食堂経営者が利用する厨房器具の卸売り 石釜、韓国食器などをお得な値段で
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国に来て韓国料理のおいしさに感動すると同時に、料理が盛られて出てくる食器のかわいらしさや珍しさに感激してしまったことありませんか？日本と同じようにお箸も、お茶碗も使う国ではありますが、その素材がステンレスだったり、韓国的な模様が描かれていたりと、やっぱり異国を感じざるを得ません。「かさばりそうだけど、買って帰っちゃおうかな」と心揺るがされることも多かったのでは？そこで、今日は皆さんが韓国の食堂で目にしたことのある韓国食器、厨房器具を一手に扱うお店をご紹介しましょう。
国際市場の厨房器具卸売り
ナビがやって来たのは、釜山市民の生活を支える国際市場。６つのブロックから成るこの市場には衣料、寝具、漆器など生活に密着したものが売られているのですが、食器、厨房器具を扱うお店も何軒か見あたります。そんな中で規模も大きく、お客さんの入りも多いのが「徳成（トクソン）陶器」さん。こちらのお店は約３０年の歴史をもつ厨房器具の卸売りのお店。韓国や日本で韓国料理レストランを経営している方が続々とやって来て、大量に買い込んで行かれることが多いのですが、お土産にと個人的に立ち寄る方も増えているそうです。
人気は石焼き、ステンレス箸
店内には、フライパン、やかんなどなどキッチンで使われる生活用品がズラッと並んでいるのですが、その中に韓国のお土産として私たちを魅了してやまないものがいっぱい！！「韓国料理は韓国の器を使ってこそ、味も最大限おいしくなるはずだ！！」と信じている方には嬉しくてたまらない場所になること間違いなしです。では、どんなアイテムがあるか見ていきましょう。
まずは、やっぱり石焼き釜、石焼き鍋。小さい物から始まって、これは一体どうやって使うのかと思われるような大きな物まで品揃えは豊富です。（石焼き鍋、釜7,000～25,000ウォン）チゲ類の器として使われ、その冷めやすさを利用すればいろんな料理に使えそうなトッペギ（1,500～3,000ウォン）、お肉料理に大活躍の鉄板（13,000～35,000ウォン）など自宅でも本格的に韓国料理を楽しみたい方には必需品と言えるものばかり。
こちらは韓国のお茶碗とお馴染みのステンレスのお箸とスプーン。韓国のお茶碗はちょっと大きめで、蓋付きの物が多く、高級感が漂います。量的にもたっぷり入りそうなので、いろんな用途に使えちゃいそうです。陶器のものもありますが、スプーン、箸と同じくステンレス製のものも惹かれます。 （お茶碗1,300～5,500ウォン、お箸やスプーン600～2,000ウォン）
他にも、韓国の人から見れば当たり前で何ともないとも言われる真っ白なカップ。このあまりにもシンプルすぎるシンプルさが意外に日本には無いのか、日本人にはうけるようです。丸っこい形がかわいいく、キムチを入れるのに使えたりいろいろと楽しめそうなマッコリの器、シックな物から豪華な絵柄まで揃ったコーヒーカップなどもオススメの一品です。
デパートとよりも３０％～４０％もお得
どの商品の値段もデパートと比べると約３０～４０％もお得。最近は「日本人は石焼き、ステンレス製の箸が好きだ！！」なんて説が韓国では知れ渡っていて、街のお土産屋さんでもちゃっかり準備していることが多いのですが、値段はと言うと日本人価格？？って思わざるを得なかったり。それだけに、種類も豊富で値段も良心的なこのような卸売りのお店の存在はとっても貴重です。
重い荷物は郵送で
石鍋、石釜、聞いただけでも重そうですが、実際に大量に買ってしまうととてもじゃないですが、日本まで手持ちで持って帰ることが出来ません。その場合には、お店の方が割れないようにきちんと包装をして日本まで届けてくれます。２０?35,000ウォン～が郵送料の目安です。
実用性、美しさ、そして一番重要な要素「韓国らしさ」を兼ね揃えた厨房器具、ちょっとかさばるかなというデメリットはありますが、日本で買えばかなり高価な物も信じられないぐらいのお値段で買えてしまいます。これこそ、「韓国に来てまでも買うだけあるお土産」と言えそうですよ。以上、プサンナビがお伝えしました。
注：２００３年４月現在国際市場全体の工事が行われいるので、お店の看板などが多少見えにくくなっています。
ログイン