日・韓シンポジウム イン釜山

ワールドカップ共同開催後の日韓関係を考える

2002年11月23日、釜山ロッテホテルにて『日韓シンポジウムin釜山』が行われました。ワールドカップ共催後の日韓関係をテーマにした、このシンポジウムは釜山韓日文化交流協会、福岡国際交流協会、日本コリア市民交流ネットワーク福岡の主催によるもの。日韓シンポジウム日本と韓国の明日を考えるイベントが釜山で行われるなんて…ナビも行かない訳にはいきません。
ロッテホテルの3階にあるクリスタルホールは日韓交流に関心を持つ200名近くの聴衆で埋められていました。位置的にもとても近い2つの都市、釜山と福岡。その2都市日韓交流を行っていらっしゃる韓国人3名、日本人3名、計6名のパネリストが登場しました。
日本からのパネリストは、日本で韓国語を教えられている方、釜山に姉妹校を持つ小学校の先生として韓国との国際交流活動をされている方、日韓親善歌謡祭の企画し交流を図っていらっしゃる方が、また韓国からのパネリストは、日本で韓国語を教えながら交流活動を行われている方、釜山と日本の地方自治体との姉妹都市締結に尽力されている方、福岡に在住しインターネットで福岡を韓国の方に紹介されている方など、どの方も市民レベルで交流活動を積極的に行われている方です。その方たちのそれぞれの体験に基づいた日韓交流の姿についてのお話、また、資金的な問題のような具体的で現実的な問題も含めてこれから交流がどうあるべきかなどについてお話を聞くことができました。
またシンポジウムの後は 日本、韓国の伝統音楽や舞踊が紹介される中、交流会も催されました。日本からも、韓国からも、大学生も多く参加し、自分たちの目線にあった交流を始めている姿を目にすることができました。
こちらは山口から来た日本の大学生と地元の大学で日本語を習う学生たちが交流する様子。最初はお互いにモジモジしていたものの、徐々にうち解けていったようです。やはり、学生世代の交流こそ日韓交流の原点でしょう。
交流会の関係各氏が集まって記念撮影。この輪がさらに広がりを見せることを是非とも期待したいと思います。
シンポジウムに参加して、ナビも日本の方々に釜山をよりいっそう近く感じてもらえるように、釜山の情報を正しくたくさん伝えたいと改めて思うのでした。プサンナビがロッテホテルからお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-11-25

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