韓国3大ビビンパッ・晋州ユッケビビンパッの老舗店!炭火プルゴギも美味の晋州といえば欠かせない食堂
こんにちは、ナビです。ユッケがご飯の上にのったユッケビビンパッの有名な町といえば、釜山から車で約2時間のところにある晋州市(ジンジュシ)が有名なことはご存知の方が多いのではないでしょうか?韓国3大ビビンパッのひとつにに数えられるビビンパッで、コテコテの味の濃いビビンパッというよりは、ユッケの肉の旨みでいただく上品な味付けが人気のビビンパッになっています。今日は、1927年にお店を創設した83年の歴史気がある晋州で最も古い食堂として知られるユッケビビンパッの老舗中の老舗「チョナンシクタン」にお邪魔してきました。
晋州ビビンパッの老舗
晋州ビビンパッとは、韓国3大ビビンパッのひとつとして韓国では有名なユッケが上にのったビビンパッを言います。別名「花飯」とも言われ、豪華なユッケが乗っていることでつけられたといわれています。また、ユッケビビンパッの由来は、日本とも関連があると言われ、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の晋州城での戦いで、韓国の兵士にすばやく栄養を取らせようと生み出されたのがこのユッケビビンパッであるとも言われています。晋州市でユッケビビンパッの老舗として有名な食堂といえば、こちらのチョナンシクタンともう一つ、こちらもナビで紹介しているチェイルシクタンになっていますが、地元の人にどちらが美味しいの??とナビが質問をしてみるとほとんどの人が、今回紹介しているチョナンシクタンが地元では圧倒的に人気!と答えてくれたほど地元の人にも愛されているユッケビビンパッの老舗中の老舗になっています。
歴史が感じられる店
お店は、老舗という看板を掲げるに相応しい雰囲気があり、店内にはいるとどこか数十年前にタイプスリップしてしまったかのような錯覚に陥るほどレトロな感じがあります。それもそのはず、お店の開店当時のままの建物で現在も営業を行っているんです。店内は、入り口にある部屋から奥の入り口を出ると中庭にでてその中庭を囲むように小部屋のような離れも作られています。ナビ的には、ぜひ入り口付近ではなく、厨房なども覗けるこの中庭沿いのお部屋で食事をすることをオススメします!
調味料を一切使わない上品なビビンパッ
こちらのお店の魅力は、なんといっても化学調味料を一切使わず、自然な旨みの海鮮調味料を直接作って使用している点にあります。醤油やコチュジャンなど中庭の壷の中で熟成したものだけを使用しているので、なんともいえない旨みが料理で感じることができますよ。また、上品な味付けなので、ユッケもお肉!という負担も感じなく、サラサラと食べてしまえるほど味わいがさっぱりとしていました。ビビンパッについてくるソンジグッ(牛の血の固まりが入ったスープ)も旨いと評判の一つで、牛の血・・・と聞くとギョッとしてしまいますが、栄養たっぷりな上に牛のダシがしっかりと詰まったなんともいえない優しいスープになっています。
チョナンシクタンのもう一つの顔「炭火ブルゴギ」
ユッケビビンパッが有名!と聞くと、これだけ食べれば満足と思ってしまいがちですが、実はこちらのお店のブルゴギもユッケビビンパッに負けずにとても人気の料理なんです。注文と同時に炭火でしっかりと脂を落としながら丁寧に焼いていき、甘みが強調された味付けになっています。白いご飯が何杯でも進んでしまう~!というほどの味付けなので、ぜひビビンパッと一緒に注文してみてくださいね!
いかがでしたか?釜山から約2時間ほどでアクセスできる晋州。釜山旅行の合間に1泊、もしくは日帰りで訪れてみて、韓国の旨いもの旅行を体験されてみてはいかがでしょうか?韓国3大ビビンパッを制覇する旅行なんていうのも楽しいですよね!以上、プサンナビがお送りしました。