凡一洞エリアを歩く

下町情緒溢れる昔ながらの街並みが残る凡一洞を一挙ご紹介!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。西面(ソミョン)と南浦洞(ナンポドン)の間に位置する凡一洞(ボミルドン)。駅を降りると現代デパートがあったり、一見現代的に見えるエリアですが、奥まで進んでいくと、鎮市場、平和市場、自由市場など庶民的なスポット満載で、昔から商人やその買い物客で賑わう場所として知られています。また、観光客の皆さんにもお馴染みのホテルも立ち並んでいたり、爆発的ヒットを記録した映画「チング」やイ・ビョンホン主演のドラマ「オールイン」などの撮影場所としてもお馴染みでしょう。ということで、意外と通りすぎてしまう凡一洞エリアを今日はオススメコースも含めながら一挙に解説していきたいと思います。
<凡一洞地図>

<凡一洞地図>

1. 観光コース 国際ホテル→チルソン食堂→三一劇場→クルム鉄橋→子城台

映画、ドラマの撮影場所ならこのコース!!また、その映画やドラマをみていない方でも釜山の良き古い時代の雰囲気がそのまま残っているこのコースは必見です。
A、国際ホテル
映画『チング』の最大の見せ場でもあるドンス(チャン・ドンゴン)が殺されるシーン。それを撮ったのが国際ホテルの前。ちなみに、国際ホテルは『チング』のスタッフが4ヶ月泊まったホテルでもあります。チャン・ドンゴンファンの皆さんは是非訪れてみてください。
B,チルソン食堂
ジュンソッ(ユ・オソン)とサンテッ(ソ・テファ)が偶然に再会した後、2人でホルモンを食べに行くシーンを撮ったのがこの食堂。今では、「映画チングにでた店~!」という看板を掲げており、この界隈では名物的なお店になっています。ついでにこちらで食事をしてみるなんていかがですか?
C、三一劇場
4人で映画を見に行き、他の学校の学生と大喧嘩になるシーンを撮影した映画館に到着します。また、「チング」の撮影以外にもイ・ビョンホン主演の「オールイン」の幼少時代に溜まり場になっていた映画館もこちらですよ。
D、クルム鉄橋
地下鉄1号線凡一洞駅の出口から現代百貨店の右横の道を、道なりにまっすぐ進むと昔の雰囲気をそのまま残した細い路地と、そして緑の鉄橋が見えてきます。この鉄橋こそが「チングストリート」と言われている通りです。学ラン学帽姿の4人が、疾走するシーンはここで撮られたんです。
E、子城台
豊臣秀吉が朝鮮半島を侵略しようとして起こした「文禄・慶長の役」の際に、戦略の根拠地の確保、連絡の拠点、攻撃への防衛のために築造された城跡がこちら。この倭城から戦国期に発展した日本の築城技術を知ることができるため、歴史好きの方にはオススメです。

2. ショッピングコース 現代デパート→自由市場→平和市場→貴金属通り

有名高級ブランドやデパ地下が楽しめる現代デパートや自由市場、鎮市場、平和市場、貴金属通りなどでは卸売りの価格でショッピングが楽しめます。また、これらの市場はショッピングだけでなく、地元の人の生活も垣間見れるおもいしろいスポットになっています。
A:現代デパート
ロッテデパートと扱っているブランドがちょっと違う現代デパートで、もう少しグレードが高いブランドを扱っているようです。また、地下には食品売り場もあり、お土産の買い物にも便利です。こちらの食品コーナーにあるホットッは釜山でも有名です。一度お試しあれ!
B、釜山鎮市場
釜山最大の手芸・韓服市場として知られる釜山鎮市場では、韓服を庶民価格で仕立てることができたり、ビーズアクセの材料や布類などが充実しています。ショッピングしながら、鮮やかな韓服などを見てまわってみては?
C、自由市場・平和市場
造花や靴、食器類となんでも揃う卸売り中心の市場。商品が雑然と置かれていて、売り場は迷路のようですが、どんなものが現れるのか!?なんて楽しみながらお買い物ができちゃいます。卸売り専門ではないため、一般客も卸売り価格で購入できるのが魅力!
D、凡一洞貴金属通り
慶尚南道最大の貴金属通りは凡一洞にあります。地下鉄1号線凡一洞駅を下車し、地上に上がっていくと、大小様々な貴金属店が300店軒を連ねています。こちらも業者相手に商売をしているお店が多く、一般客にも卸売りに近い価格で売ってくれます。

3. リラックスにはチムヂルバン

A、空いた時間をゆっくり過ごす場所は、凡一洞ではこちらのチョバンチムヂルバンがオススメ。他のエリアにあるチムヂルバンよりお値段が安い上、大人だけの専用スペースがあるなど充実しています。また、お風呂の水は、地下210Mから湧き出る天然の海水を使用しているので、お肌もピチピチに!

<凡一洞オススメお食事処>
釜山式のスープたっぷりのナクチポックンを食べるならココ!
映画チングの撮影でも使われたコプチャンの店
コプチャン通りの元祖的存在!
防空壕として使われていた洞窟がそのまま食堂に!

釜山に来てわざわざ凡一洞エリアに来られる方は少ないかもしれませんが、釜山の昔ながらの雰囲気がたくさん残った面白いエリアになっています!そんな懐かしい雰囲気を味わいたい!という方、是非一度訪れてみてください

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-01-20

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