トンコツだしのスープに舌鼓!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国料理といえば辛いもの、焼肉!などが思い浮かびますが、意外と淡白な味のものも多いんですよ!おそらく日本の方にはむしろ味が薄いと感じられるかもしれません。でもその中でも、ダシのうまみを味わえるのがデジクッパです!薄味ですが自分で塩加減を調節することができるのがいいんです。^^ 「デジ」とは豚肉のことで「クッパ」とはご飯入りスープといったところでしょうか。他の地域ではあまり食べられない釜山名物のデジクッパは、日本のトンコツスープに似たような味わいですがオイリーではないのでサラッと胃に入っていく感じなんですよ!それでは早速ご紹介していきましょう~!
お店はこじんまりとしていますが、駅の近くで分かりやすいのですぐ到着。お昼2時ころでしたが、店頭には長い列が!おいしいと評判だったのでナビもやってきましたが、やはりウワサとおりのようですね!ますます楽しみになってきました。^^
店内はゆったり座れるというよりは座席がひしめきあっているという感じ。一応座敷もありますが、なんといっても人が待っているのであまりゆっくりはできません。
待つこと20分ぐらい。やっと入ることができました!すぐに注文できるように外からメニュー表を見て決めておきました。^^ デジクッパとスユクベックパンに決定。スユクベックパンは少し少なめのデジクッパに蒸した豚肉が別に出てくるものです。値段がこちらのほうが少し高めで、豚肉が、よりたくさん出てきます。前の人の食べ跡を目の前に、お店の人が忙しく片付けてくれて、まずはおかずが次々と運ばれてきました。このようにたくさん勢ぞろい。キムチが特においしかったです!
そして待つこと5分ぐらい。デジクッパがぐつぐつと煮えてやってきました。^^そしてスユクベクパンの豚肉がなんと火にかけられたままやってきました!冷めないための配慮がうれしいですね☆
食べ方は人それぞれ好みに合わせてでいいと思いますが、ナビの場合は、まずスープを飲んでみて味加減をチェック。それで少し薄かったならばセウジョッ(エビの塩辛)を少しスプーンですくって混ぜいれます。それでもまだ薄かったらテーブルにある塩をひとつまみ。あとはニラを入れて完成。このように自分好みに味をつけられるのはいいですよね!^^
そしてご飯をスープに一気に投入。日本式に考えるとちょっと抵抗がありますが、韓国ではOK!トンコツだしが効いた日本のラーメンを思わせるようなコクのあるスープですが、ラーメンよりは淡白です。あまりのおいしさに、スープ全部飲み干してしまいました。
さらに、スユクベクパンのほうはというと、サンチュにお肉を置いて韓国味噌をつけたり、にんにくも一緒に包んで食べると口の中で混ざり合って、これまた自分好みの味が作れちゃうんですよ。^^ お肉は蒸してあるので脂っこくなくさっぱりとしていて、脂身もつるっと食べれてしまいました。
いかがでしたか?これからの寒い季節に、フーフー言いながらデジクッパプを食べてほっこり温まりたくなりました。^^ 物価が上がってきている韓国ですが、安価でこんなにおいしいものがお腹いっぱい食べられるのがうれしいですよね!旅行に来られたらあれもこれも食べて帰ろう!と計画されると思いますが、ちょっと庶民の雰囲気が漂う下町グルメはいかがですか?以上、プサンナビがお送りしました。