釜山っ子に聞いてみた！「お気に入りのランチは何？」

―こんな人たちに聞いてみましたー
今回、お気に入りのランチメニューを教えてくれたのは、ナビの周りにいる根っからの釜山っ子たち！年代は10代から60代までと幅広く、女性も男性も聞いてみましたよ！

質問の内容はこちら！
「大好きなランチメニューは？良く食べているランチメニューは？」

それではさっそく、ご紹介していきましょう～

１位　デジクッパッ

「釜山の料理だからというよりも、気軽に美味しく、そして安いので週に１回は必ず食べる！」（30代／男／会社員）
「朝食べなかったからしっかりと食べたいときに！また二日酔いの時に必ず食べます！」（40代／男／教師）
「お店も多いし、一人でも気にせず食べることができるメニューかな。」（20代／女／大学生）

釜山っ子に聞いた中で１番多かったメニューは「デジクッパッ」。釜山料理の代表格として、釜山市内には専門店がかなり多く、小さいときから食べていた・・・という大衆的なメニューのようです。好き嫌いのない万人受けする味も１位にランクインした理由かも。

※デジクッパッ
豚骨スープのダシに、豚肉、ニラなどが入った辛くなくスープ料理。やさしい味付けなので、子供でも食べることができ、また辛い味付けに自分なりにすることも可能。値段も安く、朝、昼の定番メニューとして釜山では人気。

２位　ナクチポックン

「ご飯との相性が抜群！」（30代／男／会社員）
「お昼ご飯でも、みんなで楽しくお鍋をつつくことができる！」（40代／女／主婦）
「食欲がないときでも、ご飯をたくさん食べることができる濃い味。」（30代／男／会社員）

ナクチポックンはタコが入った韓国料理。特に、釜山ではお鍋に入れて、甘辛く煮ていただくもので、白いご飯に料理をかけて、食べる人気のランチメニュー！お酒にも合いますが、味の濃さがご飯との相性が抜群で、２位にランクイン！

※ナクチポックン
ナクチ＝手長タコ、ポックン＝炒める、という言葉通り、手長タコを唐辛子味噌とニンニクで炒め、混ぜ合わせた激辛料理のことを言います。しかし、釜山でいうナクチポックンは、名前こそ炒めるとついていますが、炒めるどころか完全に鍋のような形態になっているんです。お店ごとにスープのダシは変わってきますが、一般的には小魚系の煮干か牛骨を煮出したものが使われます。また、そこに、キャベツやタマネギといった野菜が加わり、手長タコのほかに、エビやホルモンが加わったりしたナッ（手長タコ）コッ（ホルモン）セ（エビ）ポックンなどのメニューもあるんです。ソウルなど他のエリアのナクチポックンはお鍋式ではなく、辛い薬味と混ぜ合わせた和え料理なので、釜山のナクチポックンをぜひ試してくださいね！

３位　カルグクス

「簡単に手軽に食べられる。」（20代／男／学生）
「お昼ご飯といえば週に１，２度はカルグクス！どこにもでお店があるので。」（10代／女／学生）
「軽めに食べたいとき、また餃子が入っていたり、お肉が入っていたり、魚系のダシだったりと、気分によって、日によって選べる味が飽きない。」（30代／女／会社員）

韓国の麺料理と言ったらこのカルグクスが代表！老若男女誰でも大好きなメニューの1つではないでしょうか？寒いときはもちろん、簡単に食べられて、またバリエーションが豊富なのも人気の1つ。

※カルグクス
専門店も多く、粉食（軽食）屋さんやフードコート、一般の食堂などいろんなお店でいただけるカルグクスは、韓国の麺料理の中で最もポピュラーなメニューの一つ。「カルグクス」とは、麺のもととなる生地を薄くのばして、それを「カル(包丁)」で切った「ククス(麺)」という意味。生地の主な原料は小麦粉ということもあり、日本では韓国風のウドンと認識されることが多いみたい。でも、かつおや煮干、昆布などでダシをとったスープに醤油や味噌といった調味料で味付けされたものが一般的な日本のうどんと比べて、韓国のカルグクスのスープは煮干、あさりなどを使った海鮮系ダシがあったり、牛、鶏などの肉系スープ、またキムチ入りや辛いモノがあったりと、そのお味のバリエーションは様々。

他にはどんな料理がランクイン！？

圧倒的に多かったのが上で紹介した３つのメニュー。他には、カルビタン、デグタン、スンドゥブ、キムチチゲなどの名前が挙がっていましたよ。