釜山近代歴史館

プサンクンデヨクサグァン부산근대역사관

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:あいうえお

口コミ掲示板[RE] : [釜山近代歴史館]

2006-10-21
>韓日辞書を片手に行ってきました。
>展示解説は韓国語と英語しかありませんが、
>コーナー入口の大テーマだけ日本語も少し
>ありますので雰囲気は分かるかと思います。
>
>何しろ辞書を片手に訳しながら進むので
>時間のかかること。その間、韓国人のたぶん
>高校生たちの団体が何組も入ってきて、先生が
>大声で展示を解説されていました。日帝時代の
>コーナーにいるときは少しどきどきしました。
>
>日本人と分かると、中年のおじさんおばさん
>たちの対応はやはり・・・な感じもしましたが、
>しかし日本語を少し話すお爺さんが逆に優し
>かったのには複雑な思いもしました。
>
>ナンポドンではすぐ歩いて行ける範囲ですし、
>しかも無料です。出てすぐには古書店街もあり、
>日本語の図書もたくさんありました。書店の
>おじさんも韓国語ですがとても親切に教えて
>くれたり本を探してくれました。日本の大学の
>先生たちもよく本を買いに来ているそうです。
>私は展示されていた釜山日報などの古い新聞や
>日帝時代の釜山市街地図が欲しかったのですが、
>古書店街では見つかりませんでした。
>
>次はもっと韓国語を勉強して、また行きたいと
>思います。本当にひどい写真とかはあまりあり
>ませんし、大変勉強になりますので、一度行って
>みられることをおすすめします。

>[ クェンチ様 Wrote ]-------------------------------------

釜山は、今や韓国第二の都市ですが、
日本からの人と物と情報の進入口として、
1870年代から成立した都市です。

従って、釜山が都市として成立するためには
日本抜きでは語れない。

釜山近代歴史館で、日本がひどい収奪をしたと
説明しても、展示品は、釜山の近代化は
日本なしには語れないことを示しています。

釜山市立博物館の展示も同じ。

そうした日本へのアンビバレンツ
(好きだけと嫌いだという精神用語)を
もろに見る歴史館です。

付属の図書室もお忘れなく。
結構、興味深い本もありますよ。
解放からそれほど間もない雑誌の学術論文は、
かなりの部分が漢字表記ですから、読めます。 
訪問日:2006/10/21