釜山、映画祭&グルメの旅2003!

釜山1泊4日?!食べまくり、飲みまくり+映画祭の巻!

こんにちは!おたみです。皆さん、お久しぶりです。お元気ですか?さて今日はですねぇ、毎年恒例の(おたみの中では、、)釜山国際映画祭のレポートをお送りしたいと思います。今回は映画祭参加3回目にして、1番長~い4日間の釜山滞在。そして、今までは、1日び~ちり映画の観覧スケジュールを組んで、映画祭会場を行ったり来たり、"映画三昧+グルメ"の旅だったのですが、この度は、、、"グルメ(食べ+飲み)+映画+ちょい観光"というような日程でありました。それではさっそく、おたみと一緒に釜山の旅へGO!!

~1日目~

1年ぶりの釜山!
ソウルから釜山までは、鉄道で約5時間。いつもより早く家を出て、ムグンファ号でソウル駅を8時30分に出発。午後1時半に釜山到着。4日間の滞在ということで、出来るだけ少なくしようと思っていた荷物も何気に多くなってしまい、まずは地下鉄のロッカーに荷物を放り込んで(鉄道の駅のロッカーは今工事中のため使用不可)、さっそく開会式会場である野外のヨット競技場へ。そこでプサンナビのナビけんさんと1年ぶりの再会!プサンナビがお世話になっている方のご好意でインターネットでの前売りが5分?で完売したという開幕映画のチケットを手配していただき(この場を借りてお礼を申し上げます)、あとは開幕を待つばかり!
開幕式会場は長蛇の列!
去年は映画祭の本部がナンポドン(南浦洞)の「PIFF広場」だったのですが、今回はヘウンデ(海雲台)のヨット競技場(野外)に移動。さらに、今回は映画祭2日目から3連休ということで、いつもよりたくさんの人が釜山に大集合した感じ!会場入口前にはズラズラズラズラズラ~(これでも足りないくらい)長蛇の列。おたみたちもその列で待ちながら、「福岡チングの会」の方たちとユカユカさんと合流、総勢18名という大所帯で会場入り!
釜山国際映画祭開幕式
次々と映画関係者が入ってくる中、おたみも押し合いへし合い、スターのショットをゲットしようと頑張ってみましたが、、、あとで見てみると写真がかなりブレブレでした(-_-;)ちょっと遅れて会場入りしたので、おたみが見た開幕式参加のスターの姿はほんの一部。ちなみに、有名どころではイ・ビョンホン(「JSA」)、ムン・ソリ(「ペパーミントキャンディー」)、キム・キドク監督などなど。そして、客席の方に戻ると今回の開幕作主演の役所広司さん、永作博美さん、監督が最後に会場入り!「ぎゃ~、役所さ~ん!!」
開幕作「ドッペルゲンガー」上映前に、監督、役所さん、永作さんたちが舞台挨拶をして、花火の打ち上げと共に第8回釜山国際映画祭の幕開け!
開幕式終了後
レセプションの模様はプサンナビの記事を見ていただければ分かると思いますので、そちらをご覧下さい↓。
ちなみに、果敢にもあの芸能人たちに「一緒に写真を撮っていただけますか?」と言ったのはすべてユカユカさん。そしてナビけんさんはあこがれの永作さんと一緒にツーショット写真を撮ったあと、プルプルプルプル手が震えてまくってましたぁ~。写真撮影中もかなり緊張している様子でしたけど^^その後皆さんでいっぱい飲んで解散!

~2日目~

朝の9時から当日チケットを取ろうと並ぶ人たち。その中におたみの姿も、、、
さあ!翌日から食べまくり、、、
お昼の映画の前にお腹が空いたので、へウンデのメガバックスから海岸の方に向かってプラプラ歩いていると、遅めのお昼を食べに来たお客さんたちで賑わっているクッパッ通りを発見!お客さんが一番多いお店は一番の有名店のようでしたが、「席がない、一人はだめ」と悲しくもきっぱり断られ、泣く泣く隣りの空いているお店でソコギクッパッ(ヤクルト付き)を。そこのおばちゃんが「どこも味は一緒なんだから~」とつぶやいてるのを聞きながら、黙々とたっぷりの野菜とダシの利いたスープで空腹の胃を満たされるのを感じながら、クッパッを堪能しました^^値段はなんと2,500ウォンとお安い!
ちょっと海岸をお散歩
中国映画「Gold fish」を見た後、次の映画までちょっと時間があったので、海岸の方へちょっとお散歩。ここ釜山はついこの間台風に襲われてかなりの被害が出たところでしたよね。でもその名残りというか痕跡はどこにも見当たらず、このぽかぽか陽気にきれいな海、そしてさらさらの砂浜。少し肌寒くなったこの時期に海を見られるとは!!もう1人胸の奥底で感動してました(^_^)水着姿で浜辺でくつろいでいる家族連れの西洋人の姿や地元のカップル、そして映画祭参加者たちでちょいにぎわい。
サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門の大賞と獲得したというアメリカ映画「Capturing Friedmans」を見た後、映画館を出た途端、外はお祭り騒ぎ!
とうとう待ちにまった「オマッチッ」!
今日の夜ご飯は「オマッチッ」。おたみもかなり期待してました。今夜のメンバーはユカユカさん、ユカユカさんのお友達、ナビけんさん、映画祭のために釜山にやってきたナビくん、そして今回お世話になった朝日新聞の記者さん、シティ情報ふくおかの大田さん、プサンナビの新人記者さっちゃんさん。注文は、もうずいぶんお店に通っているナビけんさんにお任せしたところ、「8人なんで、まずは12人前くらいでいいですかね?」っておいおい!それってどーいう計算なんですか?焼肉だったらかなり大食い系ですよね、といったら「それくらい食べちゃうんで!」とあっさり。ほぉ~。そりあえず、皆さん食べる気満々なのでそうしましょう。
トゥギャン、コッチャン、パッチャン。これが、とにかく臭味がなくて甘い、うまい。これは期待通り、いや期待以上の感動ものでした。ちなみに12人前とさらにご飯+テンジャンチゲでしめて終了!あ~満足、満足^^
屋台でオジンオスンデ&ソジュ(焼酎)
もう「オマッチッ」でかなり食べたしもうお腹がいっぱい!もう入りません!といいながらも、目の前に出されたオジンオスンデが美味しそうにおたみを呼んでいるぅ~、パクリッ。ここはナンポドン(南浦洞)のPIFF広場の近くのメイン通りで、映画祭のために出来た特設屋台らしいんですが、かなりのにぎわいよう。オジンオスンデはやはりずいぶん残してしまいましたが、、、お腹空いてたらもっと美味しかっただろうにぃ、、、
ホープチッで生ビール
さ~て、ここでさらにメンバーが減ったり増えたりして結局5人でビールを3,000cc×2とソーセージ盛り合わせとチィポ(カワハギの干物)などを注文(まだ食うのかぁ???)。お酒を飲みながらまたつまんでいたが、、、おみたはそろそろ酔っ払ってきた。
※ちなみにこのチィポ、ソウルと違ってかなりおいしかったです(byわりこみナビくん)
まだ飲むのかぁ?!屋台でケーランチム&チョゲタン+焼酎
もうおたみはこの時点でかなり酔っ払いモード。疲れもたまっていたのかところどころ記憶が、、、でも、ふわふわのケーランチムとハマグリ大の貝がごろごろと入ったチョゲタン(貝スープ)は飲みすぎの体に染みる、、、
チムジルバンへ流れ込む、、、
おたみはそろそろ限界に近くなってきので、最後の4人でロッテチムジルバンへ。カウンターで渡されたTシャツと短パンに着替え、黄土サウナ室でおたみは汗だくになりながら眠りに落ちていき、、、他のメンバーは熱さに耐え切れず大部屋へ移動したり、睡眠室にいったり、それぞれ楽な部屋で就寝。ちなみにプサンナビのナビけんさんは、この日の朝、福岡に船で行く予定があり、朝イチで港へ(ほんとにお疲れ様でした)。

~3日目~

次の朝はしじみ汁定食「ソムジンガン」!
ナビけんさんが朝ご飯にぴったり!オススメ!と言っていたしじみ汁のお店に行くことに。
大き目の石鍋に入ったしじみ汁とおかずが5~6種。しじみ汁は薄味なので好みに合わせて塩や唐辛子の粉を入れて下さいとのこと。おたみはちょっとだけピリッとメリハリのあるしじみ汁にして食べてみました。そのしじみ汁だけだったらほんとにシンプルな定食でちょっと物足りなかったかもしれないんですが、おかずの中の鯖と大根の煮付けがうまかった~。友達と2人で骨まですべて食べときました。おかずも全て陶磁器の器に入って出てくるのもポイント!
PIFF広場で「ナチュラルシティ」舞台挨拶
今日は、釜山3日目にして初めてホテル宿泊となっているので、ホテルでちょっとゆっくりした後、街をちょっとぶらぶらしていると、PIFF広場で韓国映画「ナチュラルシティ」の舞台挨拶が。ユ・ジテは仕事の都合で来られなかった様子、残念。あ、でもあの女優は「ノランモリ」「世紀末」「ジャカルタ」などに出演した芸歴がかなり長いイ・ジェウンでは~!!と写真を撮っているうちに、もうお昼の時間~。
スンデたっぷり!テジクッパッ「シンチャンテジクッパッ」!
今日は釜山で絶対食べるものリストに載っていた「テジクッパッ」のお店へ。ここのテジクッパッは以前、高速バスターミナルでソウルに発つ前にどーしても一口食べてみたくて食した「テジクッパッ」とは違い、スンデや内蔵、豚肉たっぷりのスンデクッのようなテジクッパッ。釜山ではこれもテジクッパッなんですねぇ。とにかくスンデ好きのおたみとしては大感激のスンデたっぷりテジクッパッ。熱さにあおられて猛スピードで食べてましたが、さすがに気が付くとかなりの満腹ぶり。今回はいろんなクッパッを食べましたが、たかがスープご飯、されどクッパッ。どれも美味しかったです。ほんとに。

※ここは確かにおいしかった・・・別の時間帯にいったわりこみナビくん
「殺人の追憶」と「Elephant」
お昼を食べたあと、友達は海岸沿いのホテルにある汗蒸幕に行き女王様状態で優雅な一時を。同じ時間におたみは今年韓国の最大興行作品「殺人の追憶」と米映画「Elephant」を見て、それから野外上映を見るためにヨット競技場へ。映画館を出るとウォン・ビンとチャン・ドンゴン主演の映画「テグッキ・フィナルリミョ」のジープや看板が設置されていました。記念写真を撮る人の姿も。
深夜、野外劇場ヨット競技場で「座頭市」
ソウルもそうですが、この時期釜山も朝晩の気温差が激しくて、夜11時から映画を野外で見るということは、かなり万全な防寒具を用意しないといけませんね。ということで、薄着でやってきてしまったソウル組に、ナビけんさんが親切にもご自宅から寝袋とジャンバーを3つ持参、さら~に!体の中からも、とどこからともなく日本の「菊水の生原酒(たぶん)」がふるまわれ、ちびちびやりながら野外巨大スクリーンに映し出された「座頭市」を観たのですが、、、、これは良かったです。内容もそうですが、暗闇の中に浮かんだ巨大な画面がかなりの迫力でした。でもでも、かなり寒かった~。
日本のおでんと焼き鳥&ビ−ル・焼酎!
映画が終わったのが夜中の1時過ぎ。一杯ぃ~と言ってもどこもいっぱいで、やっとたどり着いたのが、日本仕込みの居酒屋さん。久しぶりに野菜や厚揚げなどいろんな具が入った日本風のおでんと焼き鳥なんかをつまみながら、お酒とおしゃべりを楽しんで、そろそろ解散しますかっ。
夜ごはん、、、、朝ご飯?!5時に牡蠣クッパッとソコギクッパッ!
皆さんとお別れをして、タクシーでやっとホテルのあるナンポドン(南浦洞)に戻ってきたのですが、なんか、、、とおとなしくホテルに帰れない二人は、じゃあもう一杯だけ!(ってまだ飲むんかぃ??)と言いつつお店を探すけどなかなか見つからず、訳もわからずクッパッのお店で明け方の5時に牡蠣クッパッとソコギクッパッをモリモリ、、、美味しかったんですが、、、もう食べ過ぎ飲みすぎ(-_-;)

~4日目~

ミルミョンとビビンミョン「ハルメカヤミルミョン」!
午前中におたみはスペイン映画「Monday in the Sun」を見て、さあお昼の時間。でも、、、明け方のクッパッが利いてなかなかご飯を食べる気がしない(当たり前ですが、、、)ということで、友達とナビくんと合流して3人でミルミョンとビビンミョンを注文。今回は歴史を感じる店構えといい、お客さんのにぎわいようといい、去年適当に入ったミルミョンのお店よりは期待できそう^^。
お味は、ビビンミョンはかなり砂糖が入っているのか、甘さと辛さがかなり強かったんですが、ミルミョンは、さっぱりとしたスープにキュウリの千切り、大根の千枚漬けなどがさらにさっぱり。麺も冷麺より弾力があり、チョルミョンよりも細めで食べやすい、なかなか美味しかったです。
ちょっと観光!チャカルチ市場&ショッピング
今回は映画というよりものんびり気分転換に来た友達と一緒に、チャガルチ市場から遊覧船のような(実際は漁船に近いものらしい)ものが運行しているという情報をもとに、ちょっと行ってみることに。聞いた話によると、普通に港を歩いていると、声を掛けてくれる、、、というので待っていても一向に誰も現われず。港すぐ横には小さな飲み屋が並び、早くもおじさんやおばさんたちが、コムジャンオ(アナゴ)をアルミの上で炒めながら、美味しそうに楽しそうにソジュを楽しんでるぞっ。いや、いかんいかん、今食べたら最後のオマッチッで美味しくいただけないない。チャガルチ市場はまた今度にしましょう。
最後のシメはやっぱり「オマッチッ」アゲイン!
またまた来てしまいましたぁ。初オマッチッの友達と、ナビけんさんに教わった通りトゥギャン、コプチャン、テッチャンを1人前ずつ注文。しか~し、何かが違う!感じがしてナビけんさんにさっそく電話で聞いてみると、パッチャンを頼み忘れてました。これは、メニューにないのですが、頼むとすぐ出してくれました。といことで、2人で4人前+焼酎2本+ヌルンジパッ(おこげご飯)+テンジャンチゲまで食べまくって、釜山の食べまくりの旅、お仕舞いです。
出発まで歌いまくり!
この後、おたみたちはソウル行きムグンファ号の出発時間、夜11時55分まで何をしたかというと?!えっ?いえいえ、もうお酒は飲んでませんよ~。お土産用の「ホドグァジャ」に、釜山の焼酎「C-1焼酎」の1,5Lを3本小脇に抱え、釜山駅前のノレバン(カラオケ)に直行!お店の方が「今夜は釜山で思いっきり歌ってから帰って下さいな~」とはじめは1時間のつもりが10分サービス、さらにサービス10分と結局出発20分前もまだシャウトしていたおたみたちでした。寒い汽車の中でイマイチ休まらない状態で朝5時半、ソウル到着。疲れた~けど楽しかった~。プサンナビの皆さん、そして釜山でお会いした方々、いろいろお世話になりました。また来年釜山でお会いできることを楽しみにしてます!以上、釜山1泊4日食べまくりの旅、おたみでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-10-17

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