コーミィの秋夕（チュソク）旅行に行ってきました～済州島編！

みなさん、こんにちは！コーミィです。今年の秋夕（チュソク）はいつもより早めの時期となり、夏休みの延長という感じであっという間に終わってしまったような気がします。今回の秋夕では、茶礼（チャレ）用の料理の品数を大幅に減らして簡略化。そしてコーミィが結婚７年目になりますが、初めて名節の時期に遠出の旅行を経験しました。以前は主人も義母も名節の時期に旅行するなんて絶対にありえない！と常々言っていたのですが、前回の旧正月で集まった際に秋夕に済州島へ行くのはどうかなぁと冗談で話が出たら二人ともかなり乗り気で６月には主人がすでに航空券を予約していました。かなりびっくりですが、これも時代とともに考え方が変化していってるってことでしょうか。コーミィにとってはうれしいことですが＾＾

さて旅先はというと、やはり韓国内はどこも混みあうので検討して済州島（チェジュド）に決定♪済州島へは結婚前に主人と行った事があります。当時参加したツアーは色んな旅行会社から集まってきた参加者が３日間同じバスに乗って観光しました。女性の年配の方が多かったように思います。そして噂で聞いていた、バスの中がいわゆるディスコ状態となっておば様方が通路で踊るのを初めて目の当たりにしました。もし道で揺れてるバスを見かけたら、多分それですね（笑）済州島への旅行はお義母さんを招待してコーミィ家族の４人旅で子供とおばあちゃんが楽しめそうな所を考えました。海の近くのペンションに泊まってレンタカーで観光地をまわるプラン。それでは済州島へレッツゴ～♪

☆☆済州島２泊３日の旅はじまりはじまり～（旅行一日目）☆☆

まずは、レンタカーを借りましょう！
済州空港のロビーには大手のレンタカー会社のデスクが並んでいますが、主人はそこには目もくれずに空港の外の駐車場に向かいました。１０分ほど歩いていくとマイクロバスがあちこちに止まっていて、主人はその中の一つへ。マイクロバス自体がレンタカー会社のようです。少し不安になったコーミィでしたが、韓国人がぞくぞくとバスの中に吸い込まれていき、またレンタカーを返還しに来ている人もかなりいて、済州島ではこういう個人のレンタカーが一般的に使われているようです。あとで主人に確認してみると、ペンションを通してレンタカーを予約したのでかなり安かったんだとか。
マティズという軽自動車を２４時間借りて６万５千ウォンでした！
（保険料・カーナビ・カーシート含む／車両保険は別途）
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☆☆今回のお宿、『ドリームキャッスル・ペンション』☆☆

大きなプールがあるのとリーズナブルな価格でこちらにしました。周辺には背丈のある椰子の木？が生えミカン畑もありました。シーズンにはミカン狩り体験ができるそう。プールが決め手となって選んだペンションでしたが、日中はドライブしながら観光地をまわっていたし朝晩の気温も寒かったので、結局プールで遊ぶ時間はありませんでした＾＾；

実は今回の旅行では、欧米人のようにプールサイドでのんびりと過ごすプランをイメージしていたのですが、やはりバタバタと観光地を巡るあわただしい旅行になってしまいました。

ペンションの庭にて

ペンション近くの「オルレキル」５コース辺り

曇り空でもグリーン色がきれいに見えました

向こうに見えるのは海

朝から鯖のコチュジャン煮込み・イカの刺身スープ・ウニ入りわかめスープと盛り沢山！
セソカクでの記念撮影の後、朝食場所を求めて車で移動。道行く人に食堂を聞いて、近くの『ハヒョン漁村界食堂』へ。
本当は１０時からだけどいいよ～という威勢のいいおばさんの声につられて朝から色々注文してしまいました。
獲れたばかりのゴドゥンオジョリム（鯖のコチュジャン煮込み）、ムルフェ（イカの刺身スープ）、ソンゲミヨックッ（ウニ入りわかめスープ）。

どれもおいしかったですが、びっくりしたのがバンチャン（おかず）で出てきたミョウガの漬物。ミョウガの梅漬けのようなすっぱい味でなんだか懐かしい～♪韓国でミョウガを見かけたことがなかったのでコーミィは大感動でした！
おばさんに聞いてみるとミョウガはやはり日本から入って来たようです。
韓国では済州島のみで食べられていて在来市場で売っているという情報を得たのでぜひ見つけて買って帰りたいと思います＾＾

鯖の煮込みとおかず

酸味の効いたイカ刺しスープ

ウニ入りわかめスープ

ファスン・クンモレ海岸へ
朝食を食べてから西側の方へドライブしてみました。
だんだん晴れ間が見えてきて気温もぐーんと上昇。海に入れるぐらいの暑さになり、持参した水着に着替えて娘と主人は海水浴を楽しみました。

海岸のすぐ近くには淡水プールがあり、山から水をひき入れていて人気のエリア。でも８月いっぱいで夏のシーズンが終わってしまって利用できませんでした。残念＾＾；それでも海水浴客のために地元のおじさんが監視員として見ていてくれたのは安心でした。

プールは８月末まででした

淡水プールは利用可能・・・でも水がかなり冷たい！

お義母さんが昆布を見つけました

海水浴の後は山房山（サンバンサン）炭酸温泉で入浴
ファスン・クンモレ海岸から車で１０分ほどの山房山の近くに済州島で唯一の温泉があります。泉質は遊離炭酸のナトリウムなどが含まれ、体に有益な成分が豊富で天然の炭酸ガスが毛細血管に少しずつ吸収されて血液循環を助け、高血圧の方やリューマチなどの成人病予防に効果があるとされています。炭酸ガスが保たれる３０度以下の低い温度で管理されています。

女性用の内風呂では頭にタオルを巻いて入らないといけません。知らないでそのまま入ったらおばちゃんに注意されてしまいました。理由はよく分かりませんが髪の毛が入らないようにするためでしょう。
鉄の匂いがする炭酸温泉は入浴時間によって体への反応が変化していきます。長時間入浴してものぼせにくいですよ。また外は炭酸温泉プールとなっていてそちらでは水着を着て入浴します。

＜入浴時間／効能＞
2分以内：肌の弱い部分がチクチク／皮膚回復・皮膚美容
2～5分：皮膚表面に気泡が出る／腰痛・肩こり・動脈硬化
5～10分：皮膚が赤くなる／貧血・高血圧・心臓病予防
10～15分：体がポカポカ温かくなる／心臓疾患・皮膚疾患・糖尿病・腎臓病・膀胱炎・成人病予防

如美地植物園見学
炭酸温泉を満喫して温泉の食堂で軽めのランチを取った後、ペンションに戻るまでにはまだ時間があったので、済州島のリゾート地である中文（チュンムン）観光団地内の植物園に行ってみました。東洋最大規模の植物園だそうで、ジャングルのような温室、熱帯フルーツが実る温室、世界のサボテンや食虫植物の展示など見ものでした。特に植物園の真ん中にそびえる展望スペースから望む海の眺めが気に入りました！外の広い芝生も開放的でよかったです。

植物園からすぐの天帝淵瀑布（チョンジェヨンポクポ）の橋が展望スペースからよく見えました。こちらの滝を見に立ち寄ろうかと思いましたが時間の関係で行きませんでした。

展望スペースからの見晴らしはサイコー♪

在来市場でミョウガ発見！

夕食はシーフード
市場を出た頃から雨が振り始め、ものすごい土砂降りに変わりました。一旦ペンションへ戻ることにしてペンションに戻る途中でふと思い出しました。今朝ペンションのおばさんに近所の食堂がけっこうおいしいんだよと聞いていたんです。せっかく済州島に来ているので新鮮なお刺身が食べたいですもんね。ま、いいか。そこにしようと軽い気持ちで立ち寄りました。

「シーフードの盛り合わせ」というのと「ウニ入りカルグクス」を注文。
この決定がかなり大当たりだったことを食べてみて実感。ご当地マッコリでチビチビとやりながらシーフードの盛り合わせを見た時にはその量に感嘆！想像以上に色々な種類があり、しかもコーミィの好きなものばかり。盛り合わせが４万ウォンというのも良心価格です。

シーフードを一口食べてみると、ホッペが落ちそうなくらいこれまたサイコー！特にウニは今まで食べた中でもかなり上位に入ります。
もちろん生きているウニをそのまま出してくれるんだから新鮮そのものですよね。甘くて濃厚なウニのとろける旨さはもう～表現できません！もちろん翌日の朝食としてアワビ粥をここでいただくことにしたのはいうまでもありません。

◆漁夫と海女の村（オブワヘニョマウル）◆
住所：済州島特別自治道西帰浦市（ソグィポシ）南元邑（ナムウォンウプ）泰興里（テフンリ）１０７５－９
電話番号：０６４－７６４－０８２６

新鮮なハンチと呼ばれるイカ、アワビ、ウニ

済州島のマッコリとヨモギ入りジョンをおつまみに

ウニ入りカルグクス

刺身盛り合わせ（時計回りにイカ・あわび・ナマコ？・タコ・サザエ・ホヤ・真ん中はウニ）

☆☆三日目はミカン博物館と金陵（クムヌン）海水浴場へ☆☆

いよいよ済州島滞在もクライマックスの最終日！
午前中は曇りですが午後には晴れるとのこと。期待できそうです！
・・・今日の予定としては、みかん博物館を見学して済州島で最高にきれいなビーチとして名高い金陵（クムヌン）海水浴場に行くスケジュールです。計画は予定通りにこなして済州空港から金浦空港へ一路ソウルへと戻ってきました。あれ、旅行の写真アップされていませんよね。写真がありません！

実は済州島から自宅に戻った後、デジカメで撮った写真をパソコンに移す前に誤ってすべて削除してしまうという大失敗をやらかしてしまったんです（＞＜！）・・・。途方に暮れていたコーミィを見かねた主人が調べてくれて、無料の画像修復ソフトがあることを知り、なんとか上の写真たちは取り戻すことができました。デジカメの写真を削除したからといってもデータはまだ残ってるんですね。ただしそのソフトでは９８％の容量しか修復できないとのことで、最終日の写真はほとんど戻ってきませんでした。。。何か別の方法があるのかもしれませんが、主人の知識ではこれが精一杯とのこと。一生懸命尽くしてくれた主人には大感謝です！

・・・という訳で、三日目の朝に食べたアワビ粥やウニ入りビビンパも、みかん博物館も、唯一きれいなビーチを写真に収められた貴重な金陵海水浴場も、お昼に食べたコギグクスも、何もご紹介できず名残惜しいです。本当に残念です。
みなさんもデジカメの写真にはどうぞ気をつけてくださいね。以上、コーミィがお伝えしました！