ベストフード、ムルフェ!

물회。漁船のまかない料理が浦項(ポハン)の名物料理に!刺し身+冷たいユクスの絶妙なハーモニー!

こんにちは、プサンナビです。ムルフェ、と聞いてピン!と来た方はかなりの韓国料理通!ムルフェとはムル(水)+フェ(刺身)で、ごはんの上に野菜やお刺身を乗せたところに、冷たく凍らせたダシスープをかけていただく料理のこと。釜山の代表料理ではないですが、釜山近くの街、浦項(ポハン)のムルフェは全国区で知られている郷土料理です。お刺身に冷たいスープなんて、文字で見るとそれほどそそられない・・・という方も多いかと思いますが、実は食べてみると日本人の口に合う!という声が多く、釜山で是非食べたい!!と希望も多い韓国料理の1つなんです。今回はその「ムルフェ」について、詳しくご紹介しましょう!

ムルフェって?

ムルフェの有名な地域は韓国にいくつかありますが、すべてが港町。中でも、釜山近郊の浦項(ポハン)はかなり有名で、釜山で食べられるムルフェのほとんどはこの浦項式となります。ムルフェのムルはお水、フェはお刺身との意味の通り、お刺身に冷たいスープを混ぜていただく料理で、暑い夏の時期に好んで韓国人はいただく料理。ダシスープは冷たいだけではなく、シャーベット状に凍らせたものをかけるお店もあり、食欲がない夏のシーズンにもぴったり!このムルフェの始まりは、浦項の漁師たちが船の上で時間もなく、冷蔵庫もない時代に釣った魚を利用し食べられるまかない料理がきっかけといわれています。現在は昔のまかない料理とは違い、お刺身以外にもきゅうりや梨、薬味なども追加され、より旨みのある料理として人気。豪華なものはアワビが入っていたりするお店もあるほど!
氷が入ったものも。夏は特に氷が入っています!

氷が入ったものも。夏は特に氷が入っています!

ユクスは自分のお好みでかけられるお店が多し。

ユクスは自分のお好みでかけられるお店が多し。

隠し味の梨がたっぷりで食感もサイコー!

隠し味の梨がたっぷりで食感もサイコー!

お好みで砂糖をざっくりと入れるお店も!

お好みで砂糖をざっくりと入れるお店も!

いろんな食べ方がある奥が深いムルフェ

この方法で食べてください!というのがないムルフェ!自分流に、自分の好きな食感やスタイルでいただいちゃいましょう~!まずは刺身をちょっと食べ、刺身の美味しさを感じたらユクス(ダシスープ)を入れたり、野菜と巻いて食べたり、ご飯や麺を投入したり、とそのスタイルは本当にさまざま。赤いので辛そうにもみえますが、隠し味として入っている梨の甘さがあるので、それほど辛さ感じないお店が多いんです。
シャーベット状のユクス(ダシスープ)をかけて混ぜ混ぜしていただきましょう! シャーベット状のユクス(ダシスープ)をかけて混ぜ混ぜしていただきましょう! シャーベット状のユクス(ダシスープ)をかけて混ぜ混ぜしていただきましょう!

シャーベット状のユクス(ダシスープ)をかけて混ぜ混ぜしていただきましょう!

ご飯を入れてクッパッ風にいただいてもOK!

ご飯を入れてクッパッ風にいただいてもOK!

ユクスを少なくして野菜に巻いても◎

ユクスを少なくして野菜に巻いても◎

素麺を入れて麺料理としてもいただけちゃいます!

素麺を入れて麺料理としてもいただけちゃいます!

そのままユクスを好みで入れてノーマルに食べてもGOOD!

そのままユクスを好みで入れてノーマルに食べてもGOOD!

お好きな食べ方を探してみてください!または1回の食事でいろいろな方法を試してみてもいいかも!

韓国料理通なら本場・浦項でムルフェを食す!


いかがでしたか?微妙な食感と味が、また食べたくなるムルフェ!釜山名物の料理ではないけれど同じ港町、釜山には浦項式のムルフェが食べられるお店がいくつかあります。日本人観光客にはまだ知られていない韓国料理ですが、食べた方は必ずはまる!といってもいいほど、大好きという方が多いんです。釜山で何を食べよう?と迷ったら、是非一度チャレンジしてみてくださいねー!以上、プサンナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-04-28

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