寿司９９０

「すし990」とは？！
韓国内でお寿司は日本の代表的な食べ物という位置づけにありますが、高級な食べ物という意識が高く、まだまだ気軽に食べれるものではないというのが現実。こちらの「すし990」さんでは、そこに目をつけ、安く食べれるお寿司の販売をしているんです。ただ単に安いだけでなく、しっかりそこはお寿司といわれるお寿司を食べさせてくれるんですよ。安いといっても、どのくらいの安さなの～？ということで、お店で販売しているネタ14種類のうちの7種類が３つで1,000ウォン。残りの７つは一つ、500ウォンと安い食堂が密集している釜山大学前でも十分通用する値段設定にしてあるんです。この安さがポイントとなり、釜山大学の学生を始め、地元の皆さんがこぞって並ぶ有名店になったというわけなんです。

お店はとても狭く、カウンターに5人ほど座ればいっぱいになってしまう大きさ。テイクアウトを基本としてきるため、お店自体は小さくまとめてあるそうです。お店でテイクアウトする場合は、テーブルの上にあるこちらのプラスチック板の上に水性ペンで数量を記入し、お店に人に渡すとOK。5分程度でお土産用にしてくれます。

社長さんがまだ28歳の大学生？！
こちらのお店の社長さん、実はまだ大学生の若社長さんだったんです。2000年に軍隊を除隊した後、今の不景気の就職難に悩み、勉強しても勉強しても先の見えない未来だったら、自分で事業を起こしてみようと、大学に通いながらも一発発起して、お友達だったもう一人の女社長さん（写真の女性。女社長さんもまだ大学生！）と一緒に、大好きなお寿司をアイディアに、お店をオープンさせたんだそうです。最初は、成功するか不安だったけど、自分たちの世代には絶対うけるという二人の自信から、まず、釜山の中でも若い子たちが集まる釜山大学前に一号店を構えたんだとか。それが、功をそうして、開店当初から連日お客さんで一杯になる人気店になったんだそうです。お店の人気に伴い、大学生社長と安いお寿司ということで、釜山市内の新聞などに連日取り上げられるほど注目される存在でもあるんです。

やっぱりそこは日本人、そんなに安いお寿司は一体どんなものなの～？ということで、お店にあるメニューをいくつか写真で見ていきましょう！！

とこんな感じになっています。見た目もなんだかしっかりお寿司ですよねぇ？味の方はどうでしょうか？ということで、ナビが早速試食をしてみることにしましたぁ！

現在釜山大学周辺にお店は3店舗あります。これからも他の地域に進出する予定だそうで、この人気は釜山中を巻き込むかもしれませんねぇ。こんなに気軽にお寿司を食べてくれるようになったことも、また一歩お互いの国が近くなれたな～と嬉しく感じるナビでした。皆さんも、次回釜山を訪れたときに、街中にこちらの「すし990」がないかどうか、探してみてください！若い子たちでお店がいっぱいかもしれませんよ！以上、プサンナビでした。