セチンジュシクタン

こんにちは、プサンナビです。韓国料理の中でも人気もあり、色とりどりで一度は食べたことがあるー！という人が多い料理、ビビンパッ。ただ一言にビビンパッといっても韓国の地方でもその特色が濃く、地方ごとに上に具が違ったりします。釜山から西へ約２時間のところにある晋州（チンジュ）もビビンパッで有名な町として知られ、ビビンパッの具にユッケが入ります。今日は、その晋州式のユッケビビンパッが食べられる釜山の有名店をご紹介しましょう。店の名は「セチンジュシクタン」。南浦洞から徒歩10分の住宅街にある創業約70年の老舗店です。さっそくお邪魔してみましょう！

国際市場や南浦洞から徒歩10分の寶水洞

お店のあるのは、もともと歴史あるお店が軒を連ねる街として知られる寶水洞（ボスドン）。老舗の食堂が多く、また古本屋の通りとしても知られています。釜山の人気観光スポットの南浦洞や国際市場からも徒歩10分程度と、観光の合間にアクセスしやすい場所にあるのも魅力！

1955年創業の変らぬ味

お店の創業は1955年。今年（2013年）で68年目を迎えるお店は、さまざまな有名人がおしのびで訪れることで知られ、そのことから人気を集めるようになったとか。メインのユッケビビンパッはもちろんのこと、一緒に出てくるソンジグッ（牛の骨でじっくり出汁をとったスープに、ソンジ（牛の鮮血）を加えたもの）も絶品といわれています。70年近く変らない味、質が代々引き継がれる味として、現在でも足繁く通うお客さんで日々賑わっています。

ユッケビビンパッで決まり！

ビビンバッ
お客さんの90％以上はこのユッケビビンパッを食す、といっても過言ではないこちらの食堂。座ったと同時に料理が運ばれてくる？というほどスピーディーにスタッフさんが動いています。ユッケがご飯やナムルの上にのっている！また、コチュジャンもすでに入っているけれど、それほど辛くなく、むしろユッケなどで甘く香ばしい味を感じれるほど！中にはユッケやナムル以外にも蒸した貝類が入り、肉と魚介類をいっぺんに楽しめるビビンパッなんです＾＾

しっかりと満遍なく混ぜてからいただいてください！旨みたっぷりのビビンパッが楽しめるはず！

おかずは日替わり！
おかず（パンチャン）は日替わりで替わるけれど、だいたい写真と同じようなものが出るんだとか。キムチはもちろん、おかずの１つ１つも歴史ある美味しさを楽しむことができます！

観光地の中心部にあるわけではないけれど、徒歩圏内でアクセスできる場所なので、ビビンパッ好き！という方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？伝統の味を楽しめること間違いなし！以上、プサンナビがお送りしました。