女子大生が行く、西面の歩き方!【2002年】

アイショッピングにネイルケア、B級グルメも初体験!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山旅行者にご協力いただく第5弾。今日も素敵な旅行者に出会って来ました!!

西面で出会ったかわいらしい旅行者
今日、ナビが日本人旅行者を求めて向かったのは、西面(ソミョン)。西面はロッテデパート、ロッテホテル、ミリオレなど日本人にも人気のスポットがたくさんあり、釜山市民の間では若者の町として有名なエリアです。「西面に行けば、日本人に出会える」ということでやってきたナビが迷わず向かったのがロッテデパート。見た瞬間「日本人だ!!」と分かってしまったお二人に声をかけさせていただきました。お二人とも、雰囲気がとても似ていて、ちらっと見た感じで「双子?」と思ったぐらいでしたが、大学のお友達同士でした。

お二人のプロフィール
左の方がノリ子さん、右の方がカナ子さん。現役女子大生、21歳。なんともいい時期です。お二人は福岡からビートルに乗って釜山入りし、2泊3日の釜山旅行だそうです。ホテルは、ロッテ。ビートルでロッテという、釜山におけるかなり理想的なスタイルです。女子大生だけあってとにかく元気で、とってもかわいらしい!!ナビも昔はこんなかんじだったのになあと懐かしくなってしまいました。
Q:どうして釜山に来たんですか?
A
:京都とか、どこか日本国内で旅行をしようって言ってたんですけど、釜山へ行く方がとても安かったので。
Q:釜山のイメージはどうですか?
A:山に囲まれてマンションがずらっと建っている光景にビックリしました。デパートの店員さんがみんなとてもきれいで、食堂で会ったお客さんもとても親切でした。
意外に慎重な女子大生
ナビが彼女2人に出会ったのはロッテデパートの1階の化粧品売り場。お二人はショッピングの本場、ロッテ免税店、ロッテデパートでウィンドーショッピングをほぼ終了したところだとか。今日は特別に何かを買うと言うのではなく、日本との値段の違いなどを比べながら(いろいろなお店をまわりながら「ハウマッチ?」とお店の人に英語で聞いてる彼女たちの姿はとても可愛かった)いろいろ見て、最終的に買うものを決定するようで、若いのに(若いからこそなのかな?)買い物にはなかなか慎重でした。
Q:免税店では何か買いましたか?
いやあ、まだです。いろいろ見て、値段とか比べてから買おうと思って。
Q:デパートを一通り見て、どうでしたか?
かわいいものもありましたけど、デパートだからか思ったより高いですね。
Q:化粧品などは、日本にあるのとかわらないんじゃないですか?
日本でも売ってるものだけど、韓国で買いたいですね。
Q:どうして?
(日本だとお店の人がいろいろ勧めてきてうっとおしいけど)韓国では言葉が分からないから、お店の人がなんか言ってきてもごまかせるし。
ネイルケアを無料で体験!!
このお二人に、とってもとってもラッキーな出来事が!!というのもロッテデパートの1階で、釜山で一番有名なネイルアートショップSASSIの特別臨時店がイベントを開催していたんです。このイベントでは、無料でネイルケアをしてもらえ、しかもハンドマッサージ、パックのセットを5,000ウォンと言う破格で体験できるという、これは食いつかないわけにはいきません。
Q:日本でネイルケアをしたことありますか?
興味はありましたけど、高いからしたことはありませんでしたね。
Q:ケアしてもらってどうですか?
気持ち良いです。あまりに気持ちよくて、眠くなってしまいます。ハンドパックをしてもらうと手がすうっとします。つるつるです!!
無料体験イベントにもかかわらず、とっても丁寧にしてくださるSASSIの店員さん。
一人当たりの時間が約30分から40分。本当にじっくりでした。担当のお兄さんは、日本語が上手でしかもとっても親切&フレンドリー。最後には、その流暢な日本語でネイルアート用品を販売しようとしましたが(イベントの目的はこれですからまあ仕方がないでしょう)、お二人とも笑顔でうまくごまかして断っていました。ここでも慎重です。
きれいになった手を見せてくださいとポーズを要求するナビに、ノリさんは最高の笑顔となんとチョナンカンポーズまで。取材のしがいがございます。
最後に記念撮影。このお二人なぜだか写真を撮る際に常にかわいらしいポーズをしてくれるんです。写真慣れしているというか、プロモデル精神があるというか。最近の若い子はみんなこんな感じなんですかね?天真爛漫な姿がなんともうらやましかったです。
西面市場で屋台初体験
さて、ネイルケアの後は市場散策。ロッテデパートから歩いて5分の所にある西面市場は化粧品屋、食堂が多く並び、また、特に屋台がおいしいことで有名です。ということで、お二人もこの西面市場にやってまいりました。
「あの赤くて、ウィンナーがたくさん入ってるものは何ですか?」
「いやっ、あれは、ウィンナーじゃなくて、トッポッキというのものでお餅なんですけど」
一通りお店を見て「ここらへんで食べてこっか」ということで一軒の屋台に突入。初の屋台チャレンジです。お店の方にお皿とフォークをもらい一通りおいてあるものをチェックして、おいしそうなものを食べ始めました。
チジミが食べたいといっていたお二人、屋台で1枚1,000ウォンのチジミを注文し、2人で挑戦。もちろんトッポッキ、ギョウザ(1つ300ウォン)もご賞味。
Q:どうですか?
A
:うん、おいしい。チジミは日本で食べるとのぜんぜんちがう!!日本で食べるチジミは粉の割合が多くて、粉っぽいし、具も少なくて、ネギだけってかんじだけど、ここのは具が多い。やわらかさも違いますね。ぐちゃぐちゃにしてしまうのも韓国らしいし。ギョウザは、油っこくないってかんじです。
Q:(ギョウザを共同使用のお醤油つけて食べるお二人に)ほかの人と一緒に使うのはあまり気になりませんか?
A
:あっ、言われるまで気がつきませんでした。でも、ここは韓国だから、日本とは違うと思うとなんともないですね。
食べた後にはきちんと「マシッソヨ(おいしいです)」と韓国語でコメントを残して帰る礼儀正しいお二人です。
彼女たちの素晴らしき旅行者精神
ナビがとっても感動したのは彼女たちの旅行者精神。「ありがとうございます」「おいしいです」などの簡単な韓国語のフレーズが書かれたものを常に携帯し、行く先々でその紙を見ながらあいさつをする彼女たちの姿はとっても立派!!いくら、日本語がよく通じる韓国といっても、その姿勢は模範とすべき、ナビも感動しました。

このあと、彼女たちはミリオレに行き買い物をし、カルビを食べ、翌日には南浦洞(ナンポドン)に行き、エステなどを体験する予定だとか。礼儀正しく、かわいらしく、写真撮影にも素敵な笑顔で応じてくれるお二人に出会ってナビもかなり気分が良く、夜遅くまでつきあいたかったのですが、ナビは次の仕事があったためここでお別れしました。
お二人は釜山の方がとても親切だと感動していましたが、片言でも韓国語でがんばろうとする彼女たちの姿勢が好感をもたれ、やさしくしてもらえたのではないでしょうか。みなさんも、お二人のようにあいさつだけでも良いので、韓国語を使いながら釜山の街に飛び込んでみてください。以上、プサンナビがお伝えしました。


お二人から、旅の感想が届きました!!

<かな子さんのメッセージ>
サイトを見て
私たちがUPされたサイトをみました。かなり大きくてビックリしました。私たちが載ってよかったのでしょうか・・・でもありがとうございました。
エステ体験
カッピングと全身マッサージをやったのですが、かなり気持ち良かったです。カッピングは最初はかなり痛かったけど、私的にはけっこう気持ちよかったです。でも・・・背中に型が残るんですね、数十個の型が。赤いのは、健康な証拠らしく、体の悪い部分には型が紫色っぽく残るみたいなんです。やっぱり体は正直ですよね、私は肩がすごくこるんですが、どす黒くなっていました。
ショッピング、そしてはじめての地下鉄移動
国際市場をぶらぶらしながら見つけたメガネ屋にはいり、2人して購入しました。学生って言って安くしてもらいましたヨ。日本語が通じる店員さんが地元のスーパーを案内してくれたのでそこで友達などへのお土産(海苔、コーン茶、韓国のお菓子など)を買いました。お土産代16,000で済むなんて・・・と言いながら、初めて地下鉄に乗って西面にいきました。最初は、戸惑ったりもしましたが、片言の映画で西面行きを教えてもらい、無事にホテルに帰りました。ホテルに帰ってからすぐに海雲台まで地下鉄で行き、パラダイス免税店に行って来ました。地下鉄で隣の席のおじさんが私たちをチラチラみていて「日本人ですか?どこに行くの?」と聞いてきてパラダイスと言ったら「途中まで一緒だから案内しますよ」と言ってくれて、お喋りをしながら行きました。その方は、建築家だったみたいで、英語が通じて会話が出来ました。
カルビ屋にて
ハングルが分からないので、ホテルの隣にある日本語の看板があったお店に入り堪能しました。おいしかったです!そこで、周りの韓国人の方をみて思ったのですが、韓国の方は牛肉よりも豚肉をよく食べてるな~と。あと、緑の唐辛子を普通に丸かじりしている姿には、びっくりしました!
今回の旅を経て
韓国の方はみんな暖かく、とても優しいことが印象的でした。実際にこの年になって、韓国という土地に行き、人との温かさや、その国ならではの風習、マナーなどを知ることができ、これから社会人になり働く私たちには、良い勉強になったと思います。

<のり子さんのメッセージ>
釜山ナビ見てかなりびっくりしました。あんなに大きく取り上げていただきありがとうございます。なんか、世界を飛んだ気分です。釜山はほんとにみんなが温かくて、優しい人ばかりで、最後の日は帰りたくなかったです。言葉もわからない韓国は少し不安でしたが、実際行ってみると不安が好奇心にかわり、非日常的な生活が私を少し大きくさせてくれた気がします。ああああーちょっと、かっこよくいいすぎたかな。
私は韓国の道路の大きさとか、車が多いのになんで日本のように渋滞しないのかな?とか、韓国の人のサバサバしている中にもある優しさとか、すべて出会うものが新鮮そのものでした。辛いものが好きな私はワクワクだったけれど、韓国の辛さはあまくみてはいけない。とこれから韓国に行く人に忠告したいな。
日本とものすごく近い異国だけど、まったく文化も違うし、しかも、この釜山ナビに取材していただいたことで本当にいい思い出になりました。

取材にも快く応じてくれた上に、感想まで送ってもらい、ナビも非常に嬉しく思っております。彼女たちが、釜山リピーターになり、釜山で再会できる日を首を長くして待つのみです!!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-11-06

ページTOPへ▲

関連記事

西面/ソミョン

西面/ソミョン

釜山っ子が飲んで食べて遊ぶエリアがココ!デパートに免税店、地下街に市場とショッピング天国!

その他の記事を見る