、ありがとうございました。
井上さん: いえいえ、こちらこそ。
ナビ: プサンナビのさっちゃんです。よろしくお願いします~。
記者さん: 今回は、釜山滞在2泊3日ということなんですが、なんでも1万円で過ごすという旅行計画を立てているとお聞きしたんですが、本当ですか?
井上さん: はい、その予定でいます。宿泊施設は、チムジルバンを利用し、帰りの飛行機の前にお土産を買うときまでは、その1万円でやろうと思っているんです。じつは、今回の釜山までの飛行機チケットも某旅行会社の格安チケットで、往復9800円で来たんですよ!
記者さん、ナビ: え!!!(かなり驚きました。)
記者さん: (かなり驚きながら)それは凄いですねぇ~。というと、そうやってチムジルバンを利用したりする旅行をするっていうことは、韓国、釜山はもう何度かいらしているんですか?
井上さん: はい、韓国はトータルで15回目ぐらいで、釜山は2回目になります。以前に来たときも、釜山ではチムジルバンを利用したんですよ!ホテルよりも数段に安いし、快適なんです!

というわけで、空港から早速、市内へと向かうことにしました。先ずは、1万円でやりくりするので、タクシーやリムジンバスを使わず、座席バスを利用することに。空港から南浦洞(ナンポドン)までは、ちょうど310番のバスでいけるんですか、指定のバス停で待つこと30分くらい・・・他のバスは何度も来るんですが、310番のバスは待てど暮せどやってきません。旅慣れた井上さん、早速カバンの中からガイドマップを取り出し、確認しますが、310番で合っている様子。周りの人に尋ねてみると、最近、310番のバスが廃止されたということ。せっかく待ったのにぃ・・・とショックを受けつつも、時間がもったいないので、タクシーで行くことに。
南浦洞にて
座席バスよりは高くついてしまったけど、3人で割ったので、リムジンバスよりは安く市内に出て来られました。国際市場をブラブラしながら、釜山の雰囲気を味わう井上さん。一方、記者さんはメモ帳を片手に、井上さんに旅行者としての釜山の印象など、記者魂といえるくらい賢明に質問をしていました。ナビも記者さんの姿勢を見習わないとなぁ・・・と感じましたぁ。事前にプサンナビでチェックしてきたんだよぉ~という井上さんの言葉通り、プサンナビで取材したお店を見て回ったりしながら、小物を買ったり、韓国のスプーンを買ったりしていました。
そろそろ、お腹のすく時間になってきたところ。夜ごはんは何を食べますかぁ?というナビの質問に、プサンナビでも取材しているメットルというスンドゥブとおかずが好きなだけ食べれるお店へ行くことに。その前に、井上さん、PIFF広場で映画の上映時間を確認するということで、立ち寄りました。上映時間をみると、ご飯を食べてから見るには、ちょうど良い時間帯に見たい映画「キダリアジョシ(足長おじさん)」があると言うことなので、まずは食堂へGO!
メットルにて
好きな韓国料理は?という記者さんの質問に、「最近はスンドゥブにはまっています」という回答をした井上さんに、記者さんが「スンドゥブっていう料理知ってるんだねぇ~」と関心したり、食事をしながらも記者さんの質問は止まりません。食事を終え、上映時間が迫ってきたので、今日はこの辺で井上さんと記者さんとお別れ。井上さんの今日の宿泊先は、影島(ヨンド)にある影島海水場。温泉に入って、仮眠室まであって4,500ウォンのこういった施設を利用するのも韓国旅行上級者の技ですよねぇ~。
 
2日目<1月27日>

シンチャントーストにて
朝の9時30分に昨日別 れた場所PIFF広場で待ち合わせをし、掲示板で人気の高かったシンチャントーストを食べに行くことに。今日は、記者さん以外にも釜山日報さんからカメラマンも同行です。お店の中でパシッ!トーストを食べながらパシッ!と井上さんをカメラマンが追います。
食事を終えてからも、国際市場の中をブラブラする井上さんをパシッ!パシッ!と取り続けるカメラマン。突然、ナビも一緒に写ってください!なんていう指令も飛び出し、何枚か一緒に写ることに。結局、実際釜山日報さんに出た写真は、ナビも一緒に出ている写真が採用され、ナビも見事に?!釜山日報へデビューを果たしました!
プサンナビ事務所へ
プサンナビの事務所を見てみたい!という井上さんの要望に答えて、事務所へ。ここで、井上さんに、なんと名古屋名物のお菓子のお土産を頂戴してしまいました。本当においしかったです、ご馳走様でしたぁ~。
西面にて
西面(ソミョン)の免税店に行ってお友達に頼まれたものを買うという井上さん。地下鉄1号線にのって、西面へ。ロッテ免税店についてみると、なんと公式のヨン様グッズショップがオープンしたとの案内が、早速向かって見まると、笑顔がまぶしい巨大なヨン様の写真があちらこちらに!井上さんもナビも驚きましたが、記者さんが一番驚いているようでした。「本当に人気なんだねぇ~」と何もいえないくらいの驚きようでしたよ。
南海フェッチッへ
お昼は、これまたプサンナビで見て行って見たい!と思っていたという南海フェッチッさんへ。刺身のピビンパッとメウンタンのセットを頂きました。
西面市場にて
ご飯をお腹いっぱい食べたので、ちょっと散歩がてらにと西面市場内を散策。道いっぱいに屋台が出ているモクチャコルモッや化粧品屋さんに立ち寄ったりしました。
広安里にて
次は、どこへ行きますかぁ?という問いに、広安里ビーチが見たい!とおっしゃった井上さん。広安里の駅を降りて10分ほど南の方へ歩くと、広安大橋が掛かったビーチが見えてきます。海を見ながら、リラックスをしたいと言っていた井上さんは、ナビと記者さんを置いて、海沿いを散歩していましたよ!最後に、ビーチ沿いで30分ほど、記者さんが井上さんに質問をして、今回の取材は無事終了!!この後、井上さんは、釜山大学方面へ行かれた後、海雲台(ヘウンデ)にあるアルピナチムジルバンにて宿泊される予定ということでした。気をつけて、残りの日程を旅行してくださいねぇ~!
<釜山日報の記者さんの感想>
普通に観光地などを回る旅行者がほとんどだと思っていましたが、こうやっ一人でカバン一つで釜山を旅行するスタイルもあることに驚き、またプサンナビやガイドマップで事前にチェックしてきたりして、食べたいもの、行きたいところを見て回ることが出来るのに驚きました。同行して感じたことは、釜山ももう少し韓国語のできない人の立場にたって、標識やバス、地下鉄などの施設をよりわかり易くすれば、もっと多くの旅行者が訪れるんではないかなぁと感じました。同行取材に協力してくださった井上さん、本当にありがとうございました。
今回の取材を通して、井上さんと記者さんの通訳、そして記者さんの記者魂、そしてもう一つ、旅行者からみた釜山を再確認することができ、仕事をしながら多くのことを学ぶことができました。ナビの質問にも嫌な顔一つせず、同行取材に協力していただいた井上さん、本当にありがとうございました!!そして、こんな旅行スタイルもあるのねぇ~と思った皆さん、ホテルに泊まったり、豪華に買い物したりする旅行も楽しいですが、チムジルバンに宿泊したり、バスや地下鉄を利用した旅行もまた、その現地の生の姿が発見でき、違った魅力を感じれるはずです!以上、プサンナビがお送りしましたぁ~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-02-15

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