屋台で味わおう、韓国グルメ! in 釜山

これさえ読めばプサンの屋台は攻略同然。もう恐くない!?

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山のみならず、韓国の町を歩けばあちらこちらに見かける屋台、屋台、屋台。そうです、韓国グルメを極めるなら屋台を極めなければいけません。でも、屋台は地元の人による占有率が高いだけあり、近づきにくいという難点が。しかも、いまいちどうやって注文していいのか、そのシステム分からならい!!屋台に、行きたい気持ちをぐっと抑えて、横目で見ながら「さようなら」という経験のあるあなたも屋台デビューができるよう、釜山の屋台をナビがご紹介しましょう。

屋台の道具チェック

1. ビニールカバーつきのお皿
お店に行ってまず目に付くのがこのビニールつきのお皿。お店の方の洗う手間を省くために生み出されたもののようです。
2. フォーク
ぎょうざ、トッポッキ、天ぷらなどを思いっきり突き刺して、こんな感じで食べます。
3. 赤くて小さな器
この器はおでんのお汁を飲むために使います。おでんのお汁は無料なので、勝手にすくって飲みましょう。
4. トイレットペーパー
必死に食べていると、気がつけば口の周りに唐辛子味噌がべたっ。その時に使うのがこのトイレットペーパー。ティッシュはありません、トイレットペーパーです。

屋台での注文の仕方

注文の仕方は2つ。
システム1 人数分を注文する
普通の食堂で注文するように、1人前、2人前単位で注文します。そうするとお皿におばさんがその量だけ入れてくれます。お勘定は最後で大丈夫です。
長所:注文も計算も楽。
短所:いろんなものをまんべんなく楽しめない。
トッポッキ、おでんなど1人前注文の場合の料金は1,000ウォン~1,500ウォンです。(屋台のある場所によってばらつきがあります)

システム2 自己申告制
このシステム2がなかなか変わりもの。ソウルでもなかなかこのシステムを採用しているところはないらしいです。どういうものかというと食べた数をお店の人に申告し、その数に従っておばさんに勘定してもらうというもの。普通は事前に各メニューの値段を確認しておいて、食後に、「いくつ食べたからいくらだ」というように自ら計算して、お金を払う場合が多いようです。ということで、自分が何をいくつ食べたかをしっかり覚えておくことがポイント。よく考えればこのシステムは、お客さんへの信頼から成り立っているもの。だって、10個たべたのに、8個って申告してもバレなそうじゃないですか。でも、やはり良心に従って行動しましょう!!
料金は、トッポッキ、おでんが大体1つ300~500ウォンです。(屋台のある場所によってばらつきがあります)
長所:自分の好きなものを集中して食べられ、またいろんなものを少しずつ楽しめる。
短所:自分が何をいくつ食べたかを記憶しながら食べる必要がある。
注:お店によっては、このシステムを使わず、人数分注文のみをしているお店もあります。

自由食い

今日は、自己申告方型で、屋台で食べてみましょう。このスタイルにすれば、お店に入り、おばさんに道具をもらえば、すぐに自分の好きなものを食べ初めて大丈夫。バイキング感覚です。
トッポッキはたくさんある中から、卵を選ぼうが、もちを選ぼうが、おでんを選ぼうが自由。
こちらは、韓国のおでん。日本人が考えるおでんとは違いますよね。ただのさつま揚げって感じですが、ダシがよくきいてるので、いけます。おでんは棒ごととりだして、醤油につけて食いつきます。ここで、ひとつ注意。この醤油、一人一つ用意されるものではありません。共同で使うものなんです。衛生的にちょっとと思う方も多いのが事実ですが、原則は共同使いなのでご了承を。おでんの場合食べた後に棒が残るので、あとで計算もしやすいです。
キンパッはお店の人が小さく切ってくれます。トッポッキのたれをどばっとかけて食べるのもなかなかです。
ギョウザなども好きなものを好きなだけ食べます。小さくきってくれるので、これまたトッポッキソースをつけて良し、しょうゆをつけて食べて良し。
このシステムなら自分のお腹のすき具合と相談しながら食べていけるのでとても便利です!!

どうでしょうか?意外になんてことない屋台のシステム。屋台に行っておどおどする必要なんて全然なかったんですね。さあ、みなさんも堂々と胸を張っていってらっしゃーい!!以上、釜山の屋台からプサンナビのユカユカがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-10-30

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