みえぽんの126回目韓国旅行-銀河寺~通度寺~石南寺~骨窟寺~表忠寺 お寺巡りの旅(2014/9/12~15)

お寺巡りが趣味なので、釜山近郊の地方に出かけ、3泊4日で5か所のお寺を訪ねます。どんな旅になるのでしょうか?

今回の韓国旅行はAIR BUSAN利用で、釜山から韓国へ入国します。

釜山へ行くのは昨年の四月に今はもうなくなったAIR ASIAの成田―釜山路線を利用して以来、そしてAIR BUSANを利用するのは一昨年の9月の連休以来、2年振りです。

お寺巡りが趣味なので、釜山近郊の地方に出かけ、3泊4日で5か所のお寺を訪ねます。どんな旅になるのでしょうか?

<1日目:2014/9/12(金)>

 AIR BUSAN利用で久々に成田空港第一ターミナルにやって来ました。

 機内食は出ますが軽食なので、空港内のレストランで食事をします。パスタのチェーン店、洋麺屋五右衛門でパスタを食べます。
バスに乗って離れた駐機場に行く必要はありませんが、LCCなので搭乗口は一番奥です。

機内食は紙の箱に入ったポックンパッのようなご飯とオレンジジュース。食後にワゴンサービスでドリンクが回ってきてコーヒーを飲みました。

定刻通り釜山金海国際空港に到着。
まずは軽電鉄の空港駅から釜山市内とは逆方向に向かいます。金海大学駅で下車。駅前からタクシーに乗り銀河寺へ向かいます。神魚山の麓にある拝観料もいらない小さなお寺です。
近くに東林寺というお寺があり行ってみます。入口に大きな仏像があり期待して階段を上がり境内へ向かったのですが、ネットが張られていて境内へ入るところができませんでした。
バスで軽電鉄の駅に戻り、釜山市内方面へ向かいます。沙上駅の一つ手前の駅、掛法ルネシテ駅で下ります。駅の真ん前にホームプラスとeマートが並んであり、マートのはしごをして食料品を購入。
その後、沙上駅まで一駅歩きます。沙上駅近くにピンスのチェーン店ソルビンを発見。ピンスの前に何か夕食をと付近を歩いてみますが、これはといったお店が見つからず、ソルビンに入店しました。大好きなブルーベリーチーズピンスにするつもりでしたが、秋の新作コグマケーキが出ており、さつまいもというからには秋の限定商品であるかもしれないので、コグマケーキを注文。やっぱりソルビンのNo.1はブルーベリーチーズ。
地下鉄に乗り、予め地図で見つけた今夜の寝床、チムジルバンへ行くため、サジク駅に向かいます。駅前にあるはずのチムジルバンは建物はあったのですがネオンが消えておりどうやらやっていない様子。もう1件別の所へ向かいます。雑居ビルの中にあり、ここなら大丈夫だろうと思いエレベーターに乗り5階の受付へ。時刻は22:30で。受付の女性から23時までと言われました。近くに24時間営業のチムジルバンはないかと尋ねたところ、歩いて10分程のところにあるとのことでそちらへ向かいます。

チムジルバンに到着。地元の銭湯っていう古い施設。脱衣室も風呂もう~んという感じ。風呂から上がり、共有スペースに行ってみます。男性1人しかいません。家族連れやカップルや女子高校生グループが集まるような大型チムジルバンではありません。ゆで卵やシッケを売る軽食コーナーもありません。ハズレですがここで寝ます。

<2日目:2014/9/13(土)>

今日の最初の目的地は海印寺、松広寺と並ぶ韓国三宝寺院の一つである通度寺。老圃バスターミナルからバスで行くため、地下鉄に乗り老圃駅へ。通度寺新平バスターミナルまで25分で到着。通度寺へ向かって歩き始めます。途中、舞風寒松路という川沿いの松の木林を通っていきます。

韓国のお寺は色鮮やかな建物が多いですが、通度寺の建物は上から塗装せずに保存されているので、日本のお寺のような印象を受けました。
通度寺の拝観を終え、バスターミナルに戻り、彦陽(オニャン)行きの路線バスに乗ります。彦陽バスターミナルからは、石南寺へ向かいます。

石南寺は韓国内で最大規模の尼寺だそうです。
彦陽はオニャンプルコギで有名です。食べようか食べまいか迷いましたが、オニャンまで来て名物のプルコギを食べずに帰ると後できっと後悔するから食べることに。バスターミナルの手前の停留所で下りて、1件のプルコギ店に入店。

1万6千WONもしたのに量は少なく、味も格別美味しいこともなく。
さて次の目的地は骨窟寺。彦陽バスターミナルから慶州バスターミナルへ向かいます。慶州までは30分で到着。市内路線バスに乗り換えて骨窟寺へ。

骨窟寺は6世紀頃インドから来た聖人の一行が自国の寺院様式を踏まえて建てた、韓国では数少ない石窟寺院の一つです。骨窟寺について調べてみると”秘伝武術の禅武道の総本山”、”韓国の少林寺”、”寺院を見るためにはロッククライミングのようなスリルを受け入れなければなりません”などとの紹介があり、また、雨風から守る為にガラスで覆われた岩に刻まれた磨崖如来座像がインパクトがあり、韓国の一般的なお寺とは異なる姿にすごく興味がわき以前から行ってみたいと思っていたお寺です。

骨窟寺までは40分ほどかかり、車内で寝てしまいました。目を覚ますと下りるはずの停留所を通り越しています。あわてて次の停留所で下りて反対方向のバスで戻ります。

ロッククライミングとは大袈裟ですが、磨崖如来座像まで行くには洞窟の形をした岩を越え、小さな穴をくぐり、細くて急な階段を上り下りしロープや手すりが必要な箇所もあります。

骨窟寺では禅武道と仏教伝統芸術の公演も行っているそうです。
今日の予定はすべて終え、慶州バスターミナルから釜山の老圃バスターミナルへ。
今日の寝床は松島へスピアというチムジルバン。昨日のチムジルバンはハズレで、まだ行ったことがないけどよさそうなので行ってみます。地下鉄でチャガルチ駅へ、チムジルバンまではタクシーで行きました。

建物全体がチムジルバンの大型チムジルバン。受付も広くこれはチムジルバンマニアの私にとってかなり期待できそうです。エレベーターで脱衣所へ。ロッカーがたくさんありすごく広い。そしてお風呂部分のフロアーも半端なく広く、浴槽がたくさんあります。この建物のすぐ後ろが海に面していて、脱衣所、風呂場の海側がガラス張りで、海が見えます。

さてお風呂から上がり、共有スペースに行ってみます。すごく広い。この階もガラス張で、影島と結ぶライトアップされた南港大橋が見えます。ライトは赤や緑、黄色など色んな色に変化します。

今日はオニャンプルコギしか食べていないので食堂で何か食べようと思ったら、時間外なのかもうやっていないのか食堂が閉まっていました。今日の晩御飯はゆで卵とパイナップルジュースとアイスクリーム。食べる量は人並み以上だけど、空腹感をあまり感じないので1日3食抜いても平気な体質で、1人だと食事よりも観光を優先してしまいがちです。明日は韓国最後の夜なのでサムギョプサルを食べることにしましょう。

イブルの貸し出しは1人2枚まで。敷布団と掛布団にして人がたくさんいる大広間で就寝します。

<3日目:2014/9/14(日)>

 大広間はガラス張りなので朝日が入り、すごく明るい。ぐっすり眠れました。夜の景色もよかったですが、朝の景色も海が綺麗です。お風呂に入り、身支度を整えて出発します。

チムジルバンの真ん前にバス停があります。

ここのチムジルバン、かなりポイントが高く、まさに私が求めていたチムジルバンです。女性専用睡眠室がなく充電できないのはマイナスポイントですが、広くて綺麗で清潔で海が見えて、人も多いし。
バスで釜山駅まで行き、地下鉄に乗り換えて沙上駅にある釜山西部バスターミナルへやって来ました。今日の行き先地は表忠寺。

時刻は11時。まずは何かご飯を食べようと近くのカムジャタン店に入店し、キムチチーズポックンパッを食べます。
 12時出発の密陽行きのバスに乗車。50分で密陽バスターミナルに到着。密陽バスターミナルからは表忠寺行きのバスに乗ります。

 表忠寺は1300年もの歴史があるお寺だそうです。境内がすごく広々としていて、周囲の山の緑がとてもきれいです。
これで予定していた観光はすべて終えました。バスに乗って釜山に戻り、大好きなサムギョプサルを食べに行きます。

バスターミナルがある沙上駅周辺には飲食店があまりないので、繁華街の西面まで行きます。駅から近いところに鍾路商会というお店があり、お店が綺麗だったので入店。サムギョプサルとモクサルを1人前ずつ注文。やっぱり大好きなサムギョプサルは韓国滞在中最低でも1回は食べないといけません。
 食後に、ソルビンがあればブルーベリーチーズピンスを食べたいなあと通りをうろうろしていたところ、ピンガというお店があり、ピンスが何種類かあったので入ってみました。ブルーベリーピンスを注文。
さて、今日の寝床はどこのチムジルバンにしようか?昨日の松島ヘスピアはよかったけど、チャガルチからバスで行かなければならず、少し空港から離れています。一度利用したことのある沙上駅近くのチムジルバンは悪くはないけど、女性専用睡眠室がありません。

初めての所に行ってみようかと、西面と沙上駅の間にある東義大学駅で下ります。チムジルバンの名前が伽耶24時スパバレーチムジルバンなので、24時間営業の私好みのチムジルバンであることを期待し10分ほど歩いて行きます。途中、建物の隙間からチムジルバンを発見。ネオンもちゃんとついていて営業はしているようです。5階建てくらいの大きくはないビル。受付の女性にチムジルバンは高温のがなく低温だけです、と言われましたが問題ありません。

 古い施設です。お風呂にどこのチムジルバンにも置いてある固形石鹸はありません。歯磨き粉はありました。お風呂からあがり、共有スペースのチムジルバンに行ってみます。え?真っ暗け。電気が全部消えています。電気のスイッチを見つけてつけました。受付の女性がいった通り、30℃くらいの低温の部屋がいくつかあります。いつの間にか男性1人が来ていました。女性用睡眠室も一応あります。固形石鹸はない、チムジルバンは全部低温、電気はすべて消えている、電気代などをケチっているのかCCTV録画中と書いているのもあてになりません。今夜ここで泊まる人は5人もいないでしょう。こんな所怖くて安心して眠れません。イブルは一人1枚、誰もいないから何枚使っても問題ないでしょうが、ルールを守って1枚だけ持ち脱衣室に戻ります。今晩は脱衣室で寝ます。なるべく人の邪魔にならないようにロッカーとロッカーの通路の真ん中にイブルを敷いて寝ます。半分くらい寝てた時に、チムジルバンのアジュンマがイブルを2枚かけてくれました。1枚を丸めて枕にして寝ます。ここはハズレ。沙上のチムジルバンに行けば良かった。

<4日目:2014/9/15(月)>

 客のアジュンマに「寝るならチムジルバンで寝なさい」とゆすり起こされます。まだ6:30。今日のフライトは11時です。仁川空港とは違い金海空港は就航路線も少ないので、チェックインして搭乗口までに行くのに10分もあれば十分です。もうちょっと寝ていたくまだ起きるのは早いのですが、準備します。

 金海空港には飛行機出発の2時間以上前に到着し、無料のインターネットコーナーやコーヒーショップで軽く朝ご飯を食べて時間を潰して待ちました。

3泊4日で6か所のお寺を訪問しました。チムジルバンは2か所もハズレでちょっとへこみました。今回の旅行でお寺、食事などすべてひっくるめて一番よかったのは松島ヘスピア。釜山旅行の際の定宿になること間違いなし。

これでみえぽんの126回目韓国旅行は終了です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-10-14

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