長期にわたる寒波のなかやってきた今年の旧正月は、2月15日から4連休!
こんにちは!プサンナビです。今冬は、韓国で一番暖かい地域である釜山でも氷点下10度という記録を出し、市民の生活にたくさんの影響を与え、まだまだ油断ならない天候が続く中で旧正月を迎えることになりました~!マートなどでは食料の買い出しや贈り物の準備、街ではセール中のお店があちこちで見かけられます。さらに旧正月前日には帰省や親戚訪問など何かと忙しくなるこの時期ですが、今年の連休は2月15日から18日までと少し遅めの旧正月。それではさっそく旧正月前の釜山の様子をレポートしましょう~!
旧正月はどんな風に過ごすのでしょうか?
韓国でお正月は旧暦のカレンダーに従って決まります。毎年お正月の日付が変わり、たいてい1月から2月にかけて旧暦の1月1日があり、その前後が祝日で3連休になります。その年によっては大型連休になることもあるんですよ~!さてこの連休の間には故郷に帰る人たちの交通ラッシュに始まり、久しぶりに会う親戚たちとの交流、料理の準備やお墓参りなどをして過ごします。一方、最近の海外旅行ブームにのって、破格の値段覚悟で旅行に出かける人たちも増えているんですよ!
マートでは「ソンムルセットゥ」の売り出しに大忙し!
マートやデパートでは旧正月前になると、「ソンムルセットゥ」という、日本でいうお歳暮が並び、たいていは送るのではなく、直接手渡し。ですので、取っ手付きのカバンに入って積まれているんですよ!人気商品は、日持ちのする缶詰や食用油など。そしてシャンプーやせっけんなどの消耗品も喜ばれます。ちょっとお値段の張るものとしては、国産牛肉やワインなど。この時期、このソンムルセットゥのカバンを持って歩いている人たちをよく見かけます。
買い出しは活気のある市場へ!
韓国ではスーパーやマート以外に、市場もまだまだ活気があり、八百屋や果物屋、餅屋などの専門店が軒を連ねています。昔ながらの習慣からか、主に年配の方の利用が多く、厳しく品定めをしながら値段も交渉し放題なのだそう。また近頃は、旧正月の料理は家で作ります!という家庭もあれば、出来あいを買ってくるという家庭も増えています。そういったニーズに答えるかのようにおかず屋さんも増えてきているんですよ~!そしてなんといっても市場の醍醐味は、手軽に屋台グルメを楽しめるところ!
いかがでしたか?旧正月は一年で最大の行事!しかし残念なことに、近頃の若者の間では伝統行事離れが進んでいて、故郷に帰らないというケースがよくあるんだそう。旧正月シーズンに韓国訪問を予定の方は、平昌オリンピックと時期が重なっているため、より一層の混雑が予想されます。特にKTXや飛行機で韓国内を移動する際には前もってチケットを予約しておくことをオススメします!以上、プサンナビがお送りしました。
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記事登録日:2018-02-12