写真で見る大学修学能力試験(スヌン)【2003年】

受験生たちの登竜門『修能試験』、街をあげてみんな応援するんです

アニョンハセヨ、プサンナビです。 今日、11月5日、韓国大学入学修学能力試験が韓国国内876カ所で、8時40分からいっせいに行われました。修学能力試験とは、日本で言うセンター試験で、これによって、高校生の人生が決まってしまうと言う人もいる程、韓国の受験生にとっては大事な試験。 受験生の父兄も、受験生さながらに、いやっそれ以上に、祈祷をしたり、志望校の壁に水飴をくっつけたり(志望校にくっつくという意味を込めて)と、受験生を持つ家族は一丸となって挑む試験のようです。日本でセンター試験を受けた私から見ると、やりすぎ?と思ってしまうのですが、これが教育熱の高い韓国なんだーと実感。 今日は、ナビも、早起きして、その修学試験の会場へ行って来ました。どんな様子か見ていきましょう!!
ナビが驚いたことは、いつもは渋滞のはずの道路が、今日は、スムーズに車が動いていること。これには、理由があり、政府が官公署と一部企業の出勤時間を午前10時に遅らせているからなんです! 本当に、ここまでやってしまう韓国政府が凄い!!また、飛行機などの雑音で、リスニングの試験が聞き取りにくいのを考慮し、その時間帯には、飛行機を飛ばさないなども決まっているそうなんです。さすが、韓国! 街には、普段よりも多くの警備隊が出動して、遅刻することなく、無事試験をうけれるように、政府、市からもバックアップがなされているんです。
会場に、ナビが到着してみると、ビックリ!! 父兄だけではなく、受験生の後輩までもが、受験生を応援しに、試験会場まで来ていました。 後輩達は、学校単位で、旗やボードを作り、試験へ向かう学生達の緊張を解こうと本当に、必死で、歌を歌ったり、温かいお茶などを配ったりしていました。本当に、、、すごい! としか言いようがありません。 でも、ナビが受験生だったら、そっとしていて欲しいなーなどど、考えてしまうのは、やっぱり文化の違いからなのでしょうか?
受験生が教室に入り終わると、応援をしていた後輩達は、そそくさと片付けをして、帰ってしまったんですが、受験生を持つ父兄は違いました。その後も、寒い中、じっと、試験を受けているであろう息子、娘の姿を浮かべながら、心配そうに教室を眺めていました。ご苦労様です、本当に。
とこんな感じに、韓国版センター試験が始まりました。 このすごさ、皆さんに伝わりましたか? 本当に、迫力があって凄かったんですよ! 皆さん志望校に合格すると良いですね!! 以上、プサンナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-11-05

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