シンチャントースト

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辛い韓国料理から離れてホッと一息できる憩いの場所的シンチャントースト!安い・旨い・あつあつと3拍子揃ったふわふわのトーストで癒されよう!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。プサンナビの掲示板でとっても人気のシンチャントースト!!今までたくさんの方が訪れ、あのふわふわのトーストに魅了された方も多いはず!

ナビも実は、その魅力のとりこになったファンの一人で、時々仕事の合間に食べにいったりしているお気に入りのお店です。

韓国に来てトースト?!と首をかしげていた人もここのトーストを一口食べればその人気に納得してしまうほど、引き付けてやまないシンチャントーストの魅力に迫ろうと、再取材をしてまいりました。

笑顔が素敵なおじさんが初めてトーストを食べたエピソードやトーストのお店を始めたきっかけなどなど、シンチャントーストの様々なお話を伺ってきましたよ!!
複雑に入り組んだ路地の中にある憩いの場所
シンチャントーストに行かれたことのある方は、お店がとてもわかりにくいので、迷った!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

複雑に入り組んだ路地の中にあるので、何度行ってもすぐ見つけることができないようなところにお店は存在します。それもそのはず、お店の周りには小さい店舗の洋服屋さんが通り一面にあり、シンチャントーストはその洋服でふさがれているような感じなんです。

でも、その簡単に見つけることが出来ないお店だけに、なお更食べたい欲求が高まる上、一生懸命探して行ったお店には優しい笑顔でおじさんが向かえてくれる・・・というように、お客さんのオアシス的存在になっているんです。
迷わずお店に行く方法は、南浦洞(ナンポドン)のメインストリート光復路の通りに面しているヤングタウン通り(日本語でも大きく看板がかかっています)を地下鉄駅を背に向け、ひたすら進んでいくと左側にお店が見えてきます。国際市場の中をうろうろしながら、お店を探すのはちょっと至難の業なので、ヤングタウン通りの入り口からのアクセスが一番オススメです。
30年前に始めたトースト専門店
ここ数年、韓国ではトーストやフルーツジュースを扱う専門店や屋台が増え、トーストのお店は一般的になりましたが、こちらシンチャントーストは、30年という歴史あるトースト専門店として、古くから国際市場の住人に愛されてきたトースト店の元祖的存在。

ご主人のおじさんは、30年という長い月日、毎日入り口にある鉄板で香ばしいトーストを焼き続け、今では常連さんを何人も抱えるお店になったんだとか。掲示板でもお馴染み、シンチャントーストの看板主人とも言えるおじさんにお店のお話などを伺ってきました。
ナビ: 30年前にお店を始めたきっかけを教えてください。
おじさん: 軍隊を除隊して、何をやろか?と考えていたとき、ちょうどベトナムから戻ってきた軍の友達にトーストの存在を聞きました。聞いているだけで、美味しそうで、そういう商売をやってみようかなぁと思ったのがきっかけです。その頃は、今と違ってパン屋などがあまり存在していなくて、パンを売ったらきっと人気になる、と思いました。
ナビ: 初めてトーストを食べたことを覚えていますか?
おじさん: そうですね。このシンチャントーストを始める前に、南浦洞でトーストを食べたのが初めてでしたね。うちで作っているような卵やハム、チーズなどは入っていなく、ごくシンプルなものだったんですが、そのときの味が衝撃的で、今でも忘れられませんね。そのときのトーストを食べたことで、店をやろうと決心したんですよ。

ナビ: お店の場所は、今と同じ場所ですか?
おじさん: ええ、この場所です。でも、今みたいに椅子やテーブルなどのスペースはなく、現在の店の目の前で屋台風にお店を始めました。その頃は、若いかったし、成功するか不安もあって、お店を構えるほど勇気がなかったんですが、徐々にお客さんが増え、常連さんもできて、15年くらい前に屋台から現在の店に変えたんですよ。

ナビ: 30年というとても長い年月、振り返ってみるとどうですか?
おじさん: そうですね。今でも、時々当時のことを思ったりするんですが、開店当時のトーストの値段が80ウォンだったんですよ。今では、その10倍以上。物価が大分高くなりましたが、とても韓国が豊かになったなぁ、と感じますよ。30年間同じ場所で同じ風景を見ているから、なお更そう感じますね。

昔から日本人のお客さんはいたんですが、徐々に口コミで店が知られるようになり、ここ数年で本当に増えました。訪れてくれる日本人のお客様には、本当に感謝しているんです。海を渡って釜山にきてくれるだけでなく、こんな小さいお店まで食べにきてくれたよ!といってくださるので、頑張って美味しく作ろう!と力がわいてきますよ。本当に、この場を借りて、ありがとうと伝えたいです。

ナビ: 日本人のお客さんが増えて何か変わりましたか?
おじさん: そうですね、私が日本語を勉強し始めたということですかね。ハハ。身振り手振りで注文したりはできますが、ここまで来てくださる日本人のお客様へ感謝の気持ちを伝えたくて、日本語を少しずつですが、勉強しています。

とっても優しくインタビューに答えてくださったおじさん。トーストだけでなくおじさんの人気の秘密がわかった気がしたナビでした。
アツアツ&ふわふわ感がたまりません!!
さて、肝心のトーストについて。種類はトースト、ハムトースト、チーズトースト、ジャムトーストの4種類。この人気のトーストにはさまれているものは、キャベツ、タマネギ の入ったふわふわのオムレツだけ!味付けもケチャップとマヨネーズというなんともシンプルなトーストなんです。

でも、このシンプルさが、飽きさせず、素朴でたくさんの方を魅了しているのではないでしょうか?食べてみると、適度な塩加減が感じられ、辛いもの続きの韓国料理から離れてホッとできる味といった感じ。旅や刺激料理で疲れた胃を優しく包んでくれる救世主的な味がシンチャントーストの人気の秘密なのかもしれませんね。店の中で食べていくことも可能ですし、テイクアウトすることも可能ですよ!
アツアツのトーストが食べやすいように、厚紙でトーストをまいてくれます。コレなら、冷めないうちに美味しくトースト食べられちゃいますよね!
トーストのお供にフルーツジュース
アツアツトーストにぴったり合うのが、生のフルーツジュース。お店の前に並んだフルーツを使って、注文と同時に作ってくれます。砂糖の甘さでごまかさず、フルーツ独自の甘みがしっかり生きたジュースですよ!

ふんだんにフルーツを使って作るジュースなだけに、飲んでみると、果肉のつぶつぶが感じられ、果物をそのまま食べていると思ってしまうくらい、フレッシュな食感が楽しめます。キウイ、トマト、グレープ、イチゴジュースがあります。
季節限定の冷た~いパッピンス
5月~9月までの限定メニューのパッピンス(韓国版カキ氷)。パイナップル、餅、練乳、小豆が入った飾り気のないとっても素朴なパッピンスですが、缶詰の小豆を使わず、奥様が自ら煮ている小豆の深い甘さがポイントとなり、とっても幸せな味が楽しめます。

氷を削る機械も昔懐かしいレトロな感じで、何だか懐かしい気持ちにさせてくれますよ。お値段は、なんと2,000ウォン!!
シンチャントーストのようなトースト屋さんは釜山市内にたくさんありますが、見た目よりも油っぽかったり、バターの塗りすぎや卵が十分に焼けていなく、湿ったトーストだったりと幻滅してしまうことがあるんですが、シンチャントーストは、期待を裏切ることなく、シンプルで飾り気のない味で私達を満足させてくれています。

トーストの味だけでなく、おじさんの人柄、笑顔で気持ちもお腹一杯になれるシンチャントースト、お見逃しなく!!以上、プサンナビがお伝えしました。

記事登録日:2005-06-22

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-11-11

スポット更新日:2012-02-02

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