広安里ビーチで行われるデボルムイベントに行ってきました。
こんにちは、プサンナビです。デボルムはご存知ですか?韓国で1年の最初の満月の日を正月デボルムと言います。日本で言うお月見をする日という感じかもしれません。各家庭ではデボルムの料理を食べたり、また、各地で様々なイベントも行われます。今日は、ナビは広安里ビーチにて開催された火のついた箱を振り回す「チュィブルノリ」の行事に行ってきました!ということで、どんな感じで行うのかな?と写真を見ながら、ご紹介していきましょう~!
冒頭でもお伝えした通り、韓国では1年で最初の満月の日を正月テボルム(정월 대보름)と呼び、お月見をする日となっています。日本でのお月見は「中秋の名月」という言葉もあるように秋(旧暦8月15日)に行うのが普通ですが、韓国では旧暦の1月15日。この日は各家庭でお祝いをします。日本でもお月見をする時は、地方により多少異なりますが、月見団子やススキを飾ったりしますよね。こちら韓国でもテボルムの日に食べる特別料理や飲み物、言い伝えや伝統遊びがあります。
夜になると月見をしながら「タルボアッター(月をみたぞー)」と叫びながらお辞儀をし、願い事をします。その後、たきぎ、わら、松の葉などを高くつみあげ、燃やします。日本のとんど焼き(どんど焼き、どんどん焼き)に似ています。また火のついた箱を振り回すチュィブルノリもこのとき行われます。こちらはもともと旧暦正月のねずみの日(上子日)に行う遊びでしたが、現在ではテボルムの晩によく行われます。箱に火をつけ、ねずみがいなくなって、豊作になるようにという意味が込められています。京都の大晦日に行われるおけら参りと似ているともいわれていますよ。危ないので、海で開催されることが多く、ナビはそのうちの一つ、広安里ビーチに行ってみました!!
イベントの一環として、釜山に伝わる伝統遊びなどの体験もできたり、伝統芸能や踊りを見学することもできます。
いかがでしたか?韓国らしいイベントとなっていましたが、日本の年末を感じさせるな~と感慨深くなったナビでした。この光景を見てみたい!!という方は、来年のデボルムの日に合わせて釜山にいらしてくださいね!貴重な体験ができること間違いありません!以上、プサンナビがお送りしました。