釜山ビーチハーフマラソン大会

眺めは最高、海を走るマラソン大会!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。秋の訪れを告げる霧雨が静かに舞う9月15日。第14回、釜山アジア大会の成功を祈って「釜山ビーチハーフマラソン大会」が開催されました。97%まで完成した広安大橋がコースのメインとなる今回のイベントには、約1万2000名のランナーが挑戦しました。マラソン大会に合わせて臨時開放された広安大橋を見に来た人も多く、釜山ビーチハーフマラソン大会はまるでお祭りのような
雰囲気に。15~17日まで 臨時開放される広安大橋とマラソンランナーたちを取材してきました。
釜山ビーチハーフマラソン大会は午前10時スタートとの話でしたが、8時30分を回ったころからすでに駐車スペースがなくなるほどの賑わいでした。朝から雨も降り続いており、参加者以外の人はほとんどいないだろうと思っていたら大間違い。これにはナビもびっくりです。大会会場にはマラソンに参加する人たちや、見物に来た人たちなど、特に家族単位でやってきた人たちが目に付きました。15日は2002年釜山ビエンナーレ(芸術祭)の開幕日でもあり、なにかと話題の豊富な日曜日でした。
大会開始直前になると、テーピングをする人や、集まって柔軟体操をする人たちで、いよいよ臨戦態勢。参加者用に持ち物の保管もきちんとしてくれます。10km以上のコースを走る参加者にはシューズに記録を測定するチップを装着。みんなが慌しく準備を進める中、一緒に来た子供たちは……。あらあら、砂遊びに夢中のようですね。
9時からはイベントを主催する放送局のアナウンサーが司会を務め、簡単な準備運動を行いました。雰囲気を盛り上げるためにかけ声をかけたりする場面も。主催者側の祝辞と激励のあいさつが続き、いよいよスタート地点へと移動です。こうした中、あちこちで記念写真を撮るランナーたちの姿も目立ちました。
今回走るコースは、釜山市立美術館横のオリンピック公園を出発し、冬柏公園から広安大橋へと駆け抜けるハーフコース。それと広安大橋を走りオリンピック公園に戻る5km、10kmコースになります。緊張感に包まれる中、ついにスタートの合図が鳴ってランナーたちがいっせいに走り出します。その横には応援にきた人たちの行列が続き、広安大橋はあっという間にすごい人だかりとなりました。広安大橋からは広安里の海岸から水邊(スビョン)公園までが一望に。海雲台の浜辺もかなたに見え、美しい景色を楽しむことができました。
マラソンが始まってからも雨は降り続いていましたが、完走したランナーは70%にものぼったそうです。完走したランナーにはパンと牛乳、そして記念のメダルが贈られました。参加申請はせず5kmのコースを完走したナビですが、来年の大会にも必ず参加したいと思いました。雨の降る広安大橋を歩きつつ、以上プサンナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-09-18

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