釜山のはずれにある港町・青沙浦に行ってみよう!!

釜山の中心から少し離れただけで、こんな風景に出会える!?

こんにちは、プサンナビのハヌルヌナです。今回は、地下鉄とマウルバスに乗って、釜山の郊外にある港町・青沙浦に行ってきました。海雲台や広安里とは、また一味違う釜山の海が楽しめます。釜山旅行も最初は、市内でショッピングをしたりすることが多いと思いますが、リピーターの方やちょっと違った釜山を味わいたい方は、天気のいい日に是非是非行ってみてください。
アクセスもカンタン!!
行き方は何通りかあるようですが、今回私たちは地下鉄2号線の最終駅である萇山駅まで行って、マウルバスに乗り換える方法で行くことに。マウルバスとは、その地域の周りを巡回するバスで、一般的な市内バスに比べると小型のバスです。(最近は、マウルバスも交通カードで乗り換え割引ができるようになりました。)萇山駅の1番出口を出てすぐ右に曲がってまっすぐ行ったところにマウルバスのバス停があります。そこでマウルバスに乗れば、最終駅が目的地『青沙浦』です。(海雲台2というマウルバスです。)
まるでタイムスリップしたかのような風景が目の前に!?
マウルバスに10~15分乗っただけで、さっきまでの高層ビルが立ち並ぶ海雲台とはガラっと変わった風景が目の前に広がります。山の向こう側には、高層ビルが立ち並んでいるのが見えます。山と海がどちらも近くにある街・釜山ならではの光景ですよね!!バスを降りると磯の香りがして、「海に来たなぁ!!」って実感。
有名な貝焼きをご賞味あれ!!
私たちは、着いて早々、さっそく腹ごしらえをすることに!!青沙浦は貝焼きやうなぎが有名で、海の近くにはたくさんのお店が立ち並んでします。少し坂をのぼった所に有名なお店もあるようですが、私たちは海のすぐ近くがいいということで、その中でも大きなコリーの看板犬がいる똘이네(トルリネ)というお店に行ってみました。アニメのキャラクターと大きな番犬(名前はトルリ)が目印です。
店内は壁紙の代わりにまんがが貼ってあり、昔を思い出すレトロな雰囲気です。入口に近い窓側の席に座ると、ガラス越しに海を見ながら食事をすることができます。
今回、私たちは女2人で行ったので、貝焼き(小)とごはんを2つ、サイダー1本を注文。貝は練炭の火で焼きます。おかずもいろいろと出てきて、わかめスープもわかめのダシがたくさん出ていてとてもおいしかったです!!
小サイズでこのボリューム!?
そして、いよいよメインの貝がやってきました。小サイズとは思えないほどの量です。焼き方がわからないときは、お店の人に言えば教えてくれます。貝によっても食べごろの焼き具合が違うそうです。貝を焼いているときに、貝殻が飛び散ることがあるので注意しましょう!!
貝と一緒に、バターが入った野菜のお皿も網の上にのせてくれます。日本では、焼いた貝はしょうゆをたらして、そのまま食べたりもしますが、韓国では、はさみで切って野菜に混ぜて食べるようです。これも韓国ならではの貝焼きの食べ方ですよね。私も初めて食べたときはちょっとビックリしましたが、バターの風味と貝の味が絶妙にマッチしてとてもおいしかったです!!
やってきた貝は、1)平貝2)ほたて貝3)大アサリ(ウチムラサキ)の3種類の貝がありましたが、それぞれ歯ごたえや味が違うので、お好みでわさび醤油(たまねぎ入り)・チョジャン(赤いコチュジャン風味のタレ)・サムジャン(茶色い味噌)をつけていただきましょう!!
ごはんを頼むと、テンジャンチゲとおかずが出てきます。ごはんには赤米が入っていて、テンジャンチゲは濃厚でとてもおいしかったです!!ごはん以外にも、石焼ご飯や海鮮うどんなどもありました。
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店内には、新鮮な貝が生きたままの状態でお客さんが来るのを今か今かと待っています。

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サインは、色紙ではなく、鍋のフタに書いてありました。有名な方もたくさん来られたようです。

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このお店の名前でもあるマスコット犬のトルリ。いつも店内と店の近くを自由気ままに行き来しています。私たちが行った日は、最初は店内でおとなしく座っていましたが、帰る頃には店の人に怒られて、店の外の日なたでふて寝してました。
おなかもいっぱいになったところで再び外へ。左側の堤防と右側の堤防にそれぞれ1つずつ赤と白の2つの灯台があって、堤防やテトラポット周辺では地元の人たちが釣りを楽しんでいました。向かって左のほうには、岩場におりることができる階段があります。
見て!食べて!思う存分、青沙浦を楽しんだら、青沙浦の中央にあるバス停でマウルバスを待ちましょう。バスは、20~25分に1本来るので、時間に余裕をもってバスを待ちましょう。このマウルバスは、もちろん行くときにバスに乗った萇山駅にも行きますし、もう少しそのまま乗っていると海雲台駅やスポンジの方にも行けます。

★ハヌルヌナの感想★
私たちが行った日は天気もよくて、とても気持ちがよかったです。貝焼きも店によって多少の差があるかもしれませんが、今回頼んだメニュー(貝焼き小サイズ+ごはん2つ+サイダー1本)で30000ウォンもしなかったです。この値段で、海を見ながら、おなかい~っぱいの貝も食べられて大満足でした。もちろん釜山市内の中心部にも貝焼きのお店はたくさんありますが、やっぱり海を見ながら食べる貝焼きは絶品でした!!食事の後には、海の周辺を散歩するのもオススメです。みなさんも是非天気がいい日にお出かけください。以上、プサンナビのハヌルヌナがお届けしました。
※マウルバス以外に、自家用車を使っても行けますが、海の方に降りていく坂道は、かなり細い道になってますので、かなりの注意が必要です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-17

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