韓国本場のキムチ

辛いイメージのキムチに、実は奥深いレシピが!

アンニョンハセヨ、プサンナビのよこたんです。先日、よこたんの通っている釜山大学の語学堂でキムチ作りを体験してきました~!キムチは地方によって味も見た目も違い、よこたんの住む釜山は比較的辛く、色も鮮やかな赤色をしています。全羅道(ジョルラド)地方のキムチは更に辛いそうです!また、韓国では冬になると「キムジャン」といってたくさんの白菜を買ってきて家庭でキムチを作ります。キムチといっても様々な野菜を使ったキムチが何種類もありますが、今回は「白菜キムチ」の作り方についてご紹介したいと思います!
必要な材料(4人分)
白菜
白菜3kg(1株)
粗塩1カップ
水 4カップ
※白菜は葉がぎっしりと詰まったものを選びます。

薬味(ヤンニョム)
唐辛子の粉1カップ
水1/3カップ
大根の千切り 1カップ(100g)
梨の千切り1/2カップ(50g)
アミの塩辛1/3カップ
砂糖1カップ
青ネギ30g
セリ30g
カラシナ30g
ニンニクのみじん切り大さじ1
生姜のみじん切り小さじ1
いかなごの魚醤1/3カップ
※材料は韓国食品取り扱い専門店やインターネットなどで手に入ります。

キムチ作りの手順
1、 表面の葉は取り除き2等分にする。(白菜が大きい場合は4等分に)

2、 粗塩2/3カップと水を混ぜて塩水を作り、白菜を漬けた後残りの塩をパッパとふり、8~10時間ほど漬ける。均一に漬かるように2時間おきぐらいに上下を裏返す。
3、 白菜が漬かったら水でよく洗い、ざるに上げて水気を切り、白菜の軸の硬い部分は切って取り除いておく。
4、 唐辛子の粉に水を混ぜ、練っておく。
5、 大根はかたいものを準備し千切りにして、梨も皮をむいて千切りにする。にんにくと生姜はみじん切りにする。あみの塩辛もみじん切りにする。
6、 青ねぎ、セリ、カラシナは2cm程度に切る。
7、 大きいボールに千切りにした大根を入れ、あらかじめ練っておいた唐辛子の粉を入れてよく混ぜ合わせる。ここへいかなごの魚醤とあみの塩辛、にんにくのみじん切り、生姜のみじん切り、砂糖をいれ、均一に混ぜる。
8、 よく混ぜ合わせた薬味(ヤンニョム)に切った青ねぎとセリ、カラシナを入れ均一に混ぜ合わせる。
9、 水気を切った白菜の葉と葉のあいだに、混ぜ合わせた薬味(ヤンニョム)を均一に塗る。白菜の株が崩れないように表面の葉でくるんだあと、容器にいれておく。
注意点
●薬味を白菜に塗るときに、薬味を塗りすぎるとその日のうちに食べる場合はおいしいが、日が経つとさっぱり感がなくなるので加減する。
●薬味に刻んだ生ガキを入れてもおいしいが、その日のうちに食べること。

試食タイム
ようやく完成~!ということでみんなでランチを兼ねて試食タイム。あらかじめ先生が準備してくださったご飯とスユク(豚肉をゆでてスライスしたもの)をおかずにいただきま~す!

作りたてのキムチは白菜のシャキシャキ感がたまらなく、薬味に入れた大きめの野菜の具が白菜とうまく調和しておいしかったです。^^今回作ったキムチはクセがなく、ほとんどの人が食べれるレシピだそうで、辛すぎくなく、塩辛くないものなので、辛いのが苦手な方でもおいしく頂けると思いました。

また、自分で作ったキムチを各自お土産に持って帰ったのですが、よこたんは3日後に食べたのですが、白菜が作りたてよりしんなりとしており、味もコクが出てまた一味違ったおいしいキムチになっていました。
もっと日が経つと、キムチチャーハンなどにしてもおいしく頂けるそうです。^^どうぞみなさんも本場のキムチを作ってみてはいかがですか?

以上プサンナビのよこたんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-02-27

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