韓国でダイビング、パート2

「冬のソナタ」で有名になった「外島」もダイビングスポット!

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。先月お届けした韓国でのダイビングレポート!今回は第2弾と称して、釜山から西に3時間ほど行った巨済島付近に行ってまいりました。前回行った浦項(ポハン)の東海よりも水温がだいぶ高く、魚もたくさん見られるポイントとして有名な場所として知られていて、日本人にもお馴染み冬のソナタの最終回で出てきた「外島」や、そこからボートで20分ほど沖にでた眼鏡島という無人島の2つのポイントです。ということで、早速、海へレッツゴー!
釜山市内から西へ3時間の巨済島へ
今回もダイビングショップの方から朝8時30分までにはショップに到着してください、と言われたとおり、釜山を朝5時過ぎに出発し、いざ巨済島へ。途中、2時間ほど過ぎたあたり統営市からは海が見えはじめ、きれいな景色を楽しみながら目的地まで行くことができます。
巨済島は日本人にも「冬のソナタ」やチャ・テヒョン、ソン・ヘギョ主演の韓国版「世界の中心で愛を叫ぶ(韓国:パランチュイボ)」の撮影地として知られていることはもちろん、韓国人もソウルから海水浴にきたり、ダイビングをしにきたりと、マリンスポーツのメッカとして知られている島なんです。オシャレなペンションなどもたくさん建っているので、在韓者の国内旅行なんかにもオススメですよ^^
ダイビングショップ「クジョラダイビングリゾート」
巨済島といっても韓国内では2番目に大きい島で、今回お世話になる「クジョラダイビングリゾート」さんは、島のかなり奥に位置しているので、山や海の自然に囲まれたリゾートともいえちゃうほど、ショップからの景色が最高でした。また、ダイビングツアー以外にもペンション施設も整っているので、1泊で来たい!という方にもちょうど良いショップではないかなと思いました。ダイビングの価格の方は、外島&眼鏡島2ダイブツアーが90,000ウォン(昼食含む)、フルレンタルが30,000ウォンとなっています。
ショップ名:クジョラライビングリゾート
住所:慶尚南道巨済市イルウン面クジョラ里725-2
電話番号:055-681-2168

ショップでCカードのチェックして、レンタルするスーツなどのサイズを確かめて、ショップから車で5分の船着場へ向かいます。タンクや荷物を船に入れ、1本目潜る予定の眼鏡島へ。今回は、ポイントまでは30分ほどボートに乗るということで、船の上でセッティングを行うんですが、かなり揺れる揺れる・・・目が回ってしまうほどでした。
眼鏡島でのダイビング
乗っている方のほとんどがちょっと船酔い気味で着いた眼鏡島。船着場からは約30分ほどで到着。こちらは眼鏡のような形をしているから眼鏡島と呼ばれているんだそうで、ダイビングのメッカというよりも釣りのメッカとして知られている無人島。ショップの方が、「ここはカレントが本当に強く、午前中の早い時間じゃないと初心者はきついんです。」の言葉通り、船が流される流される。船酔いで一刻も早く海の中へ潜っていきたいさっちゃんですが、船がブイのある場所まで着くのにも一苦労。ようやく、ブイに船が固定されて、潜航していきます。カレントがとっても強いので、ブイにつかまって降りていかないと知らない間に外沖に流されてしまうので、しっかりつかまって降りていきます。
インストラクターの指示に従い、流れに任せるようにドリフトダイビングをしていきます。島を右側にして、流れに乗って泳いでいくから、海の上にいたときよりは大分楽にダイビングができました。夏から秋にかけては、透明度が15mくらいある日も多い、という言葉を期待して行きましたが、残念ながらさっちゃんが行った日は前の週の雨の影響から透明度は10m以下。でも、さすがに釣りのメッカといわれているだけに、魚影は結構ありましたよ!大きいヒラメなんかも泳いでいました。深さは18mほどで、水温も25度以上ととっても快適にダイビングができました。1本目は35分ほど潜水でアウト!
外島でのダイビング
予定では眼鏡島で2本ダイビングする予定だったんですが、思ったよりも透明度が高くないし、カレントが強いということで、急遽2本目は外島へ。眼鏡島からボートで約20分で外島へ到着。ここは魚というよりも地形が楽しめるポイントのようで、地形に沿ってドリフトダイビングをし、最後は洞窟になっているようなところを見てアウト!ここでは、深さも15mでカレントも強くないので、ゆっくり50分近くリラックスダイビングをしました。
昼食はお刺身!
港に戻ってきたのが13時近く、それからレンタルしたものを片付け、港のすぐ目の前のお刺身屋さんでの昼食。日によってメニューは違うそうですが、この日は、ムルフェ。お刺身を小さく切り、野菜に辛いタレを混ぜ、それを白いご飯にかけて、冷たい水を入れて、さらさらと頂く料理です。新鮮な港で取れたお刺身なので、コリコリとした歯ごたえがあって、海の幸を堪能できちゃう!という感じですよ。
今回もきれいー!と感激するほどではないダイビングでしたが、お魚が結構見られたことと、ゆっくりリラックスして水中散歩ができたことが良かったです。お店の方曰く、今日の海のきれいさは、きれいなときの比較して20%にもならない、というほど良くなかったということ。次回は最高に透明度が上がり、海の色も青い10月ごろにもう一度着て見たいなぁ~と思ったさっちゃんでした。ショップの方は日本語はなさせませんが、十数年ショップを経営しているダイビングのプロ!という方がインストラクターで海を案内してくれるので、是非チャレンジして見たい!という方は、一度行ってみてはいかがでしょうか?以上、プサンナビのさっちゃんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-09-15

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