良洞民俗村（慶州）

８月１４日の午前に訪問しました。慶州市外バスターミナルの北にある市内バス停から２００番のバスに乗って、キゲチョン（川）の東のバス停まで３５分、料金は１５００Ｗ。運転手にあらかじめ「良洞」と告げておいたので、降りるときに教えてくれた。
詳しくは、慶州市街を抜け、北に走って、浦東（ポドン）へ向かう７号線にちょっと入った後すぐ西に曲がってキゲに向かい、川を渡る手前で降りる。そこから北に、鉄道に沿った道を１０分程歩き、線路の下をくぐって少し行くと、左手に学校が見える。ここが良洞村の始まりです。
さらに少し行くと右手にトイレと案内所がある。道は一本道で、村を２分して北東に延びている。左側の南面斜面に古宅が幾つか見える、右側にも幾つかある。それぞれの家の前には説明板が立っているので、それを見ながら、順に廻って行く。
宝物に指定されている３軒の家は全て南向き斜面の側にある。その中でも一番の「香檀」という古宅が、丁度屋根の補修中で、今年一杯は見学不能なのが残念！
残る「無忝堂」と「観稼亭」は見学可能。
自分としては、北向き斜面に建つ心水亭が印象に残った。
古宅が平面に展開する安東河回里と違って、丘の斜面に展開する良洞村の方がより「絵になる」と期待したのだが、残念ながら期待は外れた。その原因のひとつは「電線」。河回里は村内に電柱がほとんどない。埋設されている。良洞にはごく普通に電柱が立っている。これでせっかくの景色が台無しになる。その他にも、幾つか比較した点があるが、それは改めて書きたい。総合評価では、河回里の方をお奨めする。
慶州までの帰りはキゲ橋まで歩いて戻り、道を渡って端の東詰にバスの停留所があるので、そこで２００〜２０８番、２１２、２１３、２１７番のバスに乗ればＯＫ，自分が乗った２０１番のバスは一般バス（座席が少ない）で料金は１０００Ｗだった。